平成5602日目

2004/05/10

この日のできごと(何の日)

【皇太子殿下】人格否定発言

皇太子さま(44)は10日、体調を崩し長期静養中の雅子さま(40)について「外交官の仕事を断念して皇室に入り、国際親善が大切な役目と思いながらも(結婚後の10年間に)外国訪問がなかなか許されなかったことに大変苦悩していた。雅子のキャリアや人格を否定する動きがあったことも事実です」と述べられた。

王室の結婚式参列などのため12日にデンマークなど欧州3カ国訪問に出発するのを控え、東京・元赤坂の東宮御所で開いた内外の記者約30人との記者会見で語った。

具体的な「キャリアや人格を否定する動き」について問われると「細かいことは控えたい。なかなか外国訪問ができなかったことを、雅子も私もとても悩んだということをお伝えしようと思います」とした。

今回雅子さまが同行しないことに関して「ぜひ2人で訪問できればと考えておりましたが、健康の回復が十分でなく、皇太子妃として出席できる貴重な機会を失ってしまったことを、本人も残念に思っているようです。私も出発に当たって後ろ髪を引かれる思いです」と率直に心境を述べた。

さらに「(結婚以来)この10年、自分を一生懸命、皇室の環境に適応させようと努力してきましたが、そのことで疲れ切っているように見えます」と雅子さまの現状を説明。「早く本来の元気な自分自身を取り戻すことができるよう、周囲の理解を得ながら、私としてもできる限りのサポートをしていきたい」と述べた。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【大相撲】

大相撲夏場所2日目(10日・両国国技館)横綱朝青龍は平幕垣添を引き落として2連勝。初場所初日からの連勝を32に伸ばして昭和以降の幕内連勝記録で7位の羽黒山、北の湖に並んだ。大関陣は千代大海が朝赤龍を押し出して2連勝。魁皇は小結琴光喜をはたき込んで初日を出したが、武双山は北勝力に押し出されて初黒星を喫した。琴光喜は1勝1敗。北勝力は初日の魁皇戦に続く殊勲星。関脇は若の里が敗れ、初日を出した旭天鵬とともに1勝1敗。小結雅山は2連敗となった。《共同通信》

【民主党・菅直人代表】辞任表明


https://www.dpfp.or.jp/

民主党の菅直人代表は10日夕の両院議員総会で、国民年金保険料未納問題について「不信感を高め、迷惑をかけた私の責任は極めて重い」と陳謝し、責任を取って代表辞任を表明した。

年金制度改革関連法案をめぐる与党との修正合意については、最終的に執行部が一任を取り付け、その後の役員会で了承した。執行部は合意に基づき11日の衆院本会議の年金法案採決では修正案に賛成、政府原案に反対する方針だが、造反者も出そうだ。

執行部は12日に代表選を告示、14日に両院議員総会を開き新代表を選出する方針。11日の常任幹事会で決定する。党内では夏の参院選をにらみ、知名度の高い小沢一郎代表代行を推す声が強い。だが小沢氏は修正合意了承に強い不満を示しているほか、党内が一致して推す形でないと受けないとされ、出馬を見送る可能性もある。

菅氏は懇談会で修正合意に関し「国民の大きな関心の中で議論され、半歩でも一歩でも前進できるものを勝ち取れると、私なりに判断した」と理解を求めたが、「手続きがおかしい。白紙撤回すべきだ」などと反対論も相次ぎ、賛否両論が拮抗。懇談会は約4時間にも及んだ。

小沢氏に対しては、鳩山由紀夫前代表のグループが10日夜、支持を確認するなど、保守系や旧民社党系に加え、中堅、若手にも支持する動きが広がっており、投票決着になっても優勢とみられる。

修正合意が了承されたことを受け、党内には岡田克也幹事長や野田佳彦国対委員長、仙谷由人団体交流委員長らの名前も取りざたされている。ただ岡田氏は記者会見で「立候補する気持ちはない」と表明した。

菅氏は10日午後、党本部で辞任表明後の心境を記者団に問われ「週末にテレビに出られるだけ出て、3党合意についての説明を精いっぱいやれるだけやった。すっきりしている」と笑顔を見せた。《共同通信》

【小泉純一郎首相】再訪朝「まだ言えない」

小泉純一郎首相は10日昼、北朝鮮にいる拉致被害者家族の帰国に向けた自らの再訪朝に関し「報道でいろいろ言われているようだが、まだこの段階では言えない」と明言を避けた。

被害者家族会の一部が訪朝を要望していることにも「そういう声は前から聞いているが、日朝平壌宣言全体のことを考えて日朝国交正常化に何が必要かという点から考えなければならない問題だ」と述べた。《共同通信》

【小泉純一郎首相】「新三種の神器」視察

小泉純一郎首相は10日午後、東京・有明の松下電器産業のショールームを視察、情報家電の「新三種の神器」と呼ばれる薄型テレビとDVDレコーダー、デジタルカメラや、第三世代携帯電話などを見て回った。

最近の消費をけん引している最先端商品を視察することで、国内企業の競争力をアピールするとともに、「明るい兆しが見えてきた」(首相)という景気の本格回復に取り組む姿勢を強調するのが狙いだ。

首相は視察後、記者団に「想像以上に技術の進歩はすばらしい。びっくりするね。日本の技術は素晴らしいとあらためて感じた」と強調。「こういうものが景気をよくする先導的な役割を果たしている。政府が言わなくても企業は国民がほしいものを作ってくれる。企業のやる気を出すのが政治では大事だ」と述べた。《共同通信》

【政界談話室】

細田博之官房長官は10日午後の記者会見で、株と円、債権がトリプル安になった要因を聞かれ「1日1日の変化では到底、申し上げられない」と慎重な発言。旧通産省から政界に転じただけに「為替、金融について37年間、いわば経済のプロとしていろいろ見てきた。(1ドル=)360円が80円、オイルショックや、ありとあらゆる経験が私の体には染み付いている」と強い自負を示しながらも、就任直後だけにまずは安全運転といったところ。《共同通信》

【福田康夫前官房長官】「風のごとく去る」

国民年金保険料の未納問題で引責辞任した福田康夫官房長官は10日午後、首相官邸で内閣官房職員らを前に離任のあいさつをし「風のごとく来たりて、風のごとく去るということだ。小泉改革は道半ばで、こういう形で去るのは正直残念だが(自民)党に帰って皆さんの仕事の支え役をやりたい」と強調した。

2000年10月に森内閣で辞任した中川秀直氏の後任として官邸入りした福田氏は「官邸に3年半いさせてもらい、気持ち良く仕事ができた。官邸の重要度はますます増している」と歴代1位の在任期間1289日を振り返った。

この後、福田氏は約300人の職員が拍手で見守る中、女性職員から花束を受け取り、笑顔で官邸を後にした。《共同通信》

【鈴木宗男元衆院議員】参院選出馬を表明

受託収賄罪などに問われ公判中の鈴木宗男元衆院議員(56)が10日、札幌市内のホテルで開いた政経セミナーと記者会見で、今夏の参院選に北海道選挙区(改選数2)から無所属で出馬する意向を正式に表明した。

同選挙区は自民、民主の両現職のほか、民主の2人目、共産、社民の新人らが既に出馬する方針を明らかにしている。

鈴木元議員は会見で「道民に身近な政治をしてほしいとの要望の応えるのが私の責務だ」と強調。被告という立場に関しては「判決が確定するまで色を付けられるべきではない。やましいことはしておらず、それを一人でも多くの人に訴えていきたい」と述べた。《共同通信》

【イラク情勢】

サドル師事務所を破壊

イラク駐留米軍は10日未明、バグダッドのサドルシティーで、イスラム教シーア派強硬派ムクタダ・サドル師派民兵と激しく交戦した模様だ。AFP通信は、米軍が民兵16人を殺害したと報じた。また住民の目撃情報として、サドル師派が拠点にしている事務所ビルを戦車で砲撃し、完全に破壊したという。同地区に通じる道路は10日、各地で寸断された。

米軍は9日にもサドルシティーなどで同派民兵19人を殺害。AP通信によると、中部クーファでも9日、米軍戦車数両がこれまでで最も深く町の中に進撃し、サドル師が金曜礼拝でいつも演説するモスクの約500メートル手前まで迫った。この間の交戦で、巻き添えの市民2人を含め同派民兵ら34人が殺害されたという。

一方、北部キルクークでは、石油関連施設で働く南アフリカ人とニュージーランド人の技術者2人とイラク人運転手1人が、車で近づいてきた何者かに射殺された。自宅を出たところを襲撃されたらしい。《共同通信》

オランダ兵2人死傷

陸上自衛隊が駐留するイラク南部サマワの中心部で10日午後9時50分ごろ、パトロール中のオランダ兵に向けて手りゅう弾が投げ付けられ爆発した。オランダ国防省当局者は爆発で兵員1人が死亡、1人が負傷したことを確認した。

サマワに駐留する部隊への攻撃で、死者や負傷者が出たのは初めて。外国軍の駐留に反発する集団による攻撃とみられ、陸上自衛隊の現地での活動にも今後影響を与えそうだ。

当局者や目撃者などによると、市中心部を流れるユーフラテス川に架かる橋の上にいたオランダ兵の近くに、オートバイに乗った少なくとも2人の男が手りゅう弾を投げ付けた。爆発音が2回響いた。

付近にいたイラク保安隊が銃で応戦。負傷した2人は宿営地に運ばれたが1人が死亡、もう1人の容体は安定しているという。

現場は、目抜き通りの国道8号に架かる橋。この橋が爆破されるという情報が最近サマワの治安当局に寄せられ、兵士がパトロールに当たっていた。近くにはオランダ軍と協力してサマワの治安維持に当たるイラク保安隊の本部があり、同本部にはオランダ軍兵士も詰めている。《共同通信》

マクレラン米大統領報道官は10日、ブッシュ大統領が同日、国防総省で、イラク刑務所での収容者虐待を撮影した未公開写真とビデオの一部のスチール写真を見たことを明らかにした。

同報道官によると、大統領はこれらを見た後に「米軍の軍服を着た者が、このような恥ずべき、おぞましい行為を働いたことに深い嫌悪と不信の念を示した」という。

国防総省のディリタ報道官によれば、大統領が見た写真には「不適切な性的行為」も含まれているという。大統領もこの日、記者団に対し虐待は「イラク国民への侮辱」と強く批判した。《共同通信》

【この日の民主党】

シンクネットが田中長野県知事ら迎えシンポ開催

シンクネット・センター21(理事長=宇沢弘文東大名誉教授)は10日午後、東京都内で「地域から豊かな社会をつくる──コモンズからはじまる信州ルネサンス」と題し、長野県が3月にまとめた中長期ビジョンに関する政策シンポジウムを開いた。

パネリストは、ビジョン策定に加わった宇沢理事長と川勝平太・国際日本文化研究センター教授、川の自然環境保全などに取り組む大熊孝・新潟大教授、田中康夫・長野県知事の4人。

宇沢理事長は、地域の歴史・文化や人のつながりを大切にし、そこに生活する人々が自然環境、社会的インフラ、社会制度などの社会的共通資本を維持管理するシステムを「コモンズ」と定義。地方自治体の役割はコモンズの主体的・自律的な地域づくりを補完的に支援することだとした。

川勝教授は、田中知事の「脱ダム宣言」などを「国家からの自律宣言」だとし、「東京時代の終焉」と「長野モデルの21世紀的意義」を強調した。

大熊教授は、「副作用の多いダムに頼らない治水手段は十分ある。どういう治水を行うかは地域住民が判断すべきだ」と「技術の自治」を提唱した。

田中知事は、「ダムを造るか造らないかでなく、背後にある補助金や利権の仕組みを根底から変え、目指すべき社会像が重要」「個人に立脚したコモンズ」を起点に、国家から自律した「ユナイテッド・インディビデュアルズ」としての信州を目指すと表明した。

[両院議員懇]菅代表辞意表明 3党合意賛否は執行部一任

民主党の両院議員懇談会が10日夕、党本部で開かれ、冒頭菅直人代表が「年金未加入問題において、ご迷惑をかけた。責任をとって代表を辞任することを皆さんにお伝えする」と辞意を表明した。

その後、岡田克也幹事長、野田佳彦国対委員長、枝野幸男政調会長、藁科満治参議院議員会長が、それぞれ経過を報告した。4時間近い質疑の後、伊藤忠治両院議員総会長が「懇談会の皆さんの意見を、空気を正しく受け止めて、執行部は指導にあたること。対応は一任。全員が一致して執行部の指導に従う」との議長集約を行い了承された。

菅代表の後任人事については、岡田幹事長が「今週中に決めなければならない」とした。11日に常任幹事会と中央代表選挙管理委員会が開かれ、代表選出の日程などが決められる。

「年金大改革を訴え、参院選戦う」岡田幹事長

民主党の岡田克也幹事長は10日夜、党本部で記者会見し、同日開かれた両院議員懇談会、『次の内閣』閣議、役員会の決定を報告した。

この中で岡田幹事長は「3党合意は本日の議論を踏まえ、了として対応」していくとして、年金改革法案原案反対、修正案賛成の党の立場を明確にした。また、新代表の選出メドについては今週中とした。同時に、取りまとめている民主党所属議員の国民年金加入状況についても、今週中に公表するとして、自民党にも公表を重ねて迫る考えを示した。

さらに参議院選挙についても、3党合意によって年金問題を引き続き協議できる場を確保したことを訴え、制度の大改革を目指すことを強調した。《民主党ニュース》



5月10日 その日のできごと(何の日)