令和391日目

2020/05/25

この日のできごと(何の日)

【COVID-19】

安倍首相、緊急事態宣言解除を宣言

安倍首相は25日の政府対策本部で、改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく緊急事態の解除を宣言した。首相はこれに先立つ記者会見で、「強制的な外出規制などを実施せず、わずか1か月半で流行をほぼ収束させることができた。まさに日本モデルの力を示した」と強調し、国民の協力に謝意を示した。

緊急事態宣言は4月7日、7都府県に出され、同16日に全国に拡大。5月14日、21日の2度にわたり42府県で解除され、首都圏の1都3県(東京、神奈川、千葉、埼玉)と北海道が残っていた。

このうち、北海道と神奈川の直近1週間の新規感染者数は、解除基準の「10万人当たり0・5人程度以下(目安)」を満たさなかったが、感染経路不明者の割合が低く、病床をはじめとした医療体制も十分に確保されていることから、政府は総合的に解除可能と判断した。

社会経済活動の再開に向けて、首相は記者会見で「新しいやり方で日常の社会経済活動を取り戻していく」と強調。人と人との接触の8割削減などは求めず、感染リスクをコントロールしながら活動再開を促す考えを示した。

25日に政府が改定した基本的対処方針では、感染状況を見ながら約3週間ごとに外出やイベント開催などの制限を段階的に緩和する考えを盛り込んだ。《読売新聞》

東京都、休業要請の緩和開始

東京都の小池百合子知事は25日、都の新型コロナウイルス対策本部会議で、政府が首都圏の緊急事態宣言を解除したのを受け、3段階に分けて実施する休業要請の緩和措置のうち、博物館や図書館などを対象とする第1段階の「ステップ1」に26日午前0時から移行すると正式表明した。

都は感染者数などの指標を見極め、早ければ月内にもステップ2へ移行する方針。29日に可否を判断する。

ステップ1では客席部分を除く屋内外の運動施設も対象となるほか、飲食店の営業は午後10時までとする。ステップ2では劇場や映画館、学習塾、生活必需品以外の小売店、運動施設の観客席部分などが対象になる。《共同通信》

国内新規感染21人

国内では25日、新型コロナウイルスの感染者が新たに21人確認された。死者は、山梨県で初めて1人の死亡が確認されるなど、13人増えた。

緊急事態宣言の解除が決まった東京都では、8人の感染が確認された。感染者が1桁となるのは23日(2人)以来2日ぶりで、今月15日から11日連続で20人を下回った。

都によると、8人全員が感染者との濃厚接触者で、うち5人が家庭内感染だった。感染経路が不明の人はいなかった。また、都内では50~90歳代の男女8人の死亡が確認された。

一方、同じく宣言の解除が決まった北海道で3人、神奈川で1人の感染が確認された。《読売新聞》

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【東京株式市場】

週明け25日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は3営業日ぶりに反発した。政府による新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言が解除される見通しになり、全国的に社会経済活動が動き出すとの期待が高まった。

終値は前週末比353円49銭高の2万0741円65銭。東証株価指数(TOPIX)は24.40ポイント高の1502.20。出来高は約10億257万株だった。《共同通信》

【海上保安庁】大和堆の北違法操業取り締まりへ

日本海の好漁場「大和堆」周辺でイカ漁のシーズンが始まるのを前に、北朝鮮漁船の違法操業を取り締まるため海上保安庁の巡視船が25日、周辺海域に向けて新潟港(新潟市)を出港した。

新潟港には、全国から大型巡視船など数隻が24日までに次々と入港。25日朝から順次出動していった。海保関係者によると、取り締まりは26日頃から始める。

大和堆は石川県・能登半島の北西約300キロの排他的経済水域(EEZ)内にあり、6月からイカ漁の漁期に入る。北朝鮮漁船の違法操業は2017年から活発化し、同庁は音声や放水などによる退去警告を開始。17年度は1923隻、18年度は1713隻、昨年度は1320隻に警告した。

昨年10月には水産庁の漁業取締船と北朝鮮漁船が衝突した。今年の取り締まりにあたり、大和堆を管轄する第9管区海上保安本部は今月18、19日、水産庁と初の合同洋上訓練を行った。《読売新聞》

【プロ野球】開幕は6月19日

新型コロナウイルスの感染拡大で開幕を延期しているプロ野球は25日、オンラインで臨時12球団代表者会議を開き、セ、パ両リーグ公式戦の開幕日を6月19日に決めた。感染予防のため、当面はプロ野球の公式戦では初となる無観客試合で行う。レギュラーシーズンは各チーム143試合から削減されて120試合となる予定。

政府が緊急事態宣言を発令して以降、国内のプロスポーツで公式戦開催が決まったのは初めて。約3カ月遅れの開幕となり、斉藤惇コミッショナーは記者会見で「閉塞感に苦しんだ国民の皆さまを勇気づけ、プロ野球以外のスポーツにも開催の指針を示すことができれば」と述べた。《共同通信》

【大井競馬場】馬が逃走

25日午前11時ごろ、東京都品川区の大井競馬場から馬1頭が逃げ出し、約15分後に約1.3キロ離れた同区東大井1丁目の交差点付近でワゴン車と衝突する事故があった。警視庁大井署や競馬場によると、馬は出血した状態で保護され、競馬場で治療を受けている。

逃げたのはレースなどで競走馬を先導する誘導馬「セイントメモリー号」。現役時代は先行逃げ切りの脚質で活躍した。

25日は場内を歩行中に物音に驚き、担当者の手綱を振り切って脱走。高さ約1.6メートルの金属製の門を跳び越え、場外に逃げた。跳び越えた際に門が大きく揺れ、接触した警備員がこめかみを切る軽いけがをした。《共同通信》

【横浜市神奈川区】16歳少年、父親を殺害

神奈川県警神奈川署は25日、自宅で父親(47)を殺害したとして、殺人の疑いで、横浜市神奈川区の自称高校2年の少年(16)を逮捕した。

25日午後2時ごろ、父親の姉から「弟と連絡が取れない」と近くの交番に電話があり、マンションを訪れた署員が水を張った浴槽内で遺体を見つけた。

逮捕容疑は16日ごろ、自宅マンションで父親の頭を刃物のような物で数回刺すなどして殺害した疑い。

署によると、少年は父親と2人暮らし。調べに対し容疑を認め、「父親から暴力を受けていた」などと話しており、詳しい経緯を調べている。《共同通信》

【東京都知事選】宇都宮健児氏が出馬表明

元日弁連会長の宇都宮健児氏(73)が25日、任期満了に伴う7月5日投開票の東京都知事選に立候補すると自身のツイッター上で表明した。「多くの都民・市民の方々から立候補の要請を受け、徐々に出馬に向けた決意を固めてきた」としている。

宇都宮氏は2012年、14年の知事選にも立候補し、いずれも落選。小池百合子知事が当選した16年の知事選にもいったん立候補を表明したが、取りやめていた。《共同通信》

【立憲民主党・枝野幸男代表】「衆院解散あり得る」

立憲民主党の枝野幸男代表は25日の党会合で、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言の解除を受け、安倍晋三首相が衆院解散・総選挙に踏み切る可能性があるとの見方を示した。「いつあってもおかしくない。最大野党の責任として安倍政権で壊された政治への信頼を取り戻す」と述べた。国民民主党などとの合流も視野に野党の選挙協力を急ぐ考えも示した。

次期衆院選について「思いを同じくする力を幅広く結集し、次の政権の姿を示す必要がある」とも語った。

国民民主党の原口一博国対委員長も記者会見で「大きな固まりを目指す」と述べ、今国会会期末までに方向性を示す必要があると強調した。《共同通信》



5月25日 その日のできごと(何の日)