平成10023日目

2016/06/17

この日のできごと(何の日)

【民進党・枝野幸男幹事長】東電報告書「不十分かつ一方的」

東京電力福島第1原発事故に関する同社の第三者検証委員会報告書について、当時の官房長官だった民進党の枝野幸男幹事長が17日、国会内で記者会見し、枝野氏や菅直人首相(当時)ら首相官邸の政治家へ聞き取りがなかったとして、「不十分かつ一方的」と批判した。参院選を控えるため、「目前に公表することは選挙妨害との疑いも免れない」とも指摘し、東電や委員会への法的措置も検討する考えを示した。

報告書によると、東電の清水正孝社長(当時)は事故発生から2日後の2011年3月13日午後2時ごろ、首相官邸で菅、枝野両氏らと会談。清水氏は翌14日、「官邸からの指示により、この言葉(炉心溶融)を使わないように」と社員を経由して武藤栄副社長(当時)に伝えたという。

枝野氏は「『炉心溶融』という言葉を使わないよう指示した事実はない」と反論。「13日午前11時からの記者会見で、炉心溶融の可能性を認めており、その言葉を使わないよう指示するのは考えられない」と主張した。

また、「官邸側」という言葉について、「(当時官邸で執務した)東電職員も含めて使われて誤解を招いてきた。無責任に『官邸側』という言葉を使うのは不誠実だ」とも語った。《毎日新聞》



【神戸市須磨区】100円ショップに100円強盗

17日午後7時ごろ、神戸市須磨区の100円ショップ「ザ・ダイソー板宿店」に男が押し入り、レジにいたアルバイトの女性店員(23)に果物ナイフのような刃物を突き付けて「金を出せ」と脅迫。店員が100円硬貨1枚を男に手渡すと、男は逃走した。兵庫県警須磨署が強盗事件として捜査している。

同署によると、店員は強盗に驚き、とっさにレジ横の棚に置いてあった100円硬貨をつかんで渡したという。男は自転車で逃走。青色のTシャツに半ズボン姿で、中高生くらいとみられるという。《産経新聞》

【プロ野球・広島】延長十二回サヨナラ勝ちで4連勝

広島6-4オリックス◇17日◇マツダスタジアム

オリックスは3回、T-岡田の適時打と広島ルナの失策で2点を先取。広島は3回まで毎回安打を放つも適時打が出ず無得点。 オリックスは5回に再来日のクラークが今季初安打となる1号を放ち追加点。広島は6回まで7安打を放つも、無得点に終わる。

広島は8回に松山の2点二塁打、9回にはルナの2点二塁打で4-4の同点に追いついた。試合は延長戦に突入した。広島は延長12回無死二塁で、鈴木のバットからサヨナラ8号2ランが飛び出した。7番手のヘーゲンズが3勝目。《日刊スポーツ》

【東京都・舛添要一知事】定例会見を欠席

今月21日付で辞職する東京都の舛添要一知事は17日登庁せず、毎週金曜日に開かれる定例記者会見を欠席した。知事は事前に欠席する意向を示していたが、会見を主催する都庁記者クラブは「理由なく欠席することは認められない」として出席を求めていた。

舛添知事は15日の都議会本会議で辞職のあいさつを述べた後、報道陣の取材に応じていない。都によると、知事は20日に登庁して残務整理を行うが、最終日の21日は登庁しない予定という。《読売新聞》

【国民怒りの声】宝田明氏が立候補取りやめ

政治団体「国民怒りの声」は17日夜、参院選比例代表に擁立した俳優の宝田明氏(82)が立候補を取りやめたと発表した。「諸般の事情により、宝田氏は出馬を取りやめ、応援団に回ることになった」とのコメントを出した。宝田氏が19日に、国民怒りの声の集会で詳細を説明するという。

宝田氏の出馬取りやめで比例代表の立候補予定者は計9人となるが、東京選挙区から立候補する元衆院議員の小林興起氏を加えると計10人になり、公選法で政党に準じた選挙運動ができる「確認団体」の要件を満たすことになる。《共同通信》

【生活の党】参院選公約を発表

生活の党は17日、参院選公約を発表した。旧民主党の目玉政策だった月額2万6千円の子ども手当や年金一元化の実現など子育てや社会保障の充実を前面に打ち出し、国民の暮らしを重視する姿勢をアピールした。キャッチフレーズには「生活が第一。」を掲げた。

小沢一郎共同代表は記者会見し「党名の通り、国民の生活と暮らしに重点を置いて訴えたい」と述べた。

公約は、保育園の待機児童ゼロ、私立高校や大学の授業料減額に取り組むほか、子ども手当や雇用安定化で可処分所得を1・5倍に増やすとした。社会保障では、医療費の窓口負担軽減を訴え、最低保障年金で将来不安を取り除くとした。《共同通信》



6月17日 その日のできごと(何の日)