平成6150日目

2005/11/09

【この日の小泉総理】

日本・ベルギー首脳会談

平成17年11月9日、小泉総理は総理大臣官邸で、ベルギー王国のギー・ヴェルホフスタット首相と首脳会談を行いました。

会談では、二国間関係、アフリカ支援、国連改革などについて話し合いが行われました。

二国間関係については、ベルギー首相から日本とベルギーの租税条約の改定、日本とベルギーの航空機の直行便の開設について要請がありました。租税条約の改定について小泉総理は、担当部局の間でよく話し合うよう指示する旨応じました。

また、アフリカ支援については日本、ベルギー協力の視点から双方の協議を進めていくことで一致しました。国連改革に関してヴェルホフスタット首相から、もともとベルギーはG4の共同提案国であり、日本の常任理事国入りについて日本の立場を支援している旨の発言に対して、小泉総理は謝意を表明するとともに、改革実現のために引き続き協力していきたい旨述べました。《首相官邸》

公務員の人件費削減に慎重な経財相に改革促す

小泉首相は9日の経済財政諮問会議で、公務員の総人件費削減に慎重姿勢を示した与謝野経済財政相に対し、「次の首相は(任期中に)参院選があり、改革を推進しなければならない。人件費改革もやればできる。与謝野氏も改革勢力になってほしい」と述べた。与謝野氏にも「ポスト小泉」の資格があると持ち上げることで、構造改革を推進するよう求めたと見られる。

この日の会議では、民間議員が、公務員の総人件費を10年間で対GDP比で半減することを柱とした「基本指針」を提示。これについて与謝野氏は、「引き続き検討が必要だ」と述べるにとどめた。《読売新聞》




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【ヨルダン】3カ所で同時爆破、57人死亡

ヨルダンの首都アンマンの高級ホテルなど3カ所で9日、ほぼ同時に爆発があった。ムアシェル副首相は自爆犯による爆弾テロと断定、57人が死亡、115人が負傷したと述べた。死者の多くはヨルダン人という。アンマンの日本大使館によると、日本人の被害は確認されていない。

AP通信によると、警察当局者は「(国際テロ組織)アルカイダ特有の攻撃だ」と述べた。ヨルダンのムアシェル副首相は9日、米CNNテレビに対し、イラク聖戦アルカイダ組織を率いるヨルダン人テロリスト、ザルカウィ容疑者が「確証はないが、重要容疑者だとみられる」と述べた。《共同通信》

【安倍晋三官房長官】靖国神社参拝継続を表明

安倍晋三官房長官は9日、共同通信などのインタビューに応じ、自らの靖国神社参拝について「国のために殉じた人に祈りをささげ、敬意を表する気持ちで多くの方々が参拝している。私もその1人だ」と述べ、参拝を継続する意向を重ねて表明した。靖国参拝をめぐっては公明党の神崎武法代表が首相、外相、官房長官の参拝自粛を求めていた。《共同通信》



11月9日 その日のできごと(何の日)