平成9937日目
2016/03/23
この日のできごと(何の日)
【乙武洋匡さん】不倫発覚
今夏の参院選東京選挙区に自民党の目玉候補として出馬予定の作家、乙武洋匡氏(39)に、深刻な不倫問題が浮上した。今日24日発売の「週刊新潮3月31日号」が、「『乙武クン』5人との不倫」と題した記事を掲載することが23日、判明。妻子持ちの乙武氏が昨年末、妻以外の女性と海外旅行に出かけたのを含め、これまでに5人の女性と不倫関係にあり、乙武氏も事実関係を認めたと報じた。
同誌によると、乙武氏は昨年12月25日から今年1月2日まで、20代後半の女性や男性と、チュニジアやフランス・パリを旅行。現地では、乙武氏と女性が2人で観光する姿が目撃されたという。関係者は、乙武氏が「近しい人に付き合っている『彼女』と紹介している」と指摘。2人の関係は4年半に及ぶという。
乙武氏は01年、早大時代の後輩と結婚し、現在2男1女の父親。同誌の取材に、女性との不倫関係を認めた上で、この女性以外にも旅行に行く関係にあった女性が他に2人、「ひと晩限り」の関係だった女性が1~2人いたと認めている。
乙武氏は昨年末、任期途中で東京都の教育委員を辞任。「一身上の都合」としたが、水面下で出馬への準備を進めていた。明日25日、昨年入学した政策研究大学院大学の修士課程の卒業をもって、出馬表明が「解禁」となる予定で、党側が、正式発表の日程調整をしているさなかの報道。少なからず、動揺が走っている。永田町関係者は「出馬の話が出たころから、乙武氏の女性問題が出ると情報が流れていた」と話す。単位不足で、大学院卒業が延期されたとの情報もある。
今年2月、同党の宮崎謙介前衆院議員が不倫を理由に議員辞職。「ゲス不倫」が社会問題化しており、世間の不倫に対する目は厳しい。誠実なイメージで、小学校教師も務めた乙武氏自身が不倫を認めたことで、今後、自民党内で、公認候補としての「資質」に疑問の声が出る可能性もある。《日刊スポーツ》
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【野球賭博問題】12球団共同声明を発表
野球賭博問題やチームの勝敗に絡む現金授受が相次いで判明したことを受け、12球団は23日、都内の日本野球機構(NPB)事務局で代表者会議を開き、共同声明を発表した。
4時間に及ぶ会議後、パの理事長を務める西武の関洋二球団専務は「発生した事案を12球団として非常に重く受け止め、結束して現在行っていること(再発防止策)に対し徹底を図っていく」と語った。25日の公式戦開幕を前に、球界全体で再発防止に取り組む姿勢をアピールした。《スポニチ》
【福島県警】金づちで交番襲撃、中2男子逮捕
交番で勤務中の相談員を金づちで殴りけがをさせたとして、白河署は23日午後2時15分ごろ、傷害の疑いで自称白河市、中学2年の男子生徒(14)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は、同市旭町の同署東部交番で、元警察官で交番相談員の男性(63)の頭を金づちで数回殴り、けがをさせた疑い。
同署によると、生徒は「交番の裏に財布が落ちている」と交番に1人でいた男性に声を掛け、交番内で拾得物登録の手続き中に男性の後頭部を後方から殴った。生徒は男性に取り押さえられたが、通報を受けて同署員が交番に到着するまでの間にも、男性の額などを金づちで数回殴ったという。2人に面識はなかった。《福島民友》
【東京都】舛添知事らの出張経費内訳を公開
舛添要一知事らが昨年10~11月、ロンドン・パリを訪れた海外出張費約5千万円が「高額すぎる」などと指摘されていた問題で、東京都は23日、この出張にかかった経費の内訳をホームページで公開した。
透明性を高める狙いで、「今後は節減に努める」という。これによると、知事や職員ら20人の渡航にかかった「旅費」は総額約2623万円で、東京-欧州間の往復航空費(約1500万円)の占める割合が大きかった。知事のみがファーストクラス(約266万円)を利用。特別秘書ら7人がビジネス、その他の職員12人はエコノミーだった。
宿泊費はロンドン・パリともに、同行職員を含めて全員が一流ホテルに泊まり、5泊で約922万円を支出。知事はスイートルーム(1泊19万8千円)を使った。このほか知事を含む20人に、計約123万円の日当が支払われていた。《産経新聞》
【改革結集の会・小沢鋭仁元環境相】おおさか維新へ
改革結集の会の小沢鋭仁元環境相(衆院比例近畿)は23日、国会内でおおさか維新の会の片山虎之助共同代表と会談し、おおさか維新に入党する希望を伝えた。片山氏は了承した。小沢氏は近く正式表明する。
会談後、小沢氏は取材に「今後の方向について相談した」と述べた。26日に開かれるおおさか維新の会の党大会にも出席するという。
改革結集の会は、小沢氏を除く4人の衆院議員が新党「民進党」への参加を決めており、政党要件を失う見通しだった。《共同通信》
【安倍晋三首相】
参院総務委員会
安倍晋三首相は23日の参院総務委員会で、2016年春闘での大手企業の回答について「空前の利益を上げているので、もう少し期待をしていたのも事実だ」と述べた。「経済の好循環」に向け、経団連など財界に繰り返し賃上げを促したが、低調だったことに不満を示した形だ。社民党の又市征治幹事長への答弁。
一方で首相は「3年連続のベアとなったことも事実だ」と成果も強調。「中核企業以外の引き上げ率を高くする工夫も見られた」などと企業側の姿勢に一定の評価を示した。《時事通信》
【台湾】外国メディアに太平島初公開
台湾政府は23日、南シナ海で台湾が実効支配する南沙(英語名スプラトリー)諸島の太平島を内外の記者団に公開した。外交部(外務省)によると、海外メディアへの公開は初めて。1月の馬英九総統による初訪問に続き、台湾の領有権や平和利用への取り組みをアピールする狙いだ。
青い大海原に、そこだけ緑で覆われた人間の足跡のような形の島が視界に飛び込んできた。爆音が響く軍用機の小窓越しに目を凝らすと、防衛力強化などのため昨年完成した埠頭も確認できた。《共同通信》
【米・オバマ大統領】アルゼンチン・マクリ大統領と会談
オバマ米大統領は23日、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスでマクリ大統領と会談後、共同記者会見し「中南米地域と世界で再びリーダーシップを取ろうとしている」とマクリ氏をたたえ、同国との協力関係を深めていく考えを示した。マクリ氏は「(米国との)成熟した建設的な関係の始まりだ」と応じた。
反米左派政権が続き米国との関係が冷え込んでいたアルゼンチンだが、昨年の大統領選で中道右派のマクリ氏が勝利し、関係修復へ動きだした。
オバマ氏は、マクリ氏が保護主義的な貿易規制の撤廃に動いたことを評価。マクリ氏は「訪問は特別な意味を持つ」と歓迎した。《共同通信》