平成8746日目

2012/12/18

【東京都・猪瀬直樹知事】初登庁

16日投開票の東京都知事選で当選した猪瀬直樹氏(66)が18日就任し、初登庁した。猪瀬知事は職員へのあいさつで「東京は日本の心臓だ。日本列島全体を支え、沈没を防ぐ役割がある。国ができないことを全部やる」と決意を述べた。

午前10時ごろ、正面玄関に到着。東京消防庁音楽隊演奏の東京都歌が流れる中、職員ら約千人に拍手で迎えられた。庁舎内で物産展を開いている福島県の関係者がコメやリンゴを手渡すと「今後も支援します」と笑顔で応えた。

知事の執務室で初めて椅子に腰掛け「新しい発想で都政をスピーディーに改革していく。改革のスピードに合わせて座り心地も良くなっていくだろう」と述べた。《共同通信》

東京都知事に就任した猪瀬直樹氏(66)が18日午後、都庁で記者会見し「石原都政を継承し、なおかつスピードアップした改革をやる。これが新しい都政だ」と述べ、今後、独自色を打ち出していく考えを強調した。

猪瀬氏は「石原さんより14歳若いので、若い部分をもっと表現していく」と説明。日常的な情報発信の手段として会員制交流サイト(SNS)を積極的に活用するとして「30局ほどある都のすべての局にツイッターのアカウントをつくるよう指示を出した」と話した。

さらに「今度は石原さんの了解を取らなくても話は進められる。これからリーダーシップを示していく」と意欲をみせた。《共同通信》




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【競泳】世界短水路代表が帰国

25メートルプールで争う競泳の世界短水路選手権に出場した日本代表が18日、トルコのイスタンブールから成田空港に帰国し、男子400メートル個人メドレーで金メダルに輝いた18歳の瀬戸大也は「自信になった。勝ち癖をつけていった方がいい」と満足感を漂わせた。

来年は長水路(50メートルプール)の世界選手権(バルセロナ)がある。「まず代表に入りたい。400メートルは4分7秒台を出せば、メダルに絡めると思う」と大幅な日本記録更新を目標に掲げた。《共同通信》

【田中眞紀子文科相】「独り善がり」と恨み節

民主党が惨敗した衆院選後初の閣議が18日午前、落選した田中真紀子文部科学相ら8閣僚も出席して首相官邸で開かれた。野田佳彦首相は閣議後の閣僚懇談会で「ご迷惑をお掛けした」と陳謝したが、田中氏は記者会見で衆院を解散した首相の判断に「短兵急。独り善がりで周りの意見を聞かなかった」と恨み節を漏らした。他の閣僚からは党再生への決意も相次いだ。

8閣僚の落選は現行憲法下で最多。現在の閣僚18人のうち、森本敏防衛相、立候補しなかった滝実法相を含め「民間人」は10人となる。憲法は閣僚の任命について過半数は国会議員から選ばなければならないとしており極めて異例の状況だ。《共同通信》

【衆議院議員会館】落選議員の引っ越し大詰め

自民党が圧勝した衆院選では、民主党を中心に多くの前職が議席を失った。東京・永田町の衆議院議員会館では18日午後、落選した議員の事務所引っ越しが大詰めを迎えた。衆院が示した退去期限は原則19日。週末以降、当選者と順次入れ替わる。秘書からは「年の瀬の厳しい風が身に染みる」との嘆きも漏れた。

衆院の議員会館は2棟あり、在任中は各議員に事務室1室が無償提供される。今回は落選、引退合わせて266人が議員会館から出ていくという。

第2議員会館5階の民主党の細川律夫元厚生労働相(埼玉3区)の事務所。秘書ら2人が黙々と段ボールへの資料の詰め込み作業をしていた。《共同通信》

【日本維新の会・松井一郎幹事長】「新人よ浮かれるな」

日本維新の会(石原慎太郎代表)は18日夜、衆院選で初当選した新人議員を大阪市の党本部に集め、幹事長の松井一郎大阪府知事ら幹部が国会議員としての心構えを説いた。「当選はおめでたいが浮かれている時間はない。国民を裏切らないよう気を引き締めてほしい」と活を入れた。

国会議員経験者を除く新人36人のうち約30人が出席。国会活動が本格化するのを控え、「橋下ベイビーズ」と批判を受ける事態を招かないようにする狙いだ。

松井氏は会合で政調会長の浅田均府議会議長らとともに講師役を務めた。《共同通信》

【青森県大間町長選】金沢満春氏、無投票で3選

大間原発の建設が進む青森県大間町の任期満了に伴う町長選が18日告示され、現職金沢満春氏(62)以外に立候補の届け出がなく、無投票で3選が決まった。

金沢氏は公約に「原発との共存共栄」を掲げ、建設推進の立場。原発建設に表立って反対する町民がほとんどおらず、3回連続の無投票当選となった。

大間原発は使用済み核燃料を加工したプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を世界で初めて全炉心で使用する設計で、電源開発(Jパワー)が2008年5月に着工した。

11年の東京電力福島第1原発事故の影響で工事を中断したが、今年10月に全国の原発に先駆けて建設工事を再開した。《共同通信》

【政府】ハイチへ重機供与決定

政府は18日の閣議で、2010年の中米ハイチ大地震を受け、国連平和維持活動(PKO)協力法に基づき派遣した陸上自衛隊の施設部隊が現地に持ち込んだパワーショベルなどの重機14両をハイチに供与することを決めた。19日に政府間で正式署名する予定。

14両のうち4両は銃を置く台などがあり、武器輸出三原則で他国への供与が禁止されていた。昨年12月の三原則緩和で人道目的などに限り供与が可能となった。今回が初適用となる。

ハイチの陸自部隊は来年1月末までに撤収を終える予定だったが、今年10月のハリケーンの影響で撤収作業が遅れたため、派遣期間の2カ月間延長も決定した。《共同通信》

【日本将棋連盟・米長邦雄会長】死去

独特の終盤戦術で一時代を築いた将棋の永世棋聖、米長邦雄日本将棋連盟会長が18日午前7時18分、前立腺がんのため東京都内の病院で死去した。69歳。山梨県出身。

故佐瀬勇次名誉九段門下で、1963年に19歳でプロの四段に。73年、棋聖戦で初タイトルを獲得。劣勢から逆転を狙う棋風は「泥沼流」と呼ばれ、ファンを沸かせた。

93年には49歳11カ月の最年長記録で名人位を初獲得し、「熟年の星」と注目を浴びた。通算タイトル獲得数は歴代5位の19期で永世棋聖。通算1103勝を挙げ、2003年に現役を引退した。《共同通信》



12月18日 その日のできごと(何の日)