平成9454日目
2014/11/26
この日のできごと(何の日)
【香港】旺角のデモ隊排除
香港の選挙制度の民主化を求める大規模デモで、警察当局は26日、九竜地区の繁華街モンコック(旺角)の道路などを占拠していた民主派デモ隊のバリケードやテントなどの強制撤去を続けた。幹線道路ネイザンロードでも数百人のデモ隊を完全排除し、一部の通行が可能になった。
高等法院(高裁)による街頭占拠禁止命令で25日に始まった旺角での強制撤去で、26日朝までにデモ参加者ら116人が逮捕された。さらに同日、学生団体のリーダー2人を含む20人以上が逮捕され、逮捕者は計148人に上った。警官隊約3千人が数百人規模のデモ隊を催涙スプレーなどで制圧した。警官69人を含む多数の負傷者が出た。
旺角を“奪還”した当局側は近く、デモ隊最大の占拠拠点、香港島のアドミラリティ(金鐘)などでも強制排除に乗り出す構えだ。《産経新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【トヨタ】安全運転支援システムをほぼ全ての乗用車に搭載へ
トヨタ自動車は26日、衝突回避を支援する自動ブレーキなどの安全機能を2017年末までに日本と北米、欧州のほぼ全ての乗用車に搭載すると発表した。自動車同士の無線通信による運転支援システムも15年に国内向け一部新型車に採用し、実用化する。安全システムを充実させ、交通事故の低減につなげたい考えだ。《時事通信》
【渡辺喜美氏】新党結成を断念
解党するみんなの党の渡辺喜美前代表が、検討していた衆院選前の新党結成を断念したことが26日、関係者の話で分かった。新党設立に必要な5人の国会議員を確保できなかった。衆院選には無所属で臨み、栃木3区から立候補する意向だ。
事務所関係者によると、渡辺氏は衆院選公示が来月2日に迫り、準備期間が短いことを考慮。新党を見送ると決断して、周辺や地元後援会に伝えた。
みんなの党が28日付で解党することを踏まえ、渡辺氏はかねて「新党はみんなの党のDNAを生かしていく有力な選択肢の一つだ」と結成に意欲を示し、渡辺美知太郎参院議員らと準備を進めていた。《共同通信》
【発明家・ドクター中松氏】次期衆院選出馬を表明
発明家ドクター・中松氏(86)=本名・中松義郎=が26日、東京都庁で記者会見し、次期衆院選に東京5区から無所属で立候補すると表明した。6月に「末期がんで余命が2015年末までと診断された」と公表していた。中松氏は「がん撲滅の運動をして患者を助けたい。選挙戦も激務だが、全国の患者にその姿を見てほしい」と話した。東京都出身。都知事選に過去7回出馬している。《産経新聞》
【フィギュア・羽生結弦選手】NHK杯出場決定
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦の中国杯で練習中に中国選手と激突して負傷したソチ冬季五輪金メダリストの羽生結弦選手(19)=ANA=が第6戦のNHK杯(28~30日・大阪なみはやドーム)に出場することが26日、決まった。日本スケート連盟の小林芳子強化部長が非公開だった会場練習後に明らかにした。
小林強化部長や関係者によると、羽生選手は約1時間調整し、4回転のトーループやサルコー、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させた。練習後には同行した医師に異常なしと診断され、ブライアン・オーサー・コーチらと話し合って出場を決断した。「両脚に多少の痛みはあるが頑張る」と語ったという。小林強化部長は「(練習)内容はいつも通りに見えた」と説明し、同コーチは「いい練習だった」と笑顔で評価した。《共同通信》
【NPBアワーズ】
プロ野球のNPBアワーズが26日、東京都内のホテルで開かれ、今季の最優秀選手(MVP)にセ・リーグは巨人の菅野智之投手(25)、パ・リーグはオリックスの金子千尋投手(31)がともに初選出された。最優秀新人(新人王)にはセが広島の大瀬良大地投手(23)、パはロッテの石川歩投手(26)が選ばれた。
菅野は12勝5敗、防御率2.33で最優秀防御率を獲得し、巨人のリーグ3連覇に貢献。金子は16勝5敗、防御率1.98で最多勝と最優秀防御率の2冠に輝き、最終盤まで優勝を争ったオリックスを支えた。大瀬良は10勝8敗、防御率4.05、石川は10勝8敗、防御率3.43をマークした。《共同通信》
【プロ野球】契約更改
巨人の菅野智之投手(25)が26日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、4千万円増の年俸1億1千万円でサインした。3年目の1億円到達は巨人の高橋由伸外野手(1億円)、西武の松坂大輔投手(1億円)らに並ぶ最速ペース。3年目の年俸では球団最高額となった。菅野は来季に向け「最低15勝、そして日本一」と力強く抱負を語った。
今季は2年目で開幕投手を務めるなど、主戦として活躍した。チームトップの12勝を挙げ、最優秀防御率のタイトルも獲得したが、夏場に右手中指、シーズン終盤には右肘の故障で戦列を離れた。「悪いシーズンだったとは思わないけれど、決して満足できるシーズンではなかった」と自らに厳しく言った。
また、西村健太朗投手(29)は2年契約を結び、来季は5千万円減の年俸1億3千万円で契約を更改した。先発に転向する来季へ「開幕ローテーションを目指したい」と目標を設定した。(金額は推定)《共同通信》
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ヤクルトの館山昌平投手が26日、契約更改交渉に臨み、年俸1億5千万円プラス出来高払いから野球協約で決められている1億円超の減額制限ちょうどとなる40%減の年俸9千万円プラス出来高払いでサインした。今季は右肘靱帯を再手術し、1軍登板がなかった。「野球選手は1軍で戦うことが全て。まずは1軍に復帰したい」と話した。
また、石川雅規投手は現状維持の年俸1億8千万円プラス出来高払いで更改した。今季は3年ぶりに10勝を挙げた一方で10敗を喫した。「来季は貯金をしっかりつくれるようにしたい」と意欲を示した。(金額は推定)《共同通信》
【国際バスケットボール連盟】日本に資格停止処分
バスケットボール男子のナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL)とbjリーグの統合が暗礁に乗り上げている問題で、国際バスケットボール連盟(FIBA)は26日、日本バスケットボール協会に資格停止処分を科すと通知した。日本は処分が解除されるまで、男女とも年代を問わず全ての代表チームが国際試合に出場できない。
長期化すれば、来年に予定されているリオデジャネイロ五輪予選に影響を及ぼす恐れがある。FIBAは問題解決に向け、担当者を日本に派遣する方針を表明。バウマン事務総長は「今後の日本のバスケットボールのため、重要な変化をもたらす時期だ」とのコメントを出した。《時事通信》
【アルベルト・ザッケローニ氏】講演会
サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ前監督が26日、東京都内で一般向けの講演会を行い、1次リーグで敗退したワールドカップ(W杯)ブラジル大会を「どんな強豪と対戦しても、怖がらないチームを築きたかった。完成させるのに4年間は少し短すぎた」と振り返った。
W杯後にイタリアへ帰国してから今回が初来日。約600人の聴衆を前に「まず自分から歩み寄る」「叱る前に褒める」「どんな状況にも応じるフレキシブルさを保つ」などと組織を束ねる上での信念を披露した。
司会者に今後Jリーグのチームを率いる気があるかを問われると「正直、今はない。代表での経験が美しすぎて、あれ以上は求められない。ただ、将来は何があるか分からないので、気が変わるかも」と話した。《共同通信》
【茨城県警】17歳男子高生にわいせつ、自動車販売会社社長を逮捕
茨城県警つくば中央署と県警少年課は25日、男子高校生(18)にわいせつな行為をしたとして、県青少年健全育成条例違反の容疑で、自動車販売店社長A容疑者(66)を逮捕した。調べに対し行為は認めているものの、「18歳だと思っていた」と容疑を否認しているという。逮捕容疑は、今年7月26日、つくば市内のホテルで、当時17歳だった男子高校生が18歳未満であると知りながら、下半身を触るなど、わいせつな行為をしたとしている。
【東京地検】覚せい剤所持で日経新聞次長を起訴
東京地検は26日、覚せい剤取締法違反(所持)と麻薬特例法違反の罪で、日本経済新聞社文化事業部次長、A容疑者(46)を起訴した。起訴状によると、1月15日、都内の郵便局で覚せい剤が入っていると認識しながら荷物を受け取り、規制薬物として譲り受けた。また、11月6日、神奈川県内の自宅で覚せい剤約0.369グラムを所持したとされる。《産経新聞》
【静岡県警】傷害などの容疑で静岡新聞社取締役を逮捕
焼津署は26日、傷害と器物損壊の疑いで焼津市、静岡新聞社役員A容疑者(61)を逮捕した。逮捕容疑は10月18日午前0時ごろ、焼津市内の路上に停車中のタクシーの中で、後部座席から運転席部分のアクリル板を数回殴って損壊させた上、殴打の反動でアクリル板をタクシー運転手にぶつけ、頭部打撲の軽傷を負わせた疑い。同署によると、A容疑者は「(アクリル板は)たたいたが、壊していないし、けがもさせていない」と容疑を否認しているという。A容疑者は静岡市で飲酒し、自宅に帰る途中だった。《静岡新聞》
【EU】ムクウェゲ氏にサハロフ賞
欧州連合(EU)欧州議会が優れた人権擁護活動をたたえるサハロフ賞の今年の授賞式が26日、フランス東部ストラスブールの同議会で開かれ、コンゴ(旧ザイール)東部で性暴力を受けた女性の治療を続ける産婦人科医ドニ・ムクウェゲ氏(59)に賞が授与された。
ムクウェゲ氏は、1990年代から戦乱が続くコンゴ東部の主要都市ブカブにパンジ病院を創設。レイプの被害に遭った女性らの治療や社会復帰への援助に尽くしてきた。ノーベル平和賞の有力候補にも名が挙がった。
サハロフ賞は、旧ソ連の反体制派の科学者、故サハロフ博士をたたえて欧州議会が1988年に創設。《共同通信》
【米・オバマ大統領】七面鳥恩赦式
「感謝祭のディナーの食卓から逃れられるよう恩赦を与える」。オバマ米大統領は26日、米国の家庭で伝統的に七面鳥料理が振る舞われる27日の感謝祭を前に、ホワイトハウスで恒例の七面鳥恩赦式を行った。
オバマ氏は、大統領権限に基づき「マック」と「チーズ」と名付けられた2羽の七面鳥を「恐ろしく、そして実に美味な運命」から救済すると宣言した。
残り任期が約2年となったオバマ氏は、議会承認を必要としない大統領権限による移民制度改革を発表、野党共和党が権限を逸脱していると強く反発している。オバマ氏は、七面鳥恩赦は「大統領に与えられた権限に明確に基づいており、共和、民主両党の歴代大統領も行使してきている」と述べ、笑いを誘った。《共同通信》