平成9118日目
2013/12/25
【安倍晋三首相】沖縄県・仲井眞弘多知事と会談
仲井真弘多知事は25日午後、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた政府の埋め立て申請をめぐり、首相官邸で安倍晋三首相と会談した。安倍首相は仲井真知事が求めていた基地負担軽減策などの要望に対し、米軍基地内の環境保全や調査に関する新たな政府間協定の締結に向けた交渉を始めることで米側と合意したことなどを報告。仲井真知事は「驚くべき立派な内容を提示していただいた。お礼を申し上げる」と述べ、負担軽減策の内容を高く評価した上で、埋め立て申請の可否判断を27日に正式表明する意向を示した。
安倍首相は会談で普天間飛行場に配備されている垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの訓練について、半分をめどに県外の複数の演習場で実施する方針を伝えた。米軍牧港補給地区の7年以内の全面返還に関し、前倒しを検討する作業チームを防衛省に設置したことも報告した。
さらに首相は「安倍政権は沖縄振興と基地負担軽減に政府一丸となって取り組む」と表明。これに対し仲井真知事は「首相の気持ちを胸に受け止め、埋め立ての承認、不承認を決める」と述べた。
知事は首相との会談後、記者団に「結構早く取りかかってもらった。いい正月になると実感した」と述べた。
首相は記者団に対し「政府として、できることは全て行っていく。しっかり結果を出したいと決意している」と語った。
知事は25日夜、沖縄に戻り、県幹部と最終的に協議した上で、埋め立て承認を正式に決定する。《琉球新報》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【ソニー・パナソニック】有機ELテレビ事業での提携解消
ソニーとパナソニックは25日、両社で進めていた有機ELパネルの共同開発を今年末で打ち切って、提携を解消することを明らかにした。今後、両社とも、大型有機ELパネルの開発はそれぞれ独自に進めていく。当面、高精細テレビについては、足元で需要の伸びている4k液晶パネルに注力する。《ロイター》
【プロ野球・楽天】田中将大投手の大リーグ移籍を容認
プロ野球の楽天は25日、田中将大投手(25)の来季大リーグ移籍について容認することを明らかにした。同日、仙台市の球団事務所で立花陽三・球団社長と会談し、球団側が新移籍制度を活用して田中投手の移籍を申請することを伝えた。球団側は上限額が2000万ドル(約20億円)に設定された新制度に難色を示したが、田中投手の希望を受け入れた。《毎日新聞》
【涌井秀章投手】ロッテ入団会見
西武から国内フリーエージェント(FA)宣言してロッテ入りした涌井秀章投手(27)が25日、千葉市内のホテルで入団記者会見した。千葉県出身の同投手は「地元千葉県のために、ロッテのために頑張りたい」と語った。背番号は西武で入団時につけていた「16」に決まった。
ロッテは今季、チーム防御率リーグワーストの3・77と苦しんだ。2009年に沢村賞に輝いた右腕には先発の柱としての期待がかかる。同席した伊東勤監督は「軸となってしっかりローテーションを守ってほしい」と話した。《共同通信》
【菅義偉官房長官】南スーダンPKO、活動継続を明言
菅義偉官房長官は25日の記者会見で、民族対立による戦闘が続く南スーダンでの自衛隊の国連平和維持活動(PKO)を継続する方針を明言した。「引き続き国際社会とともに南スーダンの国造りに貢献していきたい」と説明した。
国連安全保障理事会がPKOの部隊を大幅に増強する決議を全会一致で採択したことについては「歓迎する。決議に基づいて増強されるPKOの活動が事態の沈静化につながることを期待する」と強調した。自衛隊を増派する可能性は「検討していない」と述べた。《共同通信》