平成9643日目

2015/06/03

この日のできごと(何の日)

【民主党・後藤祐一衆院議員】泥酔、警察沙汰に

民主党の後藤祐一衆院議員が3日未明、泥酔状態で都内の議員宿舎に帰宅し、タクシー運転手とトラブルとなり警察官が出動する騒ぎになっていたことが分かった。高木義明国対委員長は口頭で厳重注意を行い、安住淳国対委員長代理は1年間の禁酒を厳命した。

後藤氏は関係者に「今後このようなことがないように襟をただして身を律し、国会活動に専念する」と陳謝した。後藤氏は当選3回で、現在は安全保障関連法案を審議する衆院平和安全法制特別委員会に所属している。

民主党幹部によると、後藤氏は2日夜のテレビ番組出演後に飲酒し、3日午前2時半ごろ、タクシーで議員宿舎前に到着した。だが、後藤氏はなかなか降りようとせず、手に負えないと判断した運転手が警察に通報した。後藤氏は釣り銭をめぐって「受け取る法的根拠は何か」などと運転手を怒鳴り、その後、転倒して頭を打つなど全治1週間の軽傷を負った。

後藤氏は議員宿舎内で、騒ぎを聞きつけた自民党など与野党議員らに介抱された。タクシー代は支払っており、運転手や介抱した議員らにけがはなかった。《産経新聞》

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【J1】

明治安田J1第1ステージ第10節最終日(3日・日立柏サッカー場ほか=2試合)未消化だった試合が行われ、首位の浦和は3−3で柏と引き分け、開幕14戦無敗のJ1新記録を達成した。10勝4分けで勝ち点34とし、早ければ7日の第15節でステージ優勝が決まる。G大阪は2−0で鹿島に快勝し、勝ち点27の2位に浮上した。

浦和は2−3の後半ロスタイムに武藤のゴールで追い付いた。G大阪は前半に今野が先制し、後半も遠藤がPKで加点した。《共同通信》

【奈良県警】巡査部長、交通違反を「もみ消し」

無免許運転で単独事故を起こした男の交通違反をもみ消したとして、奈良県警は3日、犯人隠避などの疑いで、奈良署交通2課の巡査部長A容疑者(44)=同県橿原市=を逮捕した。また、道交法違反(無免許運転)の疑いで、違反をした住所不定の風俗店経営B容疑者(24)も逮捕した。

県警は、A容疑者が違反をもみ消す代わりに、B容疑者から現金や風俗店の無料利用といった見返りを得ていたとみて、贈収賄容疑でも2人を調べる。《共同通信》

【天皇皇后両陛下】比・アキノ大統領を歓迎

国賓として来日したフィリピンのアキノ大統領の歓迎行事が3日午前、皇居・宮殿で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子さまが出席された。安倍晋三首相も同席した。雨のため儀仗隊の栄誉礼は行われず、両国国歌の演奏後、大統領は日本側の出席者とあいさつした。その後、両陛下は大統領と宮殿の「竹の間」で会見された。《日経新聞》

国賓として来日したフィリピンのアキノ大統領を招き、天皇、皇后両陛下が主催される宮中晩餐(ばんさん)会が3日夜、皇居・宮殿で開かれた。皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻をはじめ皇族方が陪席し、昨年12月に成年皇族となった秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまも初めて出席された。《産経新聞》

【比・アキノ大統領】国会演説

国賓として来日しているフィリピンのアキノ大統領は3日、参院本会議場で演説し、政府が今国会での成立を目指す安全保障関連法案の審議について「最大限の関心と敬意を持って注目している」とし、安保法制の整備を前向きに評価した。

アキノ氏は、中国による南シナ海での岩礁埋め立てを念頭に、「国際法により明確に付与された範囲を超えて、新たに地理的境界や権利を書き換えようとする試みによって、繁栄が損なわれる危険にさらされている」と言及。また、アキノ氏は「繁栄を支えてきた物や人の自由な移動が阻害されようとしている」と危機感をあらわにした。《共同通信》

【韓国】ミサイル発射実験

聯合ニュースによると、韓国の国防科学研究所は3日、中西部忠清南道泰安の実験場で、北朝鮮全域をカバーする射程500キロ以上の新型弾道ミサイル「玄武2B」の発射実験を初めて実施し、成功した。北朝鮮が反発する可能性が高い。

配備されれば、北朝鮮の核・ミサイル施設の先制攻撃を想定した防衛システム「キルチェーン」の中核となる。米韓は2012年10月、韓国の弾道ミサイルの射程制限を300キロから800キロに延長することで合意。韓国が開発を続けていた。《共同通信》

【米国、インド】防衛協力強化で合意

インドを訪問したカーター米国防長官は3日、首都ニューデリーでパリカル国防相と会談、今後10年間にわたる防衛協力の枠組みを示す合意文書に署名した。安全保障分野で共同研究に着手するなど関係強化で一致。南シナ海やインド洋で影響力を強める中国をけん制する狙いがある。

共同研究の対象は、海軍向け太陽光発電と、化学・生物兵器に対する陸軍向け防護服の開発。研究費の総額は約200万ドル(約2億5千万円)。米メディアによると、カーター氏は記者団に、両国のさらなる協力のための「道しるべ」と位置づけた。《共同通信》

【台湾 民主進歩党・蔡英文主席】対中関係の「安定」強調

来年1月の台湾次期総統選で政権交代を目指す野党、民主進歩党(民進党)の蔡英文主席(58)はワシントンで3日講演、争点の対中国関係について「平和で安定的な発展」を目指すと述べ、急進独立路線をとらない姿勢をあらためて示した。

中国は「台湾共和国」樹立を党綱領に掲げる民進党との対話を拒んでいるが、蔡氏は「中華民国(台湾)憲法下、広い民意に則して」関係発展を目指すと強調。「過去20年余の交渉や交流で蓄積された成果を大切に守る」とし、政権交代による対中関係不安定化に対する懸念の払拭に努めた。《共同通信》

【国連】「仙台防災枠組」を支持

国連総会(193カ国)は3日、3月の国連防災世界会議でまとまった国際行動指針「仙台防災枠組」を支持する決議案を採択した。採択は全会一致で、加盟国の総意を示した形。

日本の吉川元偉国連大使は演説で、ネパール大地震への国際社会の対応は「試金石」になると述べ、支援の継続を呼び掛けた。

総会決議は、3月の会議のホスト国を務めた日本の政府と国民に「深い謝意」を表した。吉川大使は、世界の人々の防災意識向上が重要だと強調。「世界津波の日」制定のための決議案を国連総会に提出する方針を示し、協力を求めた。《共同通信》



6月3日 その日のできごと(何の日)