平成9595日目
2015/04/16
この日のできごと(何の日)
【日本マクドナルド】131店の閉店発表
業績悪化が続く日本マクドナルドホールディングス(HD)は、年内に131店舗を閉鎖するなど店舗戦略の見直しや、品質管理の徹底を柱とする経営再建策を発表した。異物混入問題などで傷ついた信頼の早期回復を図る狙いだが、過去の拡大路線のツケは大きく、再建への道筋は依然、見通せない。
16日発表した2015年12月期の業績予想では、税引き後利益が380億円の赤字と、2期連続で赤字になる見通しだ。売上高も10%減を見込む。サラ・カサノバ社長(50)は記者会見で、「日本のビジネスのすべてを改革する」と強調した。
危機感の背景には、これまで規模拡大を優先してきたため、メニューやサービスが画一的になりがちで、店の魅力が薄れていることがある。再建策では、ライバルのコンビニエンスストアに客を奪われるなどし、採算が取れなくなった131店舗を年内に閉鎖する。さらに、3分の2にあたる約2000店を4年間かけて改装する。都市部では内装にこだわり、郊外では家族向けに子どもの遊び場を作るなど、客層に応じた店舗作りを進める。《読売新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【福井・永平寺】液体まかれた跡
福井県警福井署は16日、同県永平寺町の曹洞宗大本山永平寺で、宝物庫出入り口の木製扉に液体がまかれた跡が見つかったと明らかにした。建造物損壊容疑で捜査している。永平寺によると、油のようだったといい、3月中旬にも同様の跡を確認し、福井署に通報していた。
寺の関係者が午後3時ごろ宝物庫付近を通った際には跡はなかった。約1時間後、僧侶が扉6枚に液体がまかれた跡を見つけた。臭いはしなかった。宝物庫近くには一般参拝客も立ち入れる。《共同通信》
【JR東海・山梨リニア実験線】時速590キロの高速走行に成功
2027年の開業を目指して、山梨県の山梨リニア実験線で走行試験が繰り返されているリニア中央新幹線が16日、鉄道として最高速度となる時速590キロを記録した。これまでは2003年に記録した581キロが最高で、ギネス世界記録(有人走行)に登録されていた。《朝日新聞》
【WBCバンタム級タイトル戦】山中慎介選手、8度目の防衛に成功
世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトルマッチ12回戦が16日、大阪府立体育会館で行われ、32歳の王者、山中慎介(帝拳)が世界初挑戦で同級7位のディエゴ・サンティリャン(アルゼンチン)に7回36秒でKO勝ちし、8度目の防衛を果たした。日本ジム所属の男子選手では、歴代5位タイの連続防衛回数となった。
山中は序盤から挑戦者に圧力をかけてペースを握った。6回に最初のダウンを奪い、7回は強烈な左ストレートで試合を決めた。通算成績は25戦23勝(17KO)2分けで、サンティリャンは24戦23勝(15KO)1敗となった。《共同通信》
【ボクシング・辰吉寿以輝選手】プロデビュー戦で2回KO勝ち
元WBCバンタム級王者の辰吉丈一郎の次男、寿以輝(18)=大阪帝拳=が16日、大阪府立体育会館でプロデビュー戦を迎え、岩谷忠男(神拳阪神)を2回2分45秒KOで下した。多くの注目を集めた初戦を勝利で飾り「大勢の人が見ている前でできて、すごく楽しかった。きょうのところは素直に喜びたい」と安堵感をにじませた。
1回終了間際にラッシュを仕掛け、ダウンを奪った。2度目のダウンの際には、父の全盛期のように両手を広げておどけたポーズをとる余裕も。最後は右、左のコンビネーションで一気に決着をつけた。《共同通信》
【巨人・片岡治大内野手】通算300盗塁達成
巨人片岡治大内野手(32)が、プロ野球史上29人目の通算300盗塁を達成した。5回無死一塁、橋本の3球目にスタートを切って、二盗を成功した。二塁ベース上でガッツポーズを決め、花束を受け取った。「(二塁ベースに到達し)涙が出そうになりました。(12年、13年は手術の影響から)ひとケタの盗塁数になり、『もう走れないんじゃないか』と不安になることはありました。これで生きてきた選手なので。まずは区切りの数字を達成できてうれしいです。次の目標は350盗塁。もっともっとたくさん走りたい」と笑顔でコメントした。《日刊スポーツ》
【天皇皇后両陛下】武蔵野陵を参拝
天皇、皇后両陛下は16日午前、東京都八王子市の武蔵陵墓地にある昭和天皇の武蔵野陵と香淳皇后の武蔵野東陵を参拝し、パラオ共和国への慰霊訪問を終えたことを報告された。両陛下の2陵ご参拝は、外国訪問前後の慣例。陛下はモーニング姿、皇后さまはグレーの参拝服姿で、武蔵野陵、武蔵野東陵の順にお一人ずつ足を運び、深々と頭を下げられた。《産経新聞》
【旅客船セウォル号沈没事故】発生から1年
韓国で304人の犠牲者を出した旅客船セウォル号沈没事故から1年を迎えた16日、朴槿恵大統領が現場に近い南西部、珍島を訪問した。
韓国では原因究明のため官民合同の調査委員会が設置されたが、遺族は政府が同委幹部に公務員を配置し調査が政府に有利になるようにしていると反発。船体の引き揚げを決めないことにも抗議してきた。朴氏の珍島訪問はこうした声を受けた世論の悪化を意識したとみられる。
朴氏は現場で「遺族にお見舞い申し上げる」と述べ、船体引き揚げを積極的に検討すると表明したが確約はしなかった。一方、珍島にいた遺族の大部分は朴氏の到着前に現場を離れた。《共同通信》
【中国】南沙諸島に滑走路
国際軍事専門誌IHSジェーンズ・ディフェンス・ウイークリーは16日までに、中国が南シナ海・南沙(英語名スプラトリー)諸島にある永暑(同ファイアリクロス)礁で、滑走路建設を始めたとする衛星写真を公表した。
3月23日に撮影された写真では、永暑礁北東部に長さ503メートル、幅53メートルの舗装部分があり、同誌はこれが南シナ海における中国初の「滑走路」となると指摘。永暑礁は埋め立てにより長さ3千メートルの滑走路の建設が可能だとしている。
長さ400メートル、幅20メートルの駐機場用地とする舗装箇所などもあり、永暑礁南西部でしゅんせつを進める動きもあるという。
また別の写真から、中国が南沙諸島の渚碧(同スービ)礁で、2つ目の滑走路建設を始めた可能性もあると伝えた。周辺の埋め立てにより、最終的に3千メートル級になることもあり得るとしている。《共同通信》
【白川道さん】死去
ベストセラー小説「天国への階段」で知られる作家の白川道氏が16日、大動脈瘤破裂のため死去した。69歳。
昭和20年、中国・北京生まれ。一橋大卒。さまざまな職を経て平成6年に「流星たちの宴」でデビュー。13年には「天国への階段」が山本周五郎賞候補となりドラマ化もされた。「単騎、千里を走る。」「病葉流れて」「終着駅」など著書多数。《産経新聞》