平成4099日目

2000/03/29

【北海道・有珠山】一両日中に噴火

噴火の可能性が高まっている北海道の有珠山(732メートル)は29日午後も、ふもとの壮瞥町で震度5弱の地震を3回観測するなど活動がさらに活発化した。北海道防災会議火山専門委員会は「一両日中、長くても一週間以内に噴火する可能性が高い」との見解を示した。

周辺の伊達市、虻田町、壮瞥町は午後6時半、一部地域を除いて避難勧告をより緊急性が高い避難指示に切り替えた。対象住民約8000人は、夕方までに避難をほぼ完了。有珠山から約3キロの虻田町・洞爺湖温泉地区のホテルは、同日の宿泊をすべて断るなど噴火に備えた対応が続いた。

火山活動による大規模な避難は平成3年の雲仙・普賢岳の噴火以来。

厚生省は3市町に災害救助法を適用。政府は同日夜、官邸対策室で関係省庁局長等会議を開き、住民らの避難や交通規制などに万全を期すことを確認した。

同委員会は壮瞥町で火山噴火予知連絡会と合同会議を開催。同委員会の岡田弘北海道大教授は会議後「一連の地震は地下で溶岩ドームの活動が始まったことを示す。震源となっている山の北西部から噴火する可能性が高い」と説明した。

気象庁は、空気の振動から噴火を観測する機器を30日中にも現地2カ所に設量する。道庁もヘリコプターを飛ばし、山の温度上昇を調べる予定。

避難の対象は、伊達市約4900人、虻田町約2700人、壮瞥町約400人。伊達市では住民が小中学校に集合後、バスに分乗して避難所に向かった。洞爺湖温泉地区では、当初、19の宿泊施設に約1700人の宿泊予約があったが、地区全体が避難の対象となったためすべての宿泊を断った。

周辺の道央自動車道や国道の一部区間が通行止めとなり、JR室蘭線も付近区間で運転を見合わせた。《共同通信》




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【大相撲・武双山関】大関昇進

日本相撲協会は29日午前、大阪市内のホテルで大相撲夏場所(5月7日初日・両国国技館)の番付編成会議と理事会を開き、関脇武双山正士(28)=茨城県出身、武蔵川部屋=の大関昇進を正式に決めた。

同協会は直ちに東大阪市の武蔵川部屋宿舎に、若松親方(元大関朝潮)と二十山親方(元大関北天佑)を使者として派遣、昇進を伝達した。紋付き、羽織はかまの正装で使者を迎えた武双山は「大関として常に正々堂々と相撲道に徹します」と口上を述べた。

新大関の誕生は昨年名古屋場所後の出島以来で、夏場所は3横綱、4大関の番付となる。武蔵川部屋は横綱武蔵丸を筆頭に、出島と武双山が2大関を占めることになった。幕下付け出しデビューの学生相撲出身力士では5人目の大関。

武双山は専大から平成5年初場所初土俵。同年秋場所で新入幕。昨年の九州場所で10勝を挙げ、ことしの初場所は13勝2敗で初優勝、春場所は12勝をマークした。度重なる故障に泣き、新入幕から所要40場所の遅咲きの昇進となった。《共同通信》

【サッカー・キリンチャレンジ2000】

サッカーの国際親善試合、キリンチャレンジ2000は29日、東京・国立競技場で行われ、日本五輪代表が4−0でニュージーランド五輪代表に快勝した。

23歳以下の選手による日本五輪代表は9月のシドニー五輪へ向けて、今年の初の公式戦。前半18分、中村(横浜)がFKで先制すると、サイドからの攻撃もさえ、同40分には高原(磐田)が加点。後半も一方的に攻めて2点を追加し、松田(横浜)を軸にしたDF陣も安定した守備で得点を許さなかった。《共同通信》

【第72回選抜高校野球大会】第5日

第72回選抜高校野球大会第5日は29日、甲子園球場で1回戦3試合を行い、明徳義塾(高知)四日市工(三重)鳥羽(京都)が勝ち進んだ。明徳義塾は、上宮太子(大阪)の好投手、亀井を攻略。毎回の全員15安打を浴びせて9−3で、5年連続初戦突破を果たした。四日市工は八回に打者11人で7点を奪うなど、21安打の猛攻で戸畑(福岡)を14−1で下し、選抜大会初勝利を挙げた。先発、秋葉は14奪三振で完投した。53年ぶり出場の鳥羽は一回、3長短打などで4点を先制。七、八回にも加点し、7−2で埼玉栄(埼玉)に快勝した。今大会初出場の7校はすべて1回戦で姿を消した。《共同通信》

【MLB】

日本で初の米大リーグ公式戦を制したのはカブス。29日の東京ドームでの2000年の開幕戦は、カブスが5−3でメッツを下した。

カブスは1−1の五回二死満塁から、押し出し四球で1点を勝ち越し。七回にアンドルーズの2点本塁打、八回にもグレースの本塁打で追加点を奪った。

メッツは八回にピアザが右越え本塁打したが、及ばなかった。ソーサは3打数2安打2四球で本塁打はなかった。30日に第2戦が行われ、米本土での公式戦は4月3日(日本時間4日)に始まる。

今季はヤンキースのワールドシリーズ3連覇がなるかが大きな焦点。グリフィーがレッズに移籍したことで、マグワイア(カージナルス)、ソーサとのナ・リーグ本塁打王争いは一層激しさを増しそうだ。《共同通信》

【自由党・小沢一郎】選挙協力次第で連立離脱

自由党の小沢一郎党首は29日夕、党本部での全議員懇談会で、連立政権からの離脱問題について、選挙協力に関する自民党からの再回答を待って小渕恵三首相との党首会談に臨み、結論を出す意向を表明した。保守新党結成を首相に迫ったことも明らかにした。

自民党は、選挙協力について一両日中に検討結果を伝えるとしているが、党執行部は、ほとんど譲歩する余地はないとの判断で固まっていることから、小沢氏は離脱せざるを得ないとの意向を強めている。

一方、離脱に反対の野田毅前自治相ら約10人が29日夜、都内のホテルで会合を開き、自自公連立の枠組み維持を確認するなど、二階俊博運輸相や改革クラブを巻き込んだ新党結成の動きが表面化。自由党分裂の可能性をはらんだ緊迫した情勢になってきた。

小沢氏は全議員懇談会で、3月上旬の首相との会談で①保守新党が必要②新党ができなければ自由党が保守層の受け皿になる③選挙協力に関する自自合意を実行してもらいたい−と伝えたことを明らかにした。また小沢氏は首相に「本当の保守新党ができるのなら、自民党内で『小沢が邪魔だ』ということであれば自分の身は自分で処する。参加しなくても結構だ」との考えを示したことも明らかにした。《共同通信》

【小渕恵三首相】財政再建「国民負担で」

小渕恵三首相は29日午後、参院で開かれた党首討論で、将来的に財政再建路線に移行する場合には「国民が保有している1400兆円の(金融資産の)中で、どのように国民の理解を得るか考えていかないといけない」と述べ、財政再建に関しては国民に負担増を求める可能性を示唆した。

民主党の鳩山由紀夫代表が財政政策転換を求めたのに対し、首相は「マイナス成長の中で財政再建を考えるのは不可能だ。平成11年度でプラスに戻し、来年度1%、次の年は2%成長を目指していろいろな手法を講じていくのが現下の最大の課題だ」と述べ、景気回復を優先する考えを改めて強調した。

財政再建に踏み出す時期については「来年、再来年をプラス成長にすると言う土俵を固めて臨む」と述べるにとどまった。

鳩山代表は財政再建の道筋を示すべきだと主張。首相は「現実の経済上で、そこまで見通すのは難しい状況だ。凍結している財政構造改革法を戻すのか、新たな形でやるのか考えなければならない」と現時点で青写真を示すのは困難との指摘した。

首相は米軍普天間飛行場移設問題に関し「海兵隊の特殊性から沖縄県内の移設しか道は無い。円満解決に全力を挙げる」と述べた。

共産党の不破哲三委員長が米国との間に核兵器の持ち込みで密約があったと指摘したのに対し、首相は「密約はない」と重ねて否定。社民党の土井たか子党首は「公的資金は税金が使われており、銀行からの献金は許されない」と指摘、自民党はこれから銀行からの献金、パーティー券購入を辞退すべきだと迫った。《共同通信》

【オウム裁判】青山吉伸被告に懲役12年

オウム真理教の信者脱会を支援したり教団相手の訴訟を手掛けたりしていた滝本太郎弁護士(43)を狙ったサリン襲撃事件をはじめ計8事件で、殺人未遂罪などに問われた元教団顧問弁護士、青山吉伸被告(40)の判決公判が29日、東京地裁で開かれた。

永井敏雄裁判長は「弁護士の良心を捨てて行動しながら、それを正義と強弁する破滅的な道を突き進み、常習的に違法行為を重ねた責任は重大」として、懲役12年(求刑懲役15年)を言い渡した。

滝本弁護士事件をめぐり、青山被告側は「滝本氏には何の害も生じないと思っており殺意はない。共犯者との共謀もしていない」などと無罪を主張していたが、永井裁判長は「サリン中毒の予防薬を事前に服用するなど、仕掛けた薬物が、人体に有害で、滝本氏が死亡する可能性があると認識し行動していた」と退けた。

さらに「弁護士が行う法律事務に対し、裁判所内で殺害行為を持って応じようとしたもので言語道断。青山被告の弁護士資格が犯行全体に果たした役割は大きく、手口も危険かつ陰湿」と非難した。《共同通信》

【台湾】次期行政院長に唐飛氏

台湾の陳水扁次期総統(野党、民主進歩党)は29日午後、台北市内で記者会見し、与党、国民党の唐飛国防部長(国防相)=(68)=に次期政権の行政院長(首相)就任を要請、唐氏が受諾したと発表した。唐氏は「就任には国民党中央の同意が必要」とした上で「国家のためにさらに一、二年間仕事をする」と述べた。

行政トップへの国民党の外省人(中国大陸出身者)の大物閣僚起用で、陳次期総統が主張する超党派政権の骨格が明確になった。台湾で、国防部長出身者が行政院長に就任するのは、郝柏村氏に次いで二人目。

また、唐氏は、戦域ミサイル防衛(TMD)参加に積極的な姿勢を示しており、陳次期総統を「台湾独立派」と見なす中国当局の反応が注目される。

今回の人事の背景には、陳次期総統と同じ本省人(台湾出身者)で、陰ながら陳氏を支援しているとされる李登輝総統(前国民党主席)の意向が働いているとみられる。

陳次期総統は「台湾の国家安全保障上、唐飛氏は最も行政院長にふさわしい人物」と語り「(唐氏の就任は)両岸(中台)とアジア太平洋地区の平和と安定にプラスとなる」と強調した。

国民党内では、連戦・党主席代行はこの人事に同意しているものの、馬英九・台北市長ら一部幹部は民進党へのなし崩し的な協力に反発しており、5月20日の陳氏の総統就任に向け、国民、民進両党間で駆け引きが続きそうだ。《共同通信》

【この日の民主党】

[第4回党首討論]鳩山代表が小渕首相のでたらめ政治姿勢を追及

4回目の党首討論(国家基本政策委員会合同審査会)が29日、参院の第1委員会室で開かれた。民主党の鳩山由紀夫代表は政治倫理と沖縄問題、財政再建を取り上げ、小渕首相のでたらめな政治姿勢を追及した。

鳩山代表は「首相は8日の討論で新潟県警の不祥事は『運が悪かった』と述べたが、その後2度も同じ発言を繰り返している」と前置きし、「こうした問題は政治家と一部官僚とのゆ着が原因で、構造的に起きるべくして起きている。しかし、首相がやっていることは吹き出物にバンソウコウを貼るようなもので、問題に対処できていない」と批判した。

これに対し首相は「『運が悪かった』は、今後、起きないようにするのが政治の責任だという決意を申し上げた」などと答弁。鳩山代表がさらに「それならなぜ自民党は、(民主党などが参院に提出している)政治家の地位利用収わい罪の法案を宙ぶらりんにしているのか」と追及すると、首相は「十分勉強する」とだけ答えた。

続いて鳩山代表は沖縄問題を取り上げ、「先日、沖縄を訪れた際、なぜ基地を避けたのか。しかもテレビで『サミット第一、基地は次の問題だ』と発言している」と指摘。首相は「『次の問題』とは言っていない。これまで沖縄には何度も行っているが基地も訪れている」と反論した。だが鳩山代表が「クリントン大統領は基地についての懸案事項が解決しなければサミットに出席したくないと語っている。普天間の基地移設問題はどうするのか」と迫ると、首相は「県知事や名護市長など関係者と話し合って解決する」とトーンダウン。

さらに財政問題について鳩山代表は、「大蔵省の試算では、仮に年間成長率がバブル期なみの3・5%でも、国の借金は現在の364兆円から2013年には700兆円以上にふくれ上がる。一刻も早く財政健全化のプログラムを示すべきだ」と主張。

首相は「現在の段階でそこまで踏み込むのはむずかしい」と述べる一方で、「民主党に健全化案があるなら、寛容だから聞かせてもらう」と開き直った。これを受け、鳩山代表は公共事業の削減や国から地方への権限委譲、規制緩和などの民主党案を示した。

増加する労使の個別紛争を予防・解決へ=法案概要を発表

民主党NCの直嶋正行労働副大臣は29日、国会内で記者会見し、労働移動の増加や雇用形態の多様化などで、今後、増加が見込まれる個別的な労使の紛争を予防・解決するための「個別的労働関係の調整に関する法律案」概要を発表した。近々、民主党の議員立法として参院に提出する。

現在、個別的な紛争の処理をするシステムは裁判所以外になく、激増する個別的な労使紛争を解決するには、新たなシステムの整備が求められる。そこで民主党案では、(1)使用者に、労使同数の合議制の機関を設けるよう努力義務を課す(2)これまでは集団的な労使関係だけを扱ってきた労働委員会の機能を活用し、個別紛争も取り扱えるようにすることなどで、労働関係の安定を図る。

「昭和の日」祝日法改正案に「反対」=政務役員会で決定

民主党は29日、国会内で臨時の政務役員会を開き、4月29日の「みどりの日」を「昭和の日」とする祝日改正法案に、「党として反対で臨む」ことを決定した。

鳩山代表は同日の定例記者会見で、この件で党議拘束をかけるかどうかについて「さまざまな意見があり、(まだ)まとめていない。執行部の意思が問われる一方、このような問題でどこまで個人の意思を縛るかという問題もある」と述べた。

「国会での頑張りが希望になれば」家西議員が薬害エイズ和解4周年の集い

薬害エイズ訴訟の和解4周年を記念する集いが、29日都内で開かれ、鳩山代表や菅政調会長はじめ20人あまりの民主党国会議員が参加し、大阪原告団の団長を務めた家西悟衆院議員を激励した。

鳩山代表は、「患者への連帯を示すレッドリボンをつけることぐらいしかできないが、家西さんが当選したころより元気なのが、何よりうれしい」とあいさつ。菅政調会長も、「厚生大臣として和解に立ち会ったが、HIV問題はやらねばならない課題がまだあまりに多い。家西さんは、弱い者の側に立つ民主党の証しだ」と述べ、近畿比例区から次回総選挙に再び立候補することが決まっている家西議員の必勝と活躍に期待を寄せた。

家西議員は、「自分が国会でがんばっていることが、死の恐怖におびえる、ほかの患者さんの希望になればと思っている。これまで夢中でやってきたが、厚生省を喜ばせるわけにはいかないので比例区でぜひ当選したい」と決意を表明した。

有珠山周辺災害対策本部を設置=本部長に鳩山由紀夫代表

民主党は29日、国会内で臨時政務役員会を開き、北海道・有珠山の噴火がきわめて切迫した状態にあることを受け、「有珠山周辺災害対策本部」を設置した。

民主党北海道も有珠山周辺災害対策本部を設置=本部と連携し対応

胆振管内虻田町、壮瞥町、伊達市にまたがる有珠山(732m)で火山性地震が相次いでいることから、民主党北海道は3月29日午後3時、『民主党北海道有珠山周辺災害対策本部』(本部長:竹村泰子北海道連代表)を設置した。

今回の火山性群発地震は、火災噴火予知連絡会が「一両日中に噴火する可能性が高い」との見解を発表している。 対策本部は、民主党対策本部(本部長:鳩山由紀夫代表)と連携をとりながら、状況の早期把握と安全確保、安全対策を講じることを目的としている。

「当事者の参加、政府案にも明記を」バリアフリー法案の委員会審議始まる

民主党と政府がそれぞれ提案している「交通のバリアフリー法案」についての質疑が29日の衆院運輸委員会で行われた。民主党の今田保典・石毛えい子両議員が発言に立った。

今田議員は、「政府案では民主党案と違い、整備対象となる公共交通機関からタクシーが除外されているが、これでは意味がない。車いす用のタイプも発売されており、タクシーも含まれるべきだ」と主張。だが運輸省の羽生運輸政策局長は「政府案は大量輸送交通機関を対象としており、タクシーはそれに当たらない」と答えた。

さらに石毛議員が、「毎週、東京・多摩地域で障害者とともに駅や公共施設などの状況をチェックしているが、バリアフリーの指針・計画だけでなく、実際の施行段階でも障害者の参加の必要性を痛感する。政府案でも明記すべきだ」と指摘。

これに対し、民主党案の答弁者である金田誠一議員は「障害者の全面参加は同感で、民主党案には明記されている。米国やスウェーデンでも法律で義務化されており、当事者の意見を聞くことが不可欠だ」と答弁した。

だが二階運輸相は「バリアフリーの構想については情報公開を怠らず、関係者の意見を聞きたい」としながらも、明文化については返答を避けた。《民主党ニュース》



3月29日 その日のできごと(何の日)