令和158日目

2019/10/05

この日のできごと(何の日)

【横田めぐみさん】55歳の誕生日

北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさん=失踪当時(13)=の55歳の誕生日に当たる5日、両親が住む川崎市で「拉致被害者家族を支援するかわさき市民のつどい」が開かれ、弟の拓也さん(51)が講演した。被害者家族の高齢化に「時間との闘い。一刻の猶予も許さない」と危機感をにじませて早期解決を訴えた。

拓也さんは講演で、父滋さん(86)に触れ「昨年4月に入院し、今も病院のベッドにいる」と語った。あいさつを予定した母早紀江さん(83)も欠席となり「母も看病のため毎日通院しており体力の限界。大事を取った」と理解を求めた。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【世界陸上】

陸上の世界選手権第9日は5日、ドーハで行われ、男子400メートルリレー決勝で多田修平(住友電工)白石黄良々(セレスポ)桐生祥秀(日本生命)サニブラウン・ハキーム(米フロリダ大)の日本は37秒43のアジア新記録で2大会連続の銅メダルを獲得した。東京五輪出場権も確保。米国が世界歴代2位の37秒10で制し、英国が37秒36で2位。

女子1500メートルはシファン・ハッサン(オランダ)が3分51秒95の大会新記録で制し、1万メートルとの2冠を達成。男子マラソンは川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)、二岡康平(中電工)、山岸宏貴(GMO)が出場。《共同通信》

陸上の世界選手権男子20キロ競歩は4日から5日にかけてカタールのドーハで行われ、山西利和(23)=愛知製鋼=が優勝し、東京五輪代表に決まった。今大会では男子50キロ競歩の鈴木雄介(31)=富士通=に続く金メダル獲得で、20キロ競歩では日本勢初メダル。

山西は京都大卒と、競技者としては異例の経歴。世界ランキング1位で挑んだ初めての世界選手権で見事に優勝候補の期待に応え「世界一というのがゴールではない。この先がある」と語った。

世界選手権で日本勢が複数の金メダルを獲得するのは初めて。来夏に東京五輪を控え、日本の男子競歩が隆盛を迎えている。《共同通信》

【ラグビー・W杯】

ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で世界ランキング8位の日本は5日、愛知県豊田市の豊田スタジアムで行われた1次リーグA組の第3戦で同15位のサモアを38―19で退け、無傷の3連勝で勝ち点を同組トップの14に伸ばし、史上初の8強入りに前進した。

日本は終盤松島幸太朗(サントリー)らの活躍で連続トライを奪い、合計4トライでボーナス点1も加えて1試合最大の勝ち点5を挙げた。13日の1次リーグ最終戦で世界9位のスコットランドと対戦する。

日本は前回大会に並ぶ1大会最多の3勝。A組3位以内が確定し、次回2023年フランス大会の出場権を獲得した。《共同通信》

【プロ野球・CS】

D7―8神(5日) 阪神大逆転、北條が5打点

阪神が終盤に6点差をひっくり返した。1―7の七回に代打木浪が適時打、北條は3点本塁打で計4得点。八回は木浪の適時打で1点差に迫り、北條が逆転の2点三塁打を放った。六回以降は救援陣が無失点。8番手の藤川が締めた。

DeNAは一回に筒香が西から3ランを放って主導権を握り、五回に4点を加えたが、エスコバー、国吉らが痛打された。

ソ3―5楽(5日) 楽天、4発で千賀を攻略

楽天が4本塁打で千賀を攻略し逆転勝ちした。一回に浅村のソロで先制し、1―3の三回にはオコエがソロ。五回に浅村の2本目のソロで追い付き、七回に茂木のソロで勝ち越した。則本昂が6回を3失点でまとめ、継投で逃げ切った。

ソフトバンクは三回以降は無得点に終わった。千賀は2死無走者で追い込んでからの本塁打が3本と詰めが甘かった。《共同通信》

【茨城国体】初のeスポーツ

コンピューターゲームの腕を競い合う「eスポーツ」で初開催となる全国都道府県対抗選手権が5日、茨城国体の文化プログラムとして、つくば市のつくば国際会議場で始まった。47都道府県の予選を勝ち抜いた約600人が熱戦を繰り広げ、好プレーで大勢の観客を盛り上げた。

この日は予選が行われ、プレーが大画面に実況解説付きで映し出された。静岡県からパズルゲーム「ぷよぷよ」の観戦に訪れた20代女性は「小学生でも大人と変わらないほどハイレベル。見ていて鳥肌が立った」と感激した様子だった。《共同通信》

【熊本城】3年半ぶりに一般開放

2016年4月の熊本地震で被災し、立ち入り規制が続いていた熊本城(熊本市)の大天守周辺が5日、3年半ぶりに一般開放された。今後も日時を限定して開放され、外観が修復した大天守の勇壮な姿を間近で楽しめる。市は来年3月末までに52万人の来城者を見込む。

大西一史市長は開放前に開かれた式典で「天守閣の瓦や石垣が崩落した悲しい光景は生涯忘れ得ないが、全国からの寄付で力強い応援をもらった。城を見て着実な復興への歩みを実感してほしい」と述べた。

特別公開ルートは、券売所のある「二の丸広場」から「天守閣前広場」に至る約450メートル。《共同通信》

【京都アニメーション放火殺人事件】死者36人に

京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオの放火殺人事件で、京都府警は5日、入院中だった20代の女性社員1人が4日夜に死亡したと発表した。事件の犠牲者は計36人となった。死因は広い範囲にやけどを負ったことによる敗血症性ショック。

府警は女性の実名を公表しておらず「今後、ご遺族や各方面と調整の上、対応する」と説明している。他の犠牲者35人の実名はこれまで2度に分けて発表している。

捜査関係者は9月中旬の段階で、重体の負傷者も命の危機をほぼ脱し回復傾向にあるとしていたが、女性は集中治療室に入っており容体は一進一退が続いていたという。《共同通信》

【イラク】反政府デモの死者93人に

イラク各地で1日から拡大した反政府デモで、AP通信などは5日、デモの死者が93人に達したと伝えた。100人に迫り、負傷者は約4千人になった。アブドルマハディ首相が昨年10月に就任して以来、最大のデモは一層激化。国連人権高等弁務官事務所は4日、デモ鎮圧に実弾が使われている可能性があるとして懸念を表明した。

4日はイラク多数派のイスラム教シーア派指導者サドル師が、首相退陣と早期の国会選挙(総選挙)実施を求める声明を出した。サドル師がデモ隊を擁護しているとの見方が広がり、抗議活動がさらに勢いづく可能性が出ている。《共同通信》

【香港】「覆面禁止規則」に抗議、マスク着けデモ

香港で5日、抗議運動参加者がマスクなどで顔を隠すことを禁じる「覆面禁止規則」が施行されたのを受け、香港住民がマスクを着けて反対を表明するデモが行われた。前夜の一部デモ隊による破壊行為で地下鉄が全線運休に追い込まれるなど、世界的な観光都市の週末に深刻な影響が出た。

香港島や九竜半島では5日午後、それぞれ1000人規模の抗議デモが行われた。覆面禁止の決定が発表された4日夜には、一部デモ隊が暴徒化し、地下鉄駅の施設や中国系の銀行、商店を破壊した。これを受け、銀行や大手スーパーなどは5日、臨時休業の措置を取った。

香港警察は、中国本土に近い新界地区・元朗で4日夜、私服警官がデモ隊の集団に襲撃された際、自衛のために実弾を1発発砲したことを明らかにした。香港メディアは、14歳の少年が太ももに被弾し、負傷したと伝えている。デモ隊と警官隊との間の緊張は一層高まっている。

香港政府トップの林鄭月娥行政長官は5日、ビデオ声明を公表し、4日夜の抗議運動を「暴徒による過激な行為により、香港は暗黒の一夜を過ごした」と批判した。覆面禁止規則の根拠となる「緊急状況規則条例」の発動には、民主派が「立法会(議会)の承認を通さず、法的根拠がない」と強く反発している。林鄭氏は「現行法規に基づいた適切な行動だ」と反論し、香港住民に、香港政府への支持と、過激な一部デモ隊と一線を画すことを呼びかけた。《読売新聞》

【韓国】法相疑惑で社会分断

韓国・ソウルで5日、文在寅大統領の側近、チョ・グク法相の親族への検察捜査を批判する市民らが大規模な集会を開き、「チョ・グクを守れ」「検察改革を」と叫んだ。周辺では先に朴槿恵前大統領を支持する保守系勢力が「チョ・グク氏を即刻拘束すべきだ」と訴えた。疑惑捜査を、検察改革を進める政権への「反旗」とみるか「正義の遂行」と捉えるかで、韓国社会は分断されている。

双方とも検察庁庁舎近くに結集。検察を批判する集会では東西と南北に延びる道路各約1キロを人々が埋め尽くした。参加人数については互いに大きな数値を主張し合っており、警察は推計値を発表していない。《共同通信》

【米朝実務協議】北朝鮮「手ぶらで現れた」と非難

非核化に向けた米朝の実務協議で、北朝鮮の金明吉首席代表は5日夜の協議後、スウェーデンのストックホルムで記者会見し「協議は決裂した。米側が手ぶらで現れた」と述べた。米国務省は直後に声明を出して決裂を否定、2週間後に再協議を行うことに意欲を表明した。

金氏は米側が準備不足だとして協議を中断すると表明、年末まで米側に熟考を促すとした。

これに対し、米国務省のオルタガス報道官は金氏の発言は「8時間半に及んだ議論の内容や雰囲気を反映していない」と指摘し、米側が「新しい提案について説明した」と主張した。《共同通信》

【野党】関電訪問

関西電力役員らの金品受領問題で、立憲民主党などでつくる野党追及チームは5日、大阪市の関電本店を訪れた。関係者と直接会い、真相解明への協力を求める考えだったが、関電側は「担当者がいない」と説明し、面会は実現しなかった。

追及チームは、国会審議に関電役員らの出席を求める要請文を本店の警備員に手渡した。座長の今井雅人衆院議員は「説明責任を果たそうとしない関電の対応にがくぜんとした。国会で徹底的に究明する」と記者団に強調した。

午後に福井県高浜町へ入り、関電高浜原発を視察。関電役員らに金品を渡した元助役の自宅や、元助役と関係の深い建設会社「吉田開発」も訪問する予定だ。週明けに始まる国会論戦に向け、準備を進める狙いがある。《産経新聞》*管理人注 この日は土曜日



10月5日 その日のできごと(何の日)