平成3049日目

平成9年5月14日(水)

1997/05/14

【阪神・グリーンウェル外野手】実働7試合で退団

阪神のマイク・グリーンウェル外野手(33)の退団が14日決まり、球団は新たな外国人選手の獲得に乗り出すことになった。同外野手は三好一彦球団社長に対し、13日に退団と現役引退の意向を伝え、球団はこの日になって正式に了承した。

グリーンウェルは10日の巨人戦で自打球を当てて右足甲を骨折、全治4週間と診断された。2月のキャンプ中に帰国し、再来日が腰痛治療のため4月30日まで遅れた経緯もあり、この日の会見で「これ以上チームに迷惑を掛けてはいけないし、引退の日はいつか来るもの」と退団の理由を説明した。

米大リーグのレッドソックスから推定年俸300万ドル(約3億6000万円)で獲得した同選手は7試合に出場しただけに終わった。

阪神・吉田監督「ぱぁっと来て、ぱぁっと帰って、まるで竜巻みたいな感じでしたな。代わりの外国人選手は、打てる外野手を(フロントに)要望した。あちこちが痛いという選手じゃなく、元気な人がいい。(獲得は)難しい時期だけど、対応してくれるでしょう」《共同通信》



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【大相撲夏場所】4日目

大相撲夏場所4日目(14日・両国国技館)今場所初めて横綱、大関がそろって白星を挙げた。出島は結びの一番で横綱貴乃花に初挑戦したが、貴乃花が一蹴、寄り倒された。横綱曙は栃乃和歌を突き出し、貴乃花とともに3勝1敗。大関武蔵丸は安芸乃島を寄り切り、大関貴ノ浪は関脇土佐ノ海を右小手投げでねじ伏せた。2大関、土佐ノ海の3人は2勝2敗の五分となった。《共同通信》

【春の園遊会】1800人が出席

天皇、皇后両陛下主催の春の園遊会が14日午後、東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれ、橋本龍太郎首相ら国会議員、各界の功労者、駐日各国大使など約1800人が出席し、雨にぬれる新緑を楽しみながら歓談した。

両陛下は午後2時すぎから皇太子ご夫妻ら皇族方と御苑内を歩き、テレビドラマ「水戸黄門」の俳優佐野浅夫さん(71)、アトランタパラリンピック水泳金メダリストの成田真由美さん(26)ら招待客に声を掛けられた。

佐野さんは京都での撮影の合間に出席。モーニング姿で「今日は白いひげを落として諸国漫遊の旅先から参上致しました」。天皇陛下が「大勢の人が本当に喜んで…」と言い掛けると「精進して頑張りたいと思います」と答え“天下の副将軍”も緊張気味。

車いすの成田さんはともに出席した母親のヒロ子さん(55)を「一緒に病気を闘ってきた母です」と陛下に紹介し「来年の世界選手権(ノルウェー)に向けて頑張っています」とハキハキした声で話した。ヒロ子さんは陛下に「ずっと一緒に支えてらして…」とねぎらわれ感激した様子。皇后さまは「(御苑の道は)少し砂利が多いのでね。大丈夫でしたか」と成田さんを気遣われた。《共同通信》

【民主党】幹事長ポストを新設

民主党は14日に機構改革委員会で、2人の代表制を当面維持する一方、新たに幹事長ポストを設置、鳩山由紀夫、菅直人両代表のうちの1人に兼務させる方針を決めた。どちらが兼務するかどうかは両代表と鳩山邦夫副代表で調整するが事実上幹事長的な実務を担当してきた菅氏が就任する公算が大きい。22日の幹事会で正式決定する予定。《共同通信》

【橋本龍太郎首相】梶山官房長官らと会食

橋本龍太郎首相は14日夜、都内の料理屋で与謝野馨、古川貞二郎両官房副長官、首相秘書官を交えて約3時間半、会食した。首相官邸の首脳陣が一同顔をそろえて夜の会食をするのは、昨年1月の橋本政権発足後初めてで、首相と官房長官は生バンドの演奏に合わせて肩を組んで歌ったり「掛け合い漫才を演じていた」(出席者)という。

首相は終始上機嫌で、会食終了後、首相公邸で「本当に楽しかった」と語った。

この夜の長時間にわたる会食は、15日の沖縄県の本土復帰25周年の節目をとらえて、首相の方から官房長官に「たまには2人で飲もう」と呼び掛けた。しかし、官房長官は「2人だけだと別にいいことないから」と、官房長官や秘書官も同席させることになったという。

首相と官房長官はこのところ、テロ対策強化などを巡って、すれ違いが目立っている。首相としては終盤国会を前に、官房長官との呼吸合わせをきちんとしておきたかったとみられるが、“さしの会食”を断られるあたり、かえってギクシャクぶりを印象付けたようだ。《日経新聞》

【ザイール】調整決裂

ザイール和平交渉の仲介役を務めるサヌーン国連事務総長特別代表は14日、コンゴのポワントノワールに停泊中の南アフリカ艦艇で記者会見し、同日予定されていたモブツ大統領と反政府勢力コンゴ・ザイール解放民主勢力連合(ADFL)指導者カビラ氏の直接会談が中止されたと発表した。

特別代表によると、会談場所となる艦艇を公海に移すよう、カビラ氏が突然要求。これを議長役のマンデラ南ア大統領が拒んだため、会談開催をめぐる調停が不調に終わったという。

新たな直接協議の場は今のところ設定されておらず、ザイール和平は今後予断を許さない状況となった。首都キンシャサに迫っている反政府勢力が、会談中止を機にキンシャサに攻撃をかける恐れも出てきた。特別代表は会談の中止について「調整役として大きな失望だ」と表明した。

カビラ氏は、南ア艦艇がモブツ大統領と親密なコンゴの港に停泊しているのは安全面で不安だと主張して、最後まで乗船を拒否。開催場所については既に合意していたはず、とするマンデラ大統領と対立したという。《共同通信》



5月14日のできごと