平成4124日目

2000/04/23

【WBAスーパーフライ級タイトル戦】戸高秀樹選手、2度目の防衛に成功

世界ボクシング会(WBA)スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦は23日、名古屋市総合体育館で行われ、日本選手でただ一人の現役世界王者、戸高秀樹(緑)が、挑戦者で元同級王者のヨックタイ・シスオー(タイ)に11回38秒でTKO勝ちし、二度目の防衛に成功した。戸高の戦績は20戦17勝(8KO)2敗1分け。

戸高は中盤までヨックタイの左右アッパーに苦しんだが、8回の終了間際に右フックでダウンを奪い一気に攻勢に転じた。疲れの見えた元王者を手数、勢いで圧倒し、11回は連打で一方的に攻め、レフェリーが試合を止めた。

日本人世界王者のKO防衛は、1996年10月の川島郭志(ヨネクラ)以来。《共同通信》




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【水泳・日本選手権】最終日

シドニー五輪を5カ月後に控え、新記録ラッシュに沸く東京辰巳国際水泳場で23日、「世界新記録」のアナウンスが響いた。水泳の五輪代表選考を兼ねた第76回日本選手権最終日の女子50メートル背泳ぎタイムトライアルで中村真衣(20)=中大=が28秒67で泳ぎ、日本選手として28年ぶりに世界新をマークした。従来の記録は8日のスペイン選手権でニーナ・ジワネフスカヤが出した28秒69で、これを100分の2秒更新した。

25メートルプール(短水路)での、日本選手の世界新はこれまでもあったが、五輪で用いられる50メートルプールでの世界記録は、1972年8月30日のミュンヘン五輪男子100メートル平泳ぎで田口信教さん、9月1日の女子100メートルバタフライで青木まゆみさんが連発して金メダルを奪って以来の快挙だった。

女子50メートル背泳ぎは五輪の実施種目ではないが、来年福岡で開かれる世界選手権で正式種目となる予定。中村は100メートル背泳ぎを世界歴代6位の日本新で制しており、そのスピードが世界最速であることを証明した。

女子200メートル平泳ぎでも田中雅美(中大)が、世界歴代2位の2分24秒12の日本新をマーク、今大会で世界新1、日本新は15種目に計22個生まれ、シドニーへメダルの夢が広がった。五輪代表は24日発表される。《共同通信》

【柔道】全日本女子選手権

柔道の全日本女子選手権は23日、名古屋市の愛知県武道館で行われ、山下まゆみ(大阪府警)が初優勝した。山下は試合後開かれた全日本柔道連盟女子強化委員会で、シドニー五輪78キロ超級代表に選ばれた。

2回戦から登場した山下は、安定した戦いぶりで勝ち上がり、決勝で新鋭の古賀幸恵(埼玉大)と対戦。終始優位に試合を運び、3−0の判定勝ちを収めた。

昨年の世界選手権(英バーミンガム)の無差別級2位、78キロ超級3位の二宮美穂(コマツ)は準々決勝で敗れた。

これで、日本が同五輪出場枠を獲得している6階級の代表が決まった。残る57キロ級はアジア選手権(5月26-28日・大阪市中央体育館)で、日下部基栄(福岡県警)が出場枠獲得を目指す。《共同通信》

【女子ゴルフ】那須小川レディース最終日

那須小川レディース最終日(23日・栃木県那須小川GC=6150ヤード、パー72)首位でスタートした福嶋晃子が2バーディー、2ボギーの72にまとめ、通算8アンダーの208で優勝、賞金900万円を獲得した。福嶋の国内ツアー優勝は一昨年9月以来、通算14度目。

1打差で出た中野晶は73とスコアを落とし2打差の2位にとどまった。米山みどりが70にまとめ、大塚有理子とともにさらに3打差の3位となった。《共同通信》

【男子ゴルフ】キリン・オープン最終日

キリン・オープン最終日(23日・茨城GC東=7078ヤード、パー71)首位に1打差の2位で出た片山晋呉が70で回り、通算4アンダ−、280で今季初勝利を挙げ、賞金2000万円を獲得した。片山は昨年6月のJCBクラシック仙台以来のツアー3勝目。

雷雨で二度中断する難しい条件の中、片山はアプローチとパッティングが好調で3バーディー、2ボギーにまとめた。2打差の2位にピーター・シニア(オーストラリア)ら外国勢3選手が入り、伊沢利光、佐藤信人、東聡の3人が5位。《共同通信》

【第51回全国植樹祭】

「2000年 豊かな国の森づくり」をテーマに第51回全国植樹祭が23日、大分県大野町の県民の森・平成森林公園で、約12000人が参加して開かれ、天皇、皇后両陛下が出席された。

陛下は「この大会を今後の森林の在り方を多くの人々と共に考える契機とされることを心から希望いたします」と述べた。

この後両陛下は地元の小学生らとともに、同県指定天然記念物のブンゴボダイジュや、ブンゴウメなどの苗木を記念植樹した。

式典のプログラムは映画監督の大林宣彦氏が総合演出、歌手の北島三郎さんが、公募の歌詞に自ら曲を付けたテーマソング「緑」を熱唱した。

両陛下は式典後、同町立中部小学校で開かれた水墨画教室で、水墨画を描くお年寄りや主婦、中学生ら計30人に「(始めたのは)いつからですか」などと声を掛け、励ました。《共同通信》

【森喜朗首相】キックオフ

「しばらくやっていないから、ボールはどれくらい上がるかなあ」。宮崎市で開かれた「太平洋・島サミット」の記念イベントとして23日午後、日本選抜と南太平洋諸国会議(SPF)選抜の親善ラグビー試合が同市の宮崎県総合運動公園で行われ、ラガーだった森喜朗首相が試合開始のキックオフに挑戦した。

サミットの基調演説にラグビーの基本精神である「ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン」(一人はみんなのために、みんなは一人のために)を盛り込むなど、ラグビー「外交」で会議を乗り切った森首相。サミット前の21日には官邸の庭でキックオフの練習をする予定だったが、雨のため中止となり、「(球が)ごろごろしたら、格好悪いなあ」と心配顔で本番に臨んだ。

スタンドには満員の約1万1000人の観客が詰め掛け、森首相は赤白横じまの日本代表のジャージー姿で登場、センターラインからSPF選抜に向けてけったボールは、見事弧を描いて10メートルラインを越え、サモア選手がキャッチした。

SPF首脳が見守る中、島サミット最後の“大仕事”を成功させた首相は、照れくさそうな笑顔を浮かべながら観客の喝さいにこたえていた。試合は日本選抜が31対24で勝った。

一方、運動公園に隣接する日本庭園では、地元お茶会のメンバーが、森首相の智恵子夫人ら各国の首脳夫人を野だてでもてなした。

夫人らがお茶を口にした後、随行員を通じて「おいしい」と伝えほほ笑むと、会場は和やかな空気に包まれた。これに先立ち、首脳夫妻らは宮崎市の宮崎県立芸術劇場で開かれた島サミット記念コンサートにも訪れ、女子高生の歌声に聞き入った。《北國新聞》



4月23日 その日のできごと(何の日)