平成9663日目

2015/06/23

この日のできごと(何の日)

【沖縄慰霊の日】沖縄戦終結から70年

沖縄は23日、太平洋戦争末期の沖縄戦の犠牲者を悼む「慰霊の日」を迎えた。

70年前のこの日、多数の住民を巻き込んだ悲惨な地上戦で旧日本軍の組織的な戦闘が終結。最後の激戦地だった糸満市摩文仁(まぶに)にある平和祈念公園では沖縄県などの主催で「戦後70年沖縄全戦没者追悼式」が開かれた。遺族や安倍晋三首相、翁長雄志知事らが参列し、20万人を超える犠牲者に黙とうをささげた。

6月23日のできごと(何の日)【沖縄慰霊の日】
https://www.kantei.go.jp/

追悼式では参列者が正午に黙とうした。翁長知事が恒久平和の願いを込めた平和宣言を読み上げ、安倍首相らがあいさつする。追悼式にはケネディ米駐日大使のほか山口俊一沖縄・北方相らも出席した。

国籍や軍民を問わず、戦没者名を刻んだ石碑「平和の礎」には2015年度に新たに判明した87人が追加刻銘され、総数は24万1336人となった。《日経新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【セ・リーグ】全球団が貯金なしに

セ・リーグは23日、全6球団で貯金なしとなった。交流戦でセ・リーグがパ・リーグに17負け越したことが原因で起きた史上初の珍事だ。35勝34敗の貯金1で首位に立っていた・巨人は、DeNAに2-7で敗戦。33勝33敗で勝率5割の2位だった阪神は、広島を相手に延長引き分けに終わった。巨人は12連敗中のDeNAに対して二回、相川の2ランで先制。しかし三回以降は追加点を奪えず、六回には4点を失って逆転された。九回にも3点を加えられ、完敗を喫した。《デイリースポーツ》

【英仏海峡トンネル】デモ激化で不通に

英仏海峡トンネルのフランス側にある港町カレーで23日、海峡フェリーの雇用削減に反発する船員らのデモが激化し、列車の線路に自動車のタイヤを積んで火を付けるなどしたため、トンネルを通る国際列車は終日、運休となった。

カレー発のフェリーも欠航となり、代わりの港へ向かう車やトラックで周囲は大混乱。カレーには英国入りを図るアフリカ、中東などからの不法移民らが集まっており、ノロノロ運転のトラックの荷台などに乗り込もうとして、警官に相次ぎ阻止された。

英外務省はカレー周辺を車で通行する国民に向け「不法移民に対する十分な注意」を呼び掛ける渡航情報を出した。《共同通信》

【サッカー女子W杯】なでしこ、2大会連続のベスト8入り

サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会第14日は23日、バンクーバーで決勝トーナメント1回戦の1試合が行われ、連覇を狙う日本代表「なでしこジャパン」がオランダを2―1で退けて2大会連続3度目のベスト8入りを果たした。27日午後2時(日本時間28日午前5時)に行われる準々決勝でオーストラリアと対戦する。《日経新聞》

【海上自衛隊】フィリピン軍と共同訓練

フィリピン軍との共同訓練のため同国西部パラワン島入りしている海上自衛隊のP3C哨戒機が23日、南シナ海上空での飛行を開始した。中国が岩礁埋め立てを進める南沙(英語名スプラトリー)諸島にも近い同島で自衛隊部隊が活動するのは初めてで、南シナ海の実効支配を強める中国に対し、存在感とフィリピンとの連携の強さを誇示する機会となった。

海自隊員14人とフィリピン軍の3人が乗り込んだP3Cは23日午前6時(日本時間同7時)すぎ、パラワン島のプエルトプリンセサを離陸。同島西80~180キロの南シナ海で実施される本番の訓練は24日の予定。《共同通信》

【北朝鮮】「韓国スパイ」に無期懲役

北朝鮮の最高裁は23日、「韓国情報機関のスパイ」として北朝鮮で昨年拘束された韓国人男性2人に対し、国家転覆陰謀罪で無期労働教化刑(無期懲役に相当)の判決を言い渡した。

北朝鮮は国連の北朝鮮人権事務所がソウルで開所することを理由に、韓国で開催されるユニバーシアード夏季大会への参加取りやめを通告したばかりで、南北関係のさらなる悪化が懸念される。

2人は金国紀氏と崔春吉氏。3月に平壌で記者会見し、韓国情報機関の国家情報院と連携して北朝鮮を転覆する目的で宣伝物を流布するなどしたと説明していた。《共同通信》

【イスラム国】パルミラ近郊の聖廟破壊

世界遺産の古代遺跡があるシリア中部パルミラを5月に制圧した過激派組織「イスラム国」が、パルミラ近郊にあるイスラム教の聖廟二つを破壊したことが23日、分かった。フランス公共ラジオがシリア文化省幹部の情報として伝えた。破壊したのは20日とみられる。

「イスラム国」はインターネット上で、男2人が爆発物を抱え聖廟のある丘を登る画像や聖廟が爆破され煙を上げる画像を公開した。

破壊されたのは、預言者ムハンマドのいとこの子孫をまつった聖廟など。「イスラム国」は各地でイスラム教が禁じる偶像崇拝につながるとして遺跡の破壊を繰り返している。《共同通信》

【シリア】北部でクルド進撃

シリア反体制派のクルド人民兵部隊は23日までに、過激派組織「イスラム国」が掌握していたシリア北部の要衝アインイーサの町と、近郊のシリア軍基地を相次いで制圧した。部隊の報道官が共同通信の電話取材に明らかにした。有志国の空爆支援を受け、シリア北部で進撃を続けるクルド人勢力が、「イスラム国」の「首都」ラッカ北方約50キロに迫った。

報道官によると、クルド人組織、民主連合党(PYD)傘下の人民防衛部隊(YPG)は22日、シリア軍の第93旅団基地を制圧し、23日にアインイーサの町と周辺の村を制圧した。《共同通信》

【米中戦略・経済対話】開幕

米中両国が外交や経済の課題を閣僚級で話し合う「米中戦略・経済対話」が23日、ワシントンで2日間の日程で始まった。米国務省での開幕式でバイデン米副大統領は「世界の相互依存の高まりにより、開放されたシーレーン(海上交通路)はかつて以上に重要になっている」と、中国による南シナ海での一方的行動をけん制した。

24日までの対話では、南シナ海問題やサイバー攻撃への懸念で生じた緊張の緩和を図れるかが焦点。オバマ大統領と中国の習近平国家主席による9月の首脳会談を見据え、決定的な対立を回避しつつ協力拡大へ議論を深めたい考え。米中戦略・経済対話は7回目。《共同通信》



6月23日 その日のできごと(何の日)