平成8080日目
2011/02/21
この日のできごと(何の日)
【この日の菅直人総理】
衆院予算委員会
菅直人首相は21日午前の衆院予算委員会で、社会保障と税の一体改革に関して「避けては通れない重大な課題だ。6月までに(一体改革の)成案を必ず出す。この時期に政権を預かった歴史的使命を感じて頑張り抜きたい」と続投への意欲を表明した。同時に「2011年度予算案の成立と執行で本格的な経済成長の道筋に乗せることができる」と述べ、予算案の早期成立の必要性を訴えた。
首相は一体改革に関して「与野党含めて議論し、政局の問題ではなく国民生活という長期的視点からぜひ実行していきたい」と野党に協議参加を重ねて呼び掛けた。与謝野馨経済財政担当相の起用については「与野党に波紋を広げたが、一体改革に向けた私の覚悟の表れだ」と強調した。《共同通信》
月例経済報告等に関する関係閣僚会議
平成23年2月21日、菅総理は総理大臣官邸で、月例経済報告等に関する関係閣僚会議に出席しました。
2月の月例経済報告では、我が国経済の基調判断として、「景気は、持ち直しに向けた動きがみられ、足踏み状態を脱しつつある。ただし、失業率が高水準にあるなど依然として厳しい状況にある。」としています。
先行きについては、「海外経済の改善や各種の政策効果などを背景に、景気が持ち直していくことが期待される。一方、海外景気や為替レート、原油価格の動向等によっては、景気が下振れするリスクが存在する。また、デフレの影響や、雇用情勢の悪化懸念が依然残っていることにも注意が必要である。」としています。《首相官邸》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【上野動物園】ジャイアントパンダ2頭が中国から到着
ジャイアントパンダのつがい2頭が21日、中国から来日し、同日深夜、東京・上野動物園に到着した。同園でのパンダ飼育は2008年4月に「リンリン」が死んで以来、約2年10カ月ぶり。環境に慣れさせた後、3月下旬にも一般公開される見込み。中国政府は2頭を「友好の使者」と位置付けており、漁船衝突事件などで悪化した日本国内の対中感情の改善に期待している。
2頭の中国名は、雄が「比力(ビーリー)」、雌が「仙女(シィエンニュ)」。比力は大食いで木登りなど遊びが大好き、仙女は活動的で人懐っこい性格という。ともに人間でいうと「20歳」(中国側専門家)に当たる5歳で、来年あたりから出産に適した年齢になるため、2世誕生に期待が高まりそうだ。《共同通信》
【峠のシェルパ】信越線へ
JR信越線の碓氷峠で活躍し、1997年の長野新幹線開通で役割を終えた電気機関車EF63が修理のため21日、保存先のテーマパーク「碓氷峠鉄道文化むら」(群馬県安中市)から同県高崎市に移送された。
廃止された急勾配の横川(安中市)−軽井沢(長野県軽井沢町)間で使われた「峠のシェルパ」として知られる。体験運転に使っている4両のうち、老朽化した2両を修理する。
別の機関車にけん引され、横川駅を経て十数年ぶりに信越線に姿を現すと、鉄道ファンが一斉にシャッターを切った。《共同通信》
【F1・バーレーンGP】中止に
自動車のF1シリーズで今季開幕戦(3月11~13日)として予定されていたバーレーン・グランプリ(GP)が同国の反政府デモによる混乱のため中止となったことが21日、主催者から発表された。AP通信などが報じた。
F1ではサーキットの安全性が確保されていないなどとしてレースが延期となった例はあるが、政情不安による中止は異例。ほかのモータースポーツでは、昨年のオートバイの世界選手権シリーズ、日本GPが欧州の火山噴火の影響で延期となった例がある。
バーレーンGPは2004年に初めて開催され、06年と昨年は開幕戦として行われた。《共同通信》
【MLB】
米大リーグのアスレチックスに加入した松井秀喜外野手(36)が21日、米アリゾナ州フェニックスでの春季キャンプに合流し、メジャー9年目のスタートを切った。
ヤンキースから移籍して迎えた昨年のエンゼルスに続き、新天地での始動となった。真っ青に晴れたアリゾナの空の下、3時間余りに及んだ練習では、外野守備やフリー打撃などを精力的にこなした。
主軸打者として期待される松井は「疲れました。思ったよりも長かった」と言いながらも表情は明るかった。《共同通信》
【ソマリア】首都で自爆テロ
内戦が続くソマリアの首都モガディシオの警察訓練施設付近で21日、車を使った自爆テロがあり、ロイター通信は市民ら少なくとも17人が死亡したと伝えた。犠牲者は増える恐れがある。
暫定政府と戦闘を続けるイスラム過激派組織アッシャバーブが犯行を認めた。アッシャバーブはこれまでにも自爆テロを繰り返している。
モガディシオでは19〜20日に戦闘があり、アッシャバーブの外国人メンバーやアフリカ連合(AU)平和維持活動(PKO)部隊の隊員ら少なくとも17人が死亡した。死者のうち9人は市民で、負傷者は40人以上。
AU部隊によると、戦闘はアッシャバーブが使用していた兵器輸送や移動用の秘密のトンネルを発見したことがきっかけで始まった。《共同通信》