令和198日目
2019/11/14
この日のできごと(何の日)
【横田早紀江さん】めぐみさんとの再会「決意揺るがない」
昭和52年11月15日、新潟市で13歳だった横田めぐみさん(55)が北朝鮮に拉致されてから42年となるのを前に14日、母の早紀江さん(83)が川崎市内で記者会見し、「被害者も私たち家族も年を取ったが再会の決意は揺るがない。『子供たちを早く取り返していただきたい』という願いで一貫している」と、被害者の即時帰国を訴えた。
早紀江さんは、日本政府と北朝鮮の対話が前進しない現状について「42年もたって解決しないことが本当に嘆かわしい。家族も高齢になり、いつまで帰国を待てるのか、と焦りがある」と怒りをにじませ、「日本をはじめ、世界が力をあわせて被害者帰国を迫っていただきたい。北朝鮮にとっても国を幸せにする重要な好機だ」と呼びかけた。
めぐみさんの父、滋さんは14日、87歳の誕生日を迎えたが、昨年4月から病院で療養中のため、記者会見に出席できなかった。早紀江さんは「本当なら大好きなお酒を飲み、明るい誕生日にしてあげたかった。食事も思うようにできず、会話も難しいが、めぐみと元気に再会するため、懸命にがんばっている」と近況を明かした。
また、「北朝鮮は閉ざされた国で、実態は見えないが、めぐみたちが必ず生きていると信じて、救出に全身全霊をささげてきた。拉致は日本人の誰にでも起こりえたこと。引き続き、皆様に解決への後押しをいただければ」と力を込めた。《産経新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【米・カリフォルニア州】高校で銃撃
米西部カリフォルニア州サンタクラリタの公立高校で14日、銃撃事件があり、生徒2人が死亡し、少なくとも生徒3人が負傷した。犯人は16歳の男子生徒で、犯行現場で自殺を図り、近くの病院に搬送された。地元当局で犯行時の詳しい状況や動機を調べている。
地元当局によると、銃撃があったのは校内中庭で、男子生徒がバックパックから拳銃を取り出し、近くにいた生徒に向けて発砲を始めたという。16歳の女子生徒と14歳の男子生徒が亡くなった。犯人はアジア系で14日が誕生日だったという。地元当局は校内の安全カメラや生徒が犯行時に撮影した動画などを分析している。
現場はロサンゼルス中心街から北に約約50キロの位置にある郊外の住宅エリアで、人口は約20万人だという。《読売新聞》
【東京株式市場】
14日の東京株式市場は、中国経済指標の鈍化や香港情勢の混迷を警戒し、売り注文が優勢になって日経平均株価(225種)は続落した。終値は前日比178円32銭安の2万3141円55銭で、約2週間ぶりの安値を付けた。平均株価の続落は約1カ月半ぶり。
東証株価指数(TOPIX)は15.93ポイント安の1684.40で、節目の1700を割り込んだ。出来高は約14億株。
中国国家統計局が14日午前に公表した固定資産投資などの主要経済指標が低調で、売りを誘った。抗議活動で負傷者が相次ぐ香港では14日の主要な株価指数が軟調に推移し、懸念が深まった。《共同通信》
【大相撲九州場所】5日目
大相撲九州場所5日目(14日・福岡国際センター)一人横綱の白鵬は平幕妙義龍を難なく突き落として1敗を守った。
両大関は黒星。かど番の高安は明生のかいなひねりに屈し、2連敗で2勝3敗。貴景勝は宝富士に突き落とされて2敗目を喫した。成績次第で大関昇進の可能性がある関脇御嶽海は隠岐の海に寄り切られて3敗目。関脇栃ノ心は右肋軟骨骨折で休場し、10勝が条件だった1場所での大関復帰が絶望的となった。
白鵬、小結朝乃山と平幕5人(若隆景を除く)が1敗で並ぶ混戦となった。日本相撲協会広報部の資料によると、5日目で全勝がいなくなるのは2001年秋場所以来。《共同通信》
【ラグビーW杯】スコットランド、罰金受け入れ
ラグビーの国際統括団体ワールドラグビー(WR)は14日、ワールドカップ(W杯)日本大会での言動で7万ポンド(約980万円)の罰金を科したスコットランド協会が処分を受け入れ、反省を表明したと発表した。
台風19号の影響により日本戦の開催が危ぶまれた際、スコットランド協会のドッドソン最高経営責任者(CEO)は試合を実施できなければ日程を変更すべきだと訴え、中止になった場合の法的措置も示唆。WRの独立紛争委員会は大会の懲戒規定に抵触したと判断し、7日に処分を決定した。《共同通信》
【千葉県・森田健作知事】選挙費5000万円使途不明
千葉県の森田健作知事が出馬した過去4回の知事選で、余った計約5千万円の選挙運動費が使途不明となっていることが14日、分かった。森田氏は同日の記者会見で「自分の政治活動に使った。法令に従ってやっている」と述べ問題がないとしたが、有識者からは「裏金との疑惑を持たれかねない」と説明責任を問う声も上がっている。
森田氏は2005年に知事選に初出馬し落選。09年に初当選した後、13年、17年と当選し現在3期目。収支報告書によると、05年に3091万円、09年428万円、13年373万円、17年1084万円の剰余金があったが、その後の使途は明らかにされていなかった。《共同通信》
【安倍晋三首相】ミクロネシア・パニュエロ大統領と会談
安倍晋三首相は14日、ミクロネシア連邦のパニュエロ大統領と官邸で会談した。太平洋戦争の激戦地となった同国と戦没者遺骨収集事業に関し、緊密に協力していく方針を確認。太平洋島しょ国の首脳らが日本に集う2021年の第9回「太平洋・島サミット」に向けた連携で一致した。
首相は会談後の共同記者発表で「自由で開かれたインド太平洋ビジョンの実現に向けた決意を伝えた」と表明。23年に終了する可能性がある米国によるミクロネシアへの財政支援に関し、米国に支援を働き掛ける方針を明らかにした。
パニュエロ氏は今年5月に大統領に就任。「即位礼正殿の儀」の参列で10月来日した。《共同通信》
【立憲民主党・蓮舫副代表】「あなた達も桜を見る会に行った、とか。つまらない反応」
立憲民主党の蓮舫副代表は14日、首相主催の「桜を見る会」をめぐり、自身のツイッターで「あなた達も桜の会を行っていた、とか。出席してたでしょ、とか。つまらない反応です」と発信した。立民の母体である旧民主党も政権時に各議員に「推薦枠」を割り振り、招待者を募っていたとの指摘が念頭にあるとみられる。
蓮舫氏は「安倍総理の桜を見る会の問題は総理の職責、税金を使って安倍晋三衆議院議員の政治活動にしていた疑惑に尽きます」「説明なきまま、中止で幕を閉じようとする政府の姿勢も姑息すぎます」ともつづった。
立民や国民民主、共産などの主要野党は、税金を投入した会が安倍首相や自民党議員に私物化された疑惑があるとして批判を強めている。《産経新聞》
【香港】重体の70歳男性死亡
デモ隊と警官隊などの衝突が続く香港で14日夜、抗議活動に伴う混乱の中、重体となっていた70歳の男性が死亡した。香港メディアによると、一連の抗議活動で日常生活に支障が出ている市民らとデモ隊が衝突した際、男性の頭にれんがが当たった。男性の死で社会の分断が一層鮮明となった。
15日は警察の強硬な取り締まりに反発するデモ行進や中高生の集会なども予定されており、混乱は収束しそうにもない。
香港メディアによると、13日に黒シャツ姿のデモ隊と口論となった数十人の市民が衝突。香港政府はれんがは「暴徒」が投げたと指摘し、デモ隊を非難した。《共同通信》