平成9570日目
2015/03/22
この日のできごと(何の日)
【大相撲春場所】千秋楽
大相撲春場所千秋楽は22日、大阪市ボディメーカーコロシアムで行われ、東横綱白鵬(30)=モンゴル出身、宮城野部屋=が14勝1敗で、自らが持つ史上最多記録を更新する34度目の優勝を決めた。横綱大鵬以来2人目となる2度目の6連覇。
1敗で単独首位に立っていた白鵬は結びの一番で横綱日馬富士を寄り切り、ただ一人2敗で追った新関脇照ノ富士を振り切った。
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大相撲春場所千秋楽の22日、三賞選考委員会が開かれ、13日目に横綱白鵬の連勝を36で止め、新関脇ながら最後まで優勝争いを演じたモンゴル出身の照ノ富士が初の殊勲賞、2場所連続2度目の敢闘賞に輝いた。三賞ダブル受賞は昨年秋場所の逸ノ城以来。
東前頭12枚目の千代鳳は千秋楽の逸ノ城戦で12勝目を挙げれば敢闘賞だったが、敗れて初の三賞を逃した。技能賞は3場所連続で該当者がいなかった。《共同通信》
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【日本列島】各地で黄砂観測
気象庁は22日、近畿、中四国、九州など日本の広い範囲で黄砂を観測したと発表した。一方、静岡、高知、福岡、長崎、佐賀、宮崎の6市で桜(ソメイヨシノ)の開花をそれぞれの気象台の職員が確認した。黄砂で空がかすむ中、日曜日の花見を楽しむ人も見られた。
気象庁によると、水平方向で見通せる距離「視程」が午後2時に福岡市、午後5時に熊本市でいずれも5キロに低下したほか、午前中に長崎市で6キロ、山口県下関市と佐賀市で8キロ、宮崎市で9キロをそれぞれ記録した。
視程は10キロ未満だと、風景がぼんやりかすむ程度。ほかに黄砂を観測した地点の視程はいずれも10キロ以上だった。気象庁の予測では、23日はあまり飛来しない見通し。《共同通信》
【全日本選手権モーグル】
フリースタイルスキーの全日本選手権モーグル最終日は22日、札幌市のばんけいスキー場で非五輪種目のデュアルモーグルが行われ、女子は伊藤さつき(立命大)が初優勝した。決勝で21日のモーグルを制したソチ五輪代表の星野純子(リステル)を破った。前回優勝の岩本憧子(中京大)が3位となった。
男子はソチ五輪代表の西伸幸(白馬ク)がこの種目で2年ぶり5度目の日本一となった。17歳の堀島行真(岐阜第一高)が2位、吉川空(ニセコB&J)が3位だった。《共同通信》
【第87回選抜高校野球大会】第2日
第87回選抜高校野球大会第2日は22日、甲子園球場で1回戦3試合が行われ、今治西(愛媛)、静岡、木更津総合(千葉)が2回戦に進出した。
今治西は53年ぶり出場の桐蔭(和歌山)を11−7で破った。2−2の三回に打者一巡の猛攻で4点を勝ち越し、七回以降も5点を加えた。愛媛勢は春夏通算180勝目。
静岡は立命館宇治(京都)を7−1で下し、春夏通算30勝目を挙げた。0−1の三回に3長短打などで4点を奪って逆転し、五回にも3点を追加。先発村木は4安打で完投した。
44年ぶり出場の木更津総合は8−3で岡山理大付に勝った。1点を追う三回に檜村の3ランなどで逆転し、七回にも4点を加えた。《共同通信》
【プロ野球】オープン戦1位はソフトバンク
プロ野球のオープン戦は22日、各地で6試合が行われ、全日程を終えた。2年連続日本一を目指すソフトバンクが11勝5敗1分けの勝率6割8分8厘で1位、2位には10勝5敗1分けのロッテと8勝4敗3分けのDeNAが勝率6割6分7厘で並んだ。
セ、パ両リーグは27日に開幕する。セは巨人―DeNA(東京ドーム)阪神―中日(京セラドーム大阪)広島―ヤクルト(マツダスタジアム)、パは日本ハム―楽天(札幌ドーム)西武―オリックス(西武プリンスドーム)ソフトバンク―ロッテ(ヤフオクドーム)の組み合わせで全てナイターで行われる。《共同通信》
【乙武洋匡さん】第3子長女の誕生を発表
ベストセラーとなった「五体不満足」などの著書で知られる作家でコメンテーターの乙武洋匡さんに第3子となる長女が誕生したことが22日、分かった。自身のツイッターで報告した。乙武さんは01年に結婚。08年1月に第1子となる長男が誕生していた。《デイリー》
【天皇皇后両陛下】元日本兵2人と面会
天皇、皇后両陛下は22日、太平洋戦争で日米の激戦地となったパラオのペリリュー島から生還した元日本兵、永井敬司さん(93)=茨城県茨城町=と土田喜代一さん(95)=福岡県筑後市=を皇居の御所に招き、当時の体験や戦後の暮らしについて話を聞かれた。
宮内庁によると、両陛下が、戦没者慰霊のため4月8〜9日にパラオを訪問するのを前に、面会を希望。発熱など風邪の症状が出ている天皇陛下は冒頭の約5分、皇后さまは約45分にわたり2人の話に耳を傾けた。永井さんらは面会後に取材に応じ、天皇陛下から「本当に長いことご苦労さまでした」との言葉があったと説明した。《共同通信》
【インドネシア・ジョコ大統領】初来日
インドネシアのジョコ・ウィドド大統領(53)が22日、昨年10月の就任後、初来日した。二国間の訪問先としては、東南アジア諸国連合(ASEAN)域外では日本が最初。23日に安倍晋三首相と会談し、海洋安全保障での協力強化や貿易投資の促進で合意する見通しだ。
インドネシア大統領は建国以来、名門や軍出身のエリートたちが占めてきたが、ジョコ氏は庶民出身で初めて就任。地方首長から人口2億5千万人の地域大国のトップに駆け上がった異色の大統領の外交手腕が注目される。《共同通信》
【日韓・韓日賢人会議】初会合
福田康夫元首相や韓国の李洪九元首相ら日韓政財界の重鎮が冷え込む両国関係の打開策を協議する「日韓・韓日賢人会議」の初会合を22日、都内のホテルで開いた。意思疎通の緊密化を確認した21日の日韓外相会談を踏まえ、首脳会談実現に向けて側面支援する狙いだ。
会議の設立趣意書は「日韓間の懸案の包括的解決が必要だ」と指摘。今年は国交正常化50周年の節目だとして「両首脳が未来志向的な行動に踏み切るための大義名分を提供する」としている。
第2回会合は5月にもソウルで開催し、安倍晋三首相と朴槿恵大統領への提言をまとめる予定。
会議の日本側メンバーは森喜朗元首相や日韓フォーラムの茂木友三郎日本側議長(キッコーマン名誉会長)ら、韓国側は孔魯明(コン・ノミョン)元外相らで計12人。森氏は22日の初会合を欠席した。《共同通信》
【この日の安倍総理】
防衛大卒業式で訓示
安倍晋三首相は22日、防衛大学校(神奈川県横須賀市)の卒業式で訓示し「不戦の誓いを現実のものとするには、決然と行動しなければならない」と述べた。
5月に国会に提出予定の安全保障関連法案については「いわゆるグレーゾーンから集団的自衛権に関するものまで、切れ目のない対応を可能とするための準備を進めていく」と述べ、今国会での成立に意欲を示した。《毎日新聞》
【礒崎陽輔首相補佐官】憲法改正「まず緊急事態条項から」
自民党憲法改正推進本部の事務局長を務める礒崎陽輔首相補佐官は22日、大分市での自身の政治資金パーティーで、憲法改正について、大災害などを想定した緊急事態条項の新設から取り組むべきだとの考えを示した。「最初はできる限り合意が得られるところで行い、次からもう少し難しい問題を議論すれば良い」と2段階論を唱えた。
礒崎氏は憲法9条改正や改憲手続きを緩和する96条改正を2段階目の課題だと説明。「分かりやすいところから改正する必要がある。そうすれば国民も9条などの議論の仕方が分かる」と述べた。《共同通信》
【CIA・ブレナン長官】「イスラム国」拡散を警戒
米中央情報局(CIA)のブレナン長官は、22日放映のフォックステレビの番組で、過激派組織「イスラム国」がチュニジアの博物館襲撃テロやイエメンの連続自爆テロで犯行声明を出したことを受け、系列組織が中東や北アフリカ全域に広がることに警戒感を表明した。
ブレナン氏は、有志国連合による空爆やイラクの軍事作戦でイラクやシリアでのイスラム国の勢いは止めたと明言。同時に、両国の外での系列組織への対処が必要になっているとし「今後10年間に及ぶ長く、厳しい戦いになるだろう」と長期化を予測した。《共同通信》
【スピードスケート・W杯】
スピードスケートのワールドカップ(W杯)最終戦最終日は22日、ドイツのエアフルトで行われ、女子500メートルで小平奈緒(相沢病院)が38秒49の3位となり、自身初の種目別総合優勝を果たした。
106点を加えた小平は今季通算得点を926点に伸ばし、今大会を欠場した李相花(韓国)の880点を逆転した。五輪個人種目の日本勢では2001年に男子500メートルで3度目の頂点に立った清水宏保以来で、女子では1991年に500メートルを制した島崎京子以来24季ぶり2人目の総合優勝となった。
ヘザー・リチャードソン(米国)が37秒77で優勝し、辻麻希(開西病院)は9位、住吉都(ローソン)は10位だった。《共同通信》
【卓球】ドイツ・オープン
卓球のワールドツアー、ドイツ・オープンは22日、ブレーメンで行われ、女子シングルス決勝で14歳の伊藤美誠(スターツ)がペトリサ・ソルヤ(ドイツ)を4−2で破り、同ツアーのシングルスで初優勝した。国際卓球連盟によると、14歳での優勝は前身のプロツアーを含めてシングルスの史上最年少となった。これまでの最年少は、元世界選手権女王の郭躍(中国)の15歳66日だった。
伊藤は準決勝では、ロンドン五輪銅メダルで世界ランキング4位のフェン・ティアンウェイ(シンガポール)を4−0で破った。
伊藤は昨年のドイツ・オープンで、同学年の平野美宇(エリートアカデミー)と組んで女子ダブルスを制し、13歳ペアとしてツアー史上最年少優勝した。《共同通信》