令和488日目

2020/08/30

この日のできごと(何の日)

【ベラルーシ】首都で10万人以上デモ

ベラルーシの首都ミンスクで30日、アレクサンドル・ルカシェンコ大統領が6選を決めたとする大統領選の開票結果に抗議する大規模なデモ行進が実施された。インターファクス通信は、参加者数は10万人以上との見方を伝えた。内務省は治安当局が125人を拘束したと発表した。

反政権派による日曜日の大規模デモは3週連続となった。過去2回とも10万人以上が参加したが、治安当局は大量拘束を控えていた。女性や高齢者も参加する日曜日のデモに対する弾圧も強め始めた。

治安当局は30日朝から治安部隊を大量投入して中心部を封鎖し、大統領官邸周辺には装甲車両も配置し、厳戒態勢を敷いた。

一方、同通信などによると、ベラルーシ外務省は29日時点で、ロイター、AP、AFPの各通信社や、英BBCなどの記者やカメラマンら計17人の取材許可を取り消した。

ミンスクに大使館や代表部を置く米英スイスや欧州連合(EU)は28日、共同声明を発表し、ルカシェンコ政権に、自由や人権を尊重する国際的な義務の順守を求めた。

ロシア大統領府は30日、プーチン露大統領とルカシェンコ氏が電話で会談し、数週間以内にモスクワで会談することで一致したと明らかにした。《読売新聞》

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【COVID-19】国内新規感染600人

国内で30日に新たに確認された新型コロナウイルス感染者は600人で、9日連続で新規感染者数が1000人を下回った。累計感染者数は6万8076人。一方、東京都や神奈川県など10都府県で計14人の死亡が判明した。

都内では新たに148人の感染が確認された。都によると、家庭内の感染が最多の25人、職場での感染が7人だった一方、6割弱の88人は感染経路が特定できていない。直近1週間の新規感染者数の平均は197・7人となり、1か月半ぶりに200人を下回った。

また、福岡県で80人、大阪府で62人の感染が判明。このほか、奈良市内の病院で入院患者3人と看護職員1人の感染が確認されるなどした。岡山県では、既に感染が明らかになっていた男性の死亡が確認され、県内初の死者となった。《読売新聞》

【J1】

明治安田J1第13節第2日(30日・ニッパツ三ツ沢球技場=1試合)C大阪が清武の先制ゴールなどで横浜FCを2―1で下し、勝ち点を27として2位をキープした。横浜FCの連勝は3で止まった。《共同通信》

【プロ野球・30日】

オ5―0ロ

オリックスが連敗を5で止めた。四回に失策と松井佑の投手強襲安打で2点を先制。五回にはジョーンズの10号3ランで加点した。アルバースは7回を6安打無失点で、7月21日以来の3勝目を挙げた。ロッテは攻守にミスが目立った。

楽2―3西

西武が土壇場で逆転勝ちした。0―2の九回2死一、二塁でメヒアの7号本塁打でひっくり返した。八回に登板した森脇が2勝目を挙げ、増田が14セーブ目。楽天は六回以降を継投でしのいできたが、抑えのブセニッツがつかまった。

ソ8―5日

ソフトバンクが逆転で8連勝を飾った。3―5の三回にグラシアルの適時打と栗原の犠飛で追い付くと、四回に中村晃の4号2ランで勝ち越した。2番手の高橋礼が3勝目、森が17セーブ目。日本ハムは4連敗で勝率5割を切った。

巨3―2中

巨人が逃げ切った。一回に松原の犠飛と丸の2点適時打で3点を先制。直江は四回途中まで1失点で降板。その後は6投手の継投でしのぎ、大江が2勝目を挙げた。中日は勝野が6回3失点と粘り、打線も追い上げたが及ばなかった。

D4―6ヤ

ヤクルトが逃げ切って連敗を5で止めた。一回に雄平の犠飛で先取点を挙げると二回に山田哲の満塁本塁打でリードを広げた。小川が7回2失点で7勝目を挙げた。DeNAは終盤に追い上げたが及ばず、連勝が3でストップした。

広3―5神

阪神は3―3の延長十回に大山が勝ち越し三塁打。2四球などによる2死一、二塁で右中間に打ち返した。好救援の岩貞が連夜の勝ち星となる4勝目。五回に菊池涼の3点本塁打で追い付いた広島は、フランスアがつかまった。

【チェコ】上院議長らが台湾訪問

東欧チェコのビストルチル上院議長を団長とし、地方首長や企業家、メディア関係者ら約90人で構成される訪問団が30日、政府専用機で台湾に到着した。アザー米厚生長官が今月訪台したのに続き、中国と外交関係がある国の要人による公式訪問となった。国際社会での存在感を高めたい台湾にとっては外交上の勝利といえるが、中国が反発するのは必至で、台湾とチェコへの圧力を強める可能性がある。

30日午前、北部の桃園国際空港に到着したマスク姿の議長一行は、出迎えた台湾の呉釗燮外交部長(外相に相当)らと握手でなく腕を合わせてあいさつを交わした。台湾メディアによれば、訪問団は9月4日まで滞在。ビストルチル氏は1日に立法院(国会)で講演し、3日に蔡英文総統と会談する。4日には米国の対台湾窓口機関である米国在台湾協会(AIT)とのフォーラムにも出席する。

チェコ上院議長の訪台をめぐっては、ビストルチル氏の前任のクベラ氏が昨年に訪台を約束したが、中国大使館から脅迫され1月に急死した。ビストルチル氏は上院議長就任後、何度も「クベラ氏の遺志を引き継ぐ」と表明していた。《産経新聞》

【海上自衛隊】中東派遣第3陣が出航

海上自衛隊の中東派遣第3陣として護衛艦「むらさめ」が30日、海自横須賀基地(神奈川県)を出航した。不安定な中東情勢が続く中、9月後半からオマーン湾やアラビア海北部で日本関係船舶の安全確保に向けた情報収集に当たる。

海自によると、約200人が乗艦。新型コロナウイルス感染を警戒し、出航後2週間は日本近海にとどまり、全員のPCR検査をした後に現地に向かう。活動中の護衛艦「きりさめ」から任務を引き継ぎ、付近を航行する船舶の船籍や針路などを確認する。

むらさめは基準排水量4550トン、長さ151メートル。哨戒ヘリコプターを搭載できる。《共同通信》

【自民党総裁選】菅官房長官が出馬へ

菅義偉官房長官が、辞任を表明した安倍晋三首相(自民党総裁)の後継を選ぶ総裁選に出馬する意向を二階俊博幹事長に伝えたことが分かった。複数の党幹部が30日、明らかにした。新型コロナウイルス対策の継続性などの観点から、有力な候補となる可能性がある。総裁選は9月8日告示、14日投開票とする日程で調整しており、臨時国会を17日に召集し、新首相を選出する案が有力だ。岸田文雄政調会長も1日に正式に出馬表明する考えだ。

菅氏は平成24年の第2次安倍政権発足以来、官房長官として政権の要を担ってきた。総裁選への立候補は初めてとなる。昨年4月に新元号の令和を発表し、「令和おじさん」として知名度も上げた。

菅氏はこれまで出馬に慎重な姿勢を示していたが、党内では、安倍政権の主要政策が継続できるとして、待望論が高まっていた。二階氏が率いる二階派(志帥会)も支援する方向だ。

菅氏が出馬する意向を固めたことを受け、他の有力候補も慌ただしく動いた。

岸田氏は今月30日夜のフジテレビ番組で、総裁選への出馬の有無を問われ「はい」と答えた。これに先立ち、岸田派(宏池会)の会合に出席後、記者団に「総裁選に挑戦しようと準備を進めている」と語った。

岸田氏は東京都内で麻生太郎副総理兼財務相や細田派(清和政策研究会)の細田博之会長らとも会談した。いずれも、総裁選での支援を求めたとみられる。

一方、石破茂元幹事長は30日、菅氏について「安倍政権を大黒柱として支えてきた」と記者団に述べ、実績を評価した。同時に、総裁選の方法が正式に決まった後に、出馬の是非を判断する考えも示した。

小泉進次郎環境相は30日、視察先の福島市で記者団に総裁選に立候補しない考えを表明し、同じ神奈川県選出の河野太郎防衛相が出馬した場合は支援する意向も明らかにした。

河野氏は記者団に、小泉氏の表明に謝意を示しつつ、石破氏と同様、「どういう選び方になるのかも見ながら周囲と相談して決めていきたい」と述べるにとどめた。

自民党は、総裁選の選挙管理委員長に野田毅元自治相を起用する方針だ。また、コロナ禍の3密を回避するため、総裁選の会場をこれまでの党本部から変える方向で調整している。《産経新聞》



8月30日 その日のできごと(何の日)