平成253日目

平成元年9月17日(日)

1989/09/17

【阪神・村山実監督】退任へ

阪神の村山実監督(52)は17日、甲子園球場で行われたヤクルト24回戦の試合終了後、今季限りで監督を辞任することを明らかにした。同監督は試合前に高田球団代表と会談し、席上で辞任勧告を受けているとみられ、就任して2年間チームが低迷した責任を問われた事実上の解任といえる。

村山監督が吉田義男前監督からバトンを受けた昨季は首位中日に29.5ゲーム差の最下位。汚名返上を期した今季も、17日現在108試合で43勝64敗1分け、勝率4割2厘で5位に低迷している。親会社の阪神電鉄本社首脳の間からは、村山監督のさい配や、若手投手を一人前に育てられない指導力に疑問の声が沸き起こり、監督交代の方針が固められていた。

監督就任時は生え抜き最後の大物として2度目の指揮を執ることになったが、人気球団ゆえの周囲からの圧力を受け、わずが2年間でチーム再生の望みは断たれることになった。《共同通信》




【全日空オープン・ゴルフ】尾崎将司選手がV

全日空オープン・ゴルフ最終日(17日・札幌GC輪厚コース=7100ヤード、パー72)尾崎将司がこの日4バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの71で回り、通算8アンダー、280で優勝、賞金1260万円を獲得した。尾崎は今季国内ツアー12戦で6勝目(通算64勝目)。獲得賞金も8298万円に伸ばした。

尾崎は、10番までに2位以下に7打の大差をつけて勝負を決め、その後1ボギー、1ダブルボギーと乱れる場面もあったが、終盤2バーディーを加え余裕を持って逃げ切った。

6打差の2位はイアン・ウーズナム(英国)。さらに1打差の3位にブライアン・ジョーンズ(豪州)と渡辺司(関東)が入った。《共同通信》

【伊東正義元外相】中国・李鵬首相と会談

日中友好議員連盟の伊東正義会長(元外相)を団長とする超党派訪中団は17日午後5時過ぎから、遼寧省瀋陽市の遼寧友謂賓館に李鵬首相を訪ね、2時間にわたり会談した。6月の天安門事件以来、中国指導部が日本の要人クラスと会談したのは初めて。

会談で李鵬首相は天安門事件について、現政治体制を転覆させることを意図した「動乱」との認識は変えなかったものの(1)今度の事件について反省し教訓を積極的にくみ取る(2)人民の不満についてもくみ上げていきたいと述べ、今後の改革・開放路線を推進するに当たって人民の声に耳を傾けていく姿勢を示した。

これは中国が国際的な批判に配慮し、近代化政策を進めていくため特に日本に対しこうした姿勢を強調し、経済協力を中心とした関係修復を求めたものとみられる。《共同通信》

【ポーランド】各地で「反ソビエト」デモ

ソ連軍のポーランド侵攻50周年の17日、ポーランド各地で市民らによる反ソ・デモ、集会が行われた。国営テレビが同日、報じたところによると、グダニスクでは自主管理労組「連帯」の分派で反共色の濃い「戦闘的連帯」や連帯系「独立学生問題」などが「ソ連は帰れ」、「打倒共産主義」などのスローガンを叫びながらデモ行進した。

またクラクフでは反共・民族諸派の「独立ポーランド同盟」が反ソ集会を開いて気勢を上げた。

一方、対ソ自立外交を掲げて発足したばかりの連帯主導マゾビエツキ新政権はこの日、一切の公式行事を控え、これまでの共産政権同様ソ連との友好関係の維持に気を配る対応を示した。《共同通信》




9月17日のできごと