1997 平成9年11月3日(月)

平成3222日目

1997/11/03

【三洋証券】経営破綻

系列ノンバンクが抱える巨額の不良債権で経営難に陥っていた準大手証券の三洋証券は3日、会社更生法の適用を東京地裁に申請し、事実上倒産した。負債総額は3736億円。ノンバンクなど関連14社についても、自己破産や精算手続きを取っており、これら関連会社の負債総額は4648億円に上った。バブル期の事業拡大で膨らんだ不良債権処理が、長引く株価低迷で行き詰まったためで、証券会社が会社更生法適用を申請して倒産するのは戦後初めてとなる。

東京地裁は同日、三洋証券に財産保全命令を出した。更生法申請に合わせ大蔵省は、三洋に対し4日から1ヶ月間に渡り、清算業務を除く業務停止命令を出した。この結果、同証券店頭で株の注文などはできないが、既に顧客が預けている株券の返還や中期国債ファンドの売却などは、これまで通り行える。証券会社では、8月に大阪の小川証券が廃業している。三洋倒産は、日本版ビッグバンに向けた淘汰・再編の本格的な幕開けとなりそうだ。《共同通信》




【プロ野球・オリックス】平安高・川口知哉投手を訪問

今夏の全国高校野球選手権大会で準優勝の原動力となった平安高の川口知哉投手(18)の獲得を目指すオリックス球団関係者が3日、京都市下京区の同校を訪れ、本人らにあいさつをした。

オリックス側は三輪田編成部長、谷村スカウトで、約30分間、川口、原田監督らと話し合った。10月末に退部届を提出した川口は「行きたい球団が一番最初にあいさつに来てくれてうれしい。将来のエースと言われ、行きたい気持ちが強まった」と笑みが絶えなかった。

三輪田編成部長は「会ってみて、プロでやっていくんだという熱意が伝わってきた。(ドラフト会議では)ほかが自重してくれればいいんだが」と話した。5日には近鉄があいさつをする予定。《共同通信》

11月3日/のできごと