平成9533日目
2015/02/13
この日のできごと(何の日)
【ウクライナ紛争】G7、戦闘継続に懸念
日米など主要7カ国(G7)首脳は13日、ウクライナ東部での紛争をめぐり共同声明を出した。親ロシア派武装組織による戦闘継続で市民に多数の犠牲者が出ていると懸念を表明。15日に発効する停戦の順守を要求し、違反すれば「適切な措置」を取るとしてロシアへの制裁強化を警告した。
米国務省のサキ報道官は13日の記者会見で、ロシア軍がウクライナ東部の交通の要衝デバリツェボ周辺に多連装ロケット砲を大量に配備するなど親ロ派への支援を増強し続けていると指摘、「停戦合意の精神に反する」と非難した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
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外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【神奈川県厚木市】竜巻が発生
13日午後3時10分ごろ、神奈川県厚木市で竜巻が発生し電柱から火花が上がっていると110番があった。県警によると、同市長谷で倉庫の屋根が一部飛んだり、車のガラスが割れたりする被害が出た。けが人の情報はない。
厚木市などによると、倉庫や事務所の屋根が一部破損し、近くの予備校や住宅の窓ガラスが割れたほか、軽自動車2台のガラスも割れた。コンテナが約5メートル飛ばされ、近くのフェンスが約70メートルにわたって倒れた。
横浜地方気象台は午後3時42分、神奈川県西部で竜巻などの激しい突風が発生したとみられるとして、県西部に竜巻注意情報を出していた。同気象台は14日、現地に職員を派遣し、被害状況を調べる。《共同通信》
【東京大】教授を厳重注意
製薬会社ノバルティスファーマ(東京)の社員が白血病治療薬の臨床研究に不適切に関わっていた問題で、東京大は13日、研究代表者で同大病院血液・腫瘍内科の黒川峰夫教授を文書による厳重注意処分にしたと発表した。
処分は5日付。黒川教授は「深く反省し、今後は信頼性と透明性を確保した臨床研究に努めたい」とするコメントを発表。給与10分の1を3カ月、自主返納するという。
東大は担当だった元講師についても文書による厳重注意相当と判断し、本人に通知した。門脇孝病院長は「当時の体制に不備があった。再発防止策を徹底したい」とし、給与10分の1を1カ月自主返納することにした。《共同通信》
【寝台特急北斗星】最終列車の切符、即完売
青い車両の寝台特急「ブルートレイン」として唯一、運行を続けていた北斗星(上野―札幌)の定期最終列車の切符の販売が13日、全国のみどりの窓口などで一斉に始まり、午前10時の受け付け開始とほぼ同時に売り切れた。
JR東日本によると、最終列車は3月13日午後7時3分上野発の下りと、同日午後5時12分札幌発の上り。客車11両で、定員は221人。
北斗星は1988年3月、青函トンネル開業に合わせてデビューした。さまざまな種類の個室があり、豪華なディナーを味わえることなどから人気を呼び、最盛期は上野発、札幌発とも1日3本ずつあった。
しかし来年春の北海道新幹線開業に向け、青函トンネルなど在来線と同じ線路を走る区間で検査や訓練運転が実施されることや、車両の老朽化を理由に引退が決まった。
4~8月には112本が臨時列車として運行、上野発8月21日、札幌発は同22日が最後となる。《共同通信》
【民主党】幹事長会議
民主党は13日、4月の統一地方選を前に全国幹事長・選挙責任者会議を党本部で開き、地方組織に党再生への協力を要請した。岡田代表は「国民の民主党に対する信頼はまだ道半ばだ。オール民主党で頑張りたい」と強調した。
執行部は新人、女性の県議選立候補者らに、従来より手厚く財政支援をすると説明。玄葉選対委員長は現有議席以上の獲得を目標とする方針を示し、新人や女性候補の上積みを目指す考えを伝えた。
昨年12月の衆院選では、前執行部の準備不足が地方組織から指摘された。執行部側は「(選挙の)態勢がなかったことは否めない。来年の衆参ダブル選を前提に準備を進める」と応じた。《共同通信》
【安倍晋三首相】米・ブリンケン国務副長官と会談
安倍晋三首相は13日、来日中のブリンケン米国務副長官と官邸で会談し、4~5月の大型連休中で調整している首相の訪米成功に向けて協力することを確認した。首相は邦人人質事件への米国の支援に謝意を示し「日本は決してテロに屈さず、中東の平和と安定に貢献していく」と述べた。
ブリンケン氏は「ワシントン公式訪問を心待ちにしている」と伝えた。 これに先立ち、外務省の斎木昭隆事務次官はブリンケン氏と東京都内で会い、過激派組織「イスラム国」に拘束された米国人女性の死亡や邦人人質事件に対し、互いに弔意を表し、対テロでの連携強化を確認した。《共同通信》
【岸田文雄外相】米・ブリンケン国務副長官と会談
岸田文雄外相は13日、来日中のブリンケン米国務副長官と東京都内で会談し、邦人人質事件を受け、両国がテロ対策の強化に向けて緊密に連携していくことを確認した。岸田氏は「日本は決してテロに屈しない。国際社会と連携しながらテロとの戦いを進めていきたい」と伝えた。
第2次世界大戦終結70年をめぐっては、岸田氏が「日本は戦後、米国の強固な同盟国となり、地域や国際社会の平和と安定に貢献してきた。これからも貢献を続ける」と表明した。ブリンケン氏は「二つの国が力を合わせればどういうことができるのか、世界に示したい」と応じた。《共同通信》
【イエローキャブ】破産申請
芸能事務所イエローキャブは東京地裁に破産を申し立てた。松山弘志社長が13日、明らかにした。タレントの小池栄子さんと佐藤江梨子さんとの契約が1月末で切れ、「収入源がなくなった」という。負債は4億円。《朝日新聞》
【米投資ファンド・ベインキャピタル】大江戸温泉買収を発表
米大手投資ファンドのベインキャピタルは13日、「お台場大江戸温泉物語」(東京・江東)など全国29カ所で温泉旅館や温浴施設を運営する大江戸温泉ホールディングスを買収すると発表した。ベインキャピタルが持つ外国人向け販売促進策のノウハウを活用し、増える訪日外国人の需要で成長を目指す。
ベインキャピタルは3月中旬をメドに大江戸温泉の橋本浩社長(キョウデン最高顧問)と一族から全株式を取得する。負債を含む買収額は約500億円だ。将来の株式上場を目指す考え。
「温泉業界は訪日客の増加で成長が見込める市場だ」とベインキャピタルの杉本勇次日本代表マネージングディレクターは強調する。大江戸温泉の宿泊者の約2割は外国人だ。台湾や韓国などアジアからの客が伸びているという。
ただ、外国人客を増やすための海外向け情報発信は遅れているという。ベインキャピタルは英語と中国語にとどまっているホームページの多言語化を進め、ネットを通じた予約の利便性を高める。海外のガイドブックへの掲載も積極的に働きかけていく。《日経新聞》
【ボコ・ハラム】チャド襲撃
ナイジェリア北東部を拠点とするイスラム過激派ボコ・ハラムは13日、越境してチャド西部の村を襲撃し、5人を殺害した。フランス公共ラジオなどが伝えた。チャドを攻撃するのは初めて。カメルーン、ニジェールに続き、ナイジェリア北東部と国境を接する3カ国全てで被害が発生した。
ナイジェリア北東部に進攻し、ボコ・ハラム掃討を進めるチャド軍に対する報復の可能性がある。ニジェールも今月に入ってボコ・ハラムから襲撃を受ける一方、軍部隊を掃討作戦に派遣する方針を決定し、ボコ・ハラムと周辺国の対立が激しさを増している。《共同通信》
【パキスタン】モスク襲撃、20人死亡
パキスタン北西部ペシャワルで13日、武装グループがイスラム教シーア派のモスク(礼拝所)を襲撃し、地元メディアによると、少なくとも20人が死亡、50人以上が負傷した。モスクには金曜礼拝のため多くの信者が集まっていた。
イスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」が犯行を認めた。報道担当者は声明で、シャリフ政権が昨年12月にTTPと関係の深い人物の死刑を執行したことに対する報復だと主張、テロ攻撃を続行することを示唆した。
警察幹部によると、武装グループのメンバーは塀を乗り越えてモスクの敷地内に侵入、1人が自爆した。《共同通信》
【ドレスデン空襲】70年式典
ドイツ東部ドレスデンが廃虚と化した第2次世界大戦末期の空襲から13日で70年となり、追悼式典が行われた。空襲で破壊され、2005年に再建された「フラウエン(聖母)教会」には当時を知る市民ら約1400人が集まり、戦争の悲惨さをかみしめた。
空襲を実施した英国から英国国教会最高位のウェルビー・カンタベリー大主教が出席。大主教は「傷を癒やすには互いの痛みを理解し合い、友人になることが必要だ」と述べ、平和を保つために不断の努力が必要だとの考えをにじませた。
連合国側による1945年2月13~15日のドレスデン空襲では計約2万5千人が死亡した。《共同通信》