令和1275日目

2022/10/26

この日のできごと(何の日)

【富山県舟橋村】村長の不信任、再び可決

富山県舟橋村議会は26日、職員によるパワハラを長年放置したとして、古越邦男村長(69)に対する2度目の不信任決議案を全会一致で可決した。地方自治法の規定により村長は失職。50日以内に村長選が実施される。

古越氏は記者団に「大変重く受け止めている。今までやってきたことを村民に訴え、理解を得たい」と述べ、村長選に立候補する意向を示した。

村議会は9月、不信任決議を全会一致で可決。古越氏は辞職せずに議会を解散した。村議選が告示された18日、定数7のうち立候補を届け出たのは7人で、全員の無投票当選が決まった。《共同通信》

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【プロ野球】

SMBC日本シリーズ2022は26日、京セラドーム大阪で第4戦が行われ、阪急時代を含めて26年ぶり5度目の頂点を目指すオリックス(パ・リーグ優勝)が球団初の2年連続となる7度目の日本一を狙うヤクルト(セ・リーグ優勝)に1―0で初勝利し、対戦成績を1勝2敗1分けとした。

オリックスは三回に杉本の適時打で挙げた1点を、五回途中まで投げた山岡ら4投手の無失点リレーで守り切った。ヤクルトは石川が5回1失点と力投したが、3番の山田、4番の村上が無安打に終わるなど好機であと一本が出なかった。

全試合がナイターで行われ、どちらかが4勝した時点で終了する。

オ1-0ヤ

オリックスは継投が決まり、無失点リレーで三回に杉本の適時打で挙げた1点を守った。山岡が要所を締め、4回1/3を無失点。五回1死三塁で救援した宇田川が連続三振を奪い、六回のピンチもしのいだ。山崎颯が2回を抑え、九回もワゲスパックが締めた。ヤクルトは好投の石川を援護できなかった。六回まで毎回走者を出したが、決定打を欠いた。《共同通信》

【皇嗣同妃両殿下】労災慰霊式にご出席

秋篠宮ご夫妻は26日、東京都八王子市の高尾みころも霊堂を訪れ、労働災害で亡くなった人を慰霊する「産業殉職者合祀慰霊式」に出席された。黙とうをささげ、祭壇に供花した。

式後、参列した遺族に声をかけ、トラック運転手の長男(26)を交通事故で亡くした富山市の介護職員(50)に、秋篠宮さまは「これからなのに、本当に残念です」といたわった。

細田博之衆院議長、経済団体や労働団体の代表者らが参列した。昨年度に労災と認められた2384人の名簿が祭壇に納められ、計約27万人となった。

霊堂は1972年に建立された。《共同通信》

【東京株式市場】

26日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は3日続伸した。終値は前日比181円56銭高の2万7431円84銭で、約1カ月ぶりの高値を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利上げペースを緩めるとの見方から景気後退への懸念がいったん和らぎ、買い注文が膨らんだ。

東証株価指数(TOPIX)は11.07ポイント高の1918.21。出来高は約10億4400万株。

25日の米ダウ工業株30種平均は3営業日続伸した。26日の東京市場でもこの流れを引き継ぎ、朝方から幅広い銘柄で買いが先行。国内企業業績が比較的堅調に推移していることも投資家心理の支えとなった。《共同通信》

【COVID-19】

国内では26日、新型コロナウイルス感染者が新たに5万146人確認された。死者は69人、重症者は前日から5人増えて123人だった。

東京都では、新たに4347人の感染が確認された。前週の同じ曜日から143人増え、4日連続で1週間前を上回った。直近1週間の平均新規感染者は3307人で、前週から3%減った。60〜80歳代の男女4人の死亡が確認された。

大阪府の新規感染者は3088人。前週の同じ曜日から212人増加した。《読売新聞》

【中国】習氏の地位擁護は党員義務

中国共産党は26日、第20回党大会で改正した党規約の全文を公表した。国営通信新華社が配信した。習近平総書記の「核心」としての地位を守ることを「党員の義務」と規定。習氏の突出した地位を党の最高規則で裏付けた。「『台湾独立』に断固として反対し抑え込む」との文言も盛り込まれた。

習氏が不動の地位を固めたことを意味する「二つの確立」が規約に追加されるとの観測もあったが、入らなかった。個人崇拝につながる動きに対し党内には根強い反対があり、党規約も禁じている。習氏は3期目指導部を自派で固める異例の人事を実現しており、名より実を取った可能性がある。《共同通信》

【中国】胡錦濤氏の党大会退席で新映像

シンガポールメディアは26日までに、中国共産党の胡錦濤前総書記(前国家主席)が22日の党大会閉幕式を途中退席した際の新たな映像を報じた。中国の国営メディアは体調不良が理由だと既に説明したが、政治的対立が理由だとの見方が消えていない。

胡氏は閉幕式の際、習近平総書記と栗戦書・全国人民代表大会常務委員長の間に座っていた。シンガポールメディアが伝えた映像には、胡氏の手元の書類を栗氏が取り上げるような様子が映っている。その後、習氏から何らかの指示を受けた会場係に支えられ、胡氏は退場した。

胡氏は政治体制改革などを巡り習氏とは立場が違うとみられている。《共同通信》

【英・スナク首相】経済に尽力強調

スナク英首相は26日、初めて下院での討論に臨み「より良い生活水準、より良い教育をもたらすことが、この政権の責務だ」と述べ、経済立て直しへの尽力を強調した。討論に先立ち初閣議を開き、政権が始動。インフレ対策と経済安定化が最大の課題で、経済通のスナク氏には、トラス前首相の経済政策が招いた市場の混乱収拾と信頼回復に期待がかかっている。

新内閣には財政規律を重視するハント財務相が留任した。ハント氏は26日、中期財政計画の内容を新政権の下で精査する必要があるとして、公表日を10月31日から11月17日に変更したと明らかにした。《共同通信》

【イラン】女性追悼式に1万人

イラン西部クルディスタン州サゲズで26日、スカーフのかぶり方が不適切だとして風紀警察に拘束され急死したマフサ・アミニさん(22)を悼む集会が開かれた。最大1万人の市民が参加した。イラン学生通信が伝えた。アミニさんの死は反スカーフデモの契機となった。ソーシャルメディアに投稿された動画によると、治安当局が催涙ガスを発射し、数人の集会参加者が拘束された。

アミニさんの地元はクルド人が多い。市民はクルド語で「女性、命、自由」といったスローガンを叫んでいた。髪を隠すスカーフを外した女性の姿も目立った。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ロシア軍、核戦力部隊の演習実施

ロシア大統領府は26日、プーチン大統領がロシア軍戦略核戦力部隊の演習を視察したと発表した。大陸間弾道ミサイル(ICBM)や長距離戦略爆撃機からの巡航ミサイル発射などの演習を実施し「すべての課題を達成した」と表明した。

ロシア核部隊の大規模演習は2月のウクライナ侵攻後初めて。プーチン氏が「自らの土地をあらゆる手段で守る」と宣言し、併合したウクライナ東部・南部4州への攻撃に核兵器で対応する可能性を示唆する中、ウクライナや米欧で警戒が強まっている。

米国防総省のライダー報道官は25日、ロシアが核戦力運用部隊の年次演習実施を米側に通知したと明らかにしていた。

友好国インドも「ロは核使うな」

インドのシン国防相は26日、ロシアのショイグ国防相と電話会談し「核の選択肢に頼るべきではない」と強調、核兵器を使わないよう求めた。インド政府が発表した。ロシアと友好的な関係のインドだが、危機の高まりを強く懸念。核戦力に関する演習を実施し、ウクライナ侵攻で核使用をちらつかせるロシアにくぎを刺した。

電話会談はロシア側が要請。ショイグ氏はウクライナが放射性物質をまき散らす「汚い爆弾」を使った攻撃に出る恐れがあると訴えた。

シン氏は「核や放射性物質兵器の使用は人道に反する」と述べ、ロシアとウクライナの「どちら側も使うべきではない」と伝えた。《共同通信》



10月26日 その日のできごと(何の日)