平成1680日目

平成5年8月14日(土)

1993/08/14

【のと鉄道】土砂崩れで不通に

14日午前5時半ごろ、石川県能都町波並で、高さ20メートルのがけが高さ約10メートル付近から幅30メートルにわたって崩れ、のと鉄道の線路と国道249号の片側が土砂に埋まっているのを通行人が発見し、のと鉄道鵜川駅に通報した。のと鉄道の始発列車は通報直前の同5時28分、すでに珠洲を出発していたが、連絡を受け現場手前の宇出津駅で運行をストップし、二次災害は防げた。能登地方は未明から激しく雨が降り、当時、大雨洪水警報が出されていた。

崩れた土砂は約600立方メートルとみられる。現場では、土砂に押し潰されたレールが曲がり、約500メートルにわたってレールの連結部が伸び切った状態にあり、復旧は14日夕方になる見通し。

土砂崩れにより、のと鉄道は蛸島—宇出津間、穴水―鵜川間を折り返し運転とし、宇出津―鵜川間は、バスの代行運転で利用者の足を確保している。また、急行「能登路2号」「能登恋路2号」が運休となり、普通列車の一部が間引き運転となった。旧盆期間中のため、通勤通学客への影響は少ないものの、帰省客を中心に約6000人の足に影響が出るとみられる。国道249号は土砂を除去したものの、のと鉄道復旧作業のため、片側交互通行となっている。《共同通信》



【江田五月科技庁長官】政権交代実現を亡父に報告

細川連立政権で科学技術庁長官に就任した江田五月社民連代表が14日、入閣後初めて郷里の岡山県入り。同県建部町の妙福寺で亡父・江田三郎元社会党書紀長の墓前に、三郎氏の果たせなかった夢である政権父代の実現を報告した。

江田氏は母親の光子さん(77)、妻京子さん(50)らとともに墓参。献花した後、目を閉じて合掌、悲願の達成を静かに告げた。墓参に先立ち江田氏は「父が生きていれば『死ぬ気で頑張れ』と激励してくれたと思う」と感慨深げに話していた。《共同通信》

【細川護熙首相】テニスで充電

細川首相は14日、連立内閣発足後初めての週末を迎え、午前中はテニス、午後は読書と休養に充てるなど久々にリフレッシュした。

テニスの相手は首相の個人コーチで、元デ杯選手の宮城淳氏。都内のホテルの室内コートで、ピンクのシャツ、白のウインドブレーカーにズボン姿に身を包み約1時間、白球を追った。テニスは「3、4カ月ぶり」とのことで「(ボールが)当たらなかった」とは言うものの、なかなかのラケットさばき。プレー後、首相は「いい汗がかけました」と満足そうな笑顔を見せた。宮沢前首相が週末といえば専らゴルフだったのと対照的に若さをアピールしたかったようだ。

首相は終戦記念日の15日、全国戦没者追悼式に出席。16日午後からは2泊3日で、長野県・軽井沢の別荘で短い夏休みを楽しむ。帰京する18日には約2週間のホテル住まいを終え公邸に居を移す予定で、その後は23日の特別国会での所信表明演説と各党代表質問にじっくり備える。《共同通信》

【第75回全国高校野球選手権大会】第6日

第75回全国高校野球選手権大会第6日は14日、甲子園球場で2回戦4試合を行い、鳥取西(鳥取)市船橋(千葉)春日部共栄(埼玉)東海大四(南北海道)の4校が3回戦に進出した。

三本松(香川)と対戦した市船橋は八回、左翼三塁打などで2点を奪い、左腕小笠原が三本松を散発6安打に抑えた。春日部共栄は近江兄弟社(滋賀)の3投手に今大会最多の15安打を浴びせて大量点を奪い、左腕土肥が相手打線を散発4安打に完封。鳥取西は打線が13安打を放つ一方、長谷川の7安打、1失点の力投もあって不二越工(富山)に大勝した。東海大四は六回に小池の2点二塁打で勝ち越し、東福岡(福岡)の九回の反撃をかわした。東海大四は旭川大高(北北海道)に続く初戦勝利で、北海道2代表がろって初戦を突破したのは第62回大会以来13年ぶり。《共同通信》

【Jリーグ】第5節

サッカーのJリーグ第5節は14日、大阪・万博記念競技場などで5試合を行い、前節首位の清水エスパルスは、0−0からの延長前半4分、田島の得点で名古屋グランパスに辛勝、4勝1敗でトップを守った。ジェフ市原は後半39分、パベルがゴール前のこぼれ球をけり込んで3−2で浦和レッズを破り、ヴェルディ川崎は三浦の4試合連続得点などからサンフレッチェ広島に3−0で快勝した。市原、川崎も4勝1敗で清水と並んだが、得失点差で市原が2位、川崎が3位。

このほか横浜フリューゲルスはアルシンドを欠く鹿島アントラーズを2−1で下した。鹿島は第1ステージから通算して初めて2勝3敗と黒星が先行した。ガンバ大阪は元ブルガリア代表の新外国人選手、メトコフの2ゴールで横浜マリノスを2−1で下した。《共同通信》



8月14日のできごと