平成5602日目

2004/05/10

【皇太子殿下】人格否定発言

皇太子さま(44)は10日、体調を崩し長期静養中の雅子さま(40)について「外交官の仕事を断念して皇室に入り、国際親善が大切な役目と思いながらも(結婚後の10年間に)外国訪問がなかなか許されなかったことに大変苦悩していた。雅子のキャリアや人格を否定する動きがあったことも事実です」と述べられた。

王室の結婚式参列などのため12日にデンマークなど欧州3カ国訪問に出発するのを控え、東京・元赤坂の東宮御所で開いた内外の記者約30人との記者会見で語った。《共同通信》



【民主党・菅直人代表】年金未納問題で辞任表明


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民主党の菅直人代表は10日夕の両院議員総会で、国民年金保険料未納問題について「不信感を高め、迷惑をかけた私の責任は極めて重い」と陳謝し、責任を取って代表辞任を表明した。

年金制度改革関連法案をめぐる与党との修正合意については、最終的に執行部が一任を取り付け、その後の役員会で了承した。執行部は合意に基づき11日の衆院本会議の年金法案採決では修正案に賛成、政府原案に反対する方針だが、造反者も出そうだ。《共同通信》

【小泉純一郎首相】再訪朝「まだ言えない」

小泉純一郎首相は10日昼、北朝鮮にいる拉致被害者家族の帰国に向けた自らの再訪朝に関し「報道でいろいろ言われているようだが、まだこの段階では言えない」と明言を避けた。

被害者家族会の一部が訪朝を要望していることにも「そういう声は前から聞いているが、日朝平壌宣言全体のことを考えて日朝国交正常化に何が必要かという点から考えなければならない問題だ」と述べた。《共同通信》

【この日の民主党】

シンクネットが田中長野県知事ら迎えシンポ開催

シンクネット・センター21(理事長=宇沢弘文東大名誉教授)は10日午後、東京都内で「地域から豊かな社会をつくる──コモンズからはじまる信州ルネサンス」と題し、長野県が3月にまとめた中長期ビジョンに関する政策シンポジウムを開いた。

パネリストは、ビジョン策定に加わった宇沢理事長と川勝平太・国際日本文化研究センター教授、川の自然環境保全などに取り組む大熊孝・新潟大教授、田中康夫・長野県知事の4人。

宇沢理事長は、地域の歴史・文化や人のつながりを大切にし、そこに生活する人々が自然環境、社会的インフラ、社会制度などの社会的共通資本を維持管理するシステムを「コモンズ」と定義。地方自治体の役割はコモンズの主体的・自律的な地域づくりを補完的に支援することだとした。

川勝教授は、田中知事の「脱ダム宣言」などを「国家からの自律宣言」だとし、「東京時代の終焉」と「長野モデルの21世紀的意義」を強調した。

大熊教授は、「副作用の多いダムに頼らない治水手段は十分ある。どういう治水を行うかは地域住民が判断すべきだ」と「技術の自治」を提唱した。

田中知事は、「ダムを造るか造らないかでなく、背後にある補助金や利権の仕組みを根底から変え、目指すべき社会像が重要」「個人に立脚したコモンズ」を起点に、国家から自律した「ユナイテッド・インディビデュアルズ」としての信州を目指すと表明した。

[両院議員懇]菅代表辞意表明 3党合意賛否は執行部一任

民主党の両院議員懇談会が10日夕、党本部で開かれ、冒頭菅直人代表が「年金未加入問題において、ご迷惑をかけた。責任をとって代表を辞任することを皆さんにお伝えする」と辞意を表明した。

その後、岡田克也幹事長、野田佳彦国対委員長、枝野幸男政調会長、藁科満治参議院議員会長が、それぞれ経過を報告した。4時間近い質疑の後、伊藤忠治両院議員総会長が「懇談会の皆さんの意見を、空気を正しく受け止めて、執行部は指導にあたること。対応は一任。全員が一致して執行部の指導に従う」との議長集約を行い了承された。

菅代表の後任人事については、岡田幹事長が「今週中に決めなければならない」とした。11日に常任幹事会と中央代表選挙管理委員会が開かれ、代表選出の日程などが決められる。

「年金大改革を訴え、参院選戦う」岡田幹事長

民主党の岡田克也幹事長は10日夜、党本部で記者会見し、同日開かれた両院議員懇談会、『次の内閣』閣議、役員会の決定を報告した。

この中で岡田幹事長は「3党合意は本日の議論を踏まえ、了として対応」していくとして、年金改革法案原案反対、修正案賛成の党の立場を明確にした。また、新代表の選出メドについては今週中とした。同時に、取りまとめている民主党所属議員の国民年金加入状況についても、今週中に公表するとして、自民党にも公表を重ねて迫る考えを示した。

さらに参議院選挙についても、3党合意によって年金問題を引き続き協議できる場を確保したことを訴え、制度の大改革を目指すことを強調した。《民主党ニュース》



5月10日のできごと