令和415日目

2020/06/18

この日のできごと(何の日)

【東京都知事選】告示

任期満了に伴う7月5日投開票の東京都知事選が18日告示され、午後1時半現在で無所属現職の小池百合子氏(67)と新人21人の計22人が立候補を届け出た。主な争点は新型コロナウイルス対策や来年に延期された東京五輪・パラリンピックの対応。各陣営には感染防止対策で密集を回避する動きが広がり、オンラインを活用した選挙戦が展開されそうだ。

他に立候補したのは、れいわ新選組の山本太郎代表(45)、無所属の元日弁連会長宇都宮健児氏(73)、無所属の元熊本県副知事小野泰輔氏(46)=維新推薦、諸派でNHKから国民を守る党の立花孝志党首(52)=N国推薦=ら。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【横田早紀江さん】「めぐみ取り戻すまで頑張る」

昭和52年11月に北朝鮮に拉致された横田めぐみさん(55)=拉致当時(13)=の父で、5日に87歳で亡くなった滋さんの妻、早紀江さん(84)が18日、東京・中野で開かれた集会に参加し、支援者らにこれまでの協力への謝意を示すとともに、娘の奪還に向けた決意を改めて述べた。

キリスト教の支援者らによる集会で、早紀江さんは新型コロナウイルス対策としてフェースシールドを着用して登壇。死去から2週間ほどが過ぎ、「(入院中の滋さんに)『めぐみちゃんと会うまで頑張ろうね』と声をかけていたので、今思うとかわいそうだったなぁと」と率直な心情を吐露した。一方で、最期の瞬間について「家族に見守られ眠るように亡くなった。間違いなく天国へ行ったという実感があり、悲壮感はなかった」と振り返った。

自宅にある滋さんの遺骨と遺影に向け、「今日も元気を出していこうね」などと毎朝、声をかけているといい、「単身赴任で天国に行っているような、そんな感覚です」と笑みもこぼれた。その上で「めぐみを取り返すまで頑張っていく。これからも色々なことがあると思うが、みなさんと力を合わせていきたい」と結んだ。

支援組織「救う会」の西岡力会長もあいさつし、「滋さんは世の中の人々の善意を信じ、全国を飛び回ってきた」と、生前の救出運動への多大な貢献をねぎらった。最近の北朝鮮情勢について、新型コロナの影響などもあり、経済的に苦しい状況にあるとし、「全拉致被害者の即時一括帰国の実現に向け、最後の勝負のときは近い。これまでの道を信じて進んでいく」と語った。《産経新聞》

【東京株式市場】

18日の東京株式市場は世界的な新型コロナウイルスの感染の広がりを懸念する売り注文が出て、日経平均株価(225種)は続落した。米中関係を巡る思惑から売買が交錯し、330円超下落する場面もあった。

終値は前日比100円30銭安の2万2355円46銭。東証株価指数(TOPIX)は4.00ポイント安の1583.09。出来高は約11億1122万株だった。《共同通信》

【岐阜市ホームレス殺害事件】逆送の19歳起訴

岐阜市で3月、路上生活者(ホームレス)のAさん=当時(81)=が暴行を受け死亡した事件で、岐阜地検は18日、傷害致死罪で少年(19)を起訴した。地検は5月15日、この少年を岐阜家裁に送致、家裁は今月9日に刑事処分に相当するとして検察官送致(逆送)を決定していた。

起訴状によると、少年は当時19歳だった無職男(20)=同罪で起訴=らと共謀して3月25日午前1時35分ごろ、岐阜市の堤防で渡辺さんに石を投げ付けた。さらに約1キロにわたり追い掛けながら石を多数回投げた上、土の塊を顔に当て転倒させ、頭蓋骨骨折により死亡させたとしている。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染70人

国内では18日、新型コロナウイルスの感染者が新たに70人確認され、累計の感染者数は1万7753人となった。死者は北海道と福岡県で計2人。

都内では新たに41人の感染が確認された。5月25日に緊急事態宣言が解除されて以降、1日あたりの感染者が40人以上となったのは14日(47人)、15日(48人)に続いて3回目。直近1週間の平均感染者数は32・6人で、累計患者数は5674人となった。都によると、41人のうち、接待を伴う飲食店の従業員や客ら「夜の街」関連は10人だった。

大阪府では、大阪市の男性4人(20~40歳代)の感染が判明。このうち3人は、クラスター(感染集団)が発生したとみられる大阪・ミナミのバーを訪れていたという。《読売新聞》

プロ野球、1軍全選手の陰性確認

プロ野球は18日、西武、ソフトバンク、楽天の3球団が新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査の結果を発表し、19日のセ、パ両リーグ開幕を前に12球団の1軍の選手、監督、コーチ、スタッフの全員が陰性と確認された。

西武は13日と16日に検査を受けた選手、監督、コーチ、スタッフの全195人が陰性だった。楽天も選手、監督、コーチ、スタッフ、球団職員の全176人が陰性と判定された。

ソフトバンクは16日までに検査を受けた支配下選手、監督、コーチ、スタッフの陰性を確認。2軍の首脳陣とスタッフ、育成選手の8人は22日に検査を受ける予定。《共同通信》

【NTT】ハローページの発行終了へ

NTT東日本とNTT西日本は18日、五十音順の電話帳「ハローページ」の発行を2021年10月以降、順次終了すると発表した。携帯電話の普及や個人情報保護への意識の高まりから部数が大幅に減少していた。職業別の「タウンページ」は発行を続ける。

ハローページは個人名編と企業名編の2種類ある。20年度の部数は計120万部で、ピーク時の6500万部(05年度)から大幅に落ち込んでいた。

承諾を得て、氏名や電話番号、住所を掲載する個人名編の掲載件数もピークの2600万件(1990年度)から1100万件(20年度)まで減った。21年10月以降発行冊子を最終版とする。《共同通信》

【河井克行前法相夫妻】逮捕

参院選の票のとりまとめを依頼する目的で地元議員らに多額の現金を配布したとして、東京地検特捜部は18日、公選法違反(買収)の疑いで、前法相で衆院議員、河井克行容疑者(57)=広島3区=と妻で参院議員、案里容疑者(46)=広島選挙区=を逮捕した。案里容疑者が初当選した昨年7月の参院選をめぐる買収疑惑は、ついに現職議員2人に対する強制捜査に発展した。

克行容疑者の逮捕容疑は、昨年3月下旬~8月上旬、参院選で案里容疑者を当選させるため、投票や票の取りまとめなどの報酬として116回にわたって計約2400万円を91人に供与。また、案里容疑者は克行容疑者と共謀し、5人に5回にわたり、170万円を渡したとしている。

関係者によると、受け取ったのは広島県内の首長や地方議員、陣営関係者らが含まれるという。

両容疑者は自民党に離党届を提出し、17日に受理された。克行容疑者は同日、国会内で記者団に「良心に照らして、やましい政治行動、法にもとるような政治活動を行ってきたことはない」と強調した。案里容疑者は「弁護士から(発言を)止められています。申し訳ありません」とだけ述べていた。

克行容疑者は平成8年の衆院選で初当選し、現在7期目。自民党総裁外交特別補佐などを歴任し、昨年9月に法相に就任したが、翌10月に車上運動員への違法報酬疑惑が週刊誌に報じられ辞任した。案里容疑者は15年から広島県議を4期務め、昨年7月の参院選で初当選した。《産経新聞》

【安倍晋三首相】衆院解散「頭の片隅にもない」

安倍首相は18日の記者会見で、衆院解散・総選挙について、「新型コロナウイルス感染症対策に全力を尽くしている中、頭の片隅にもない」と述べた。その上で、「国民の信を問うべき時がくれば、ちゅうちょなく解散を断行する考えに変わりはない」とも強調した。

来年9月末までの自民党総裁任期を党則改正で延長する可能性は、「党のルールに従い、任期を務め上げていくのは当然で、これを変えようということは全く考えていない」と否定した。

「ポスト安倍」候補に関しては、「後継者というのは育てるものではなく、育ってくるものだ。自民党は色々な人材の宝庫だ」と述べ、個別の名前に言及するのは避けた。

また、国会で憲法改正論議が進んでいないことに対しては、「反対なら反対という議論をすればいい。なぜ議論すらしないのか」と野党の対応を批判。「党総裁任期の間に、憲法改正を成し遂げたい、その決意と思いに変わりはない」と語った。《読売新聞》



6月18日 その日のできごと(何の日)