平成1664日目

平成5年7月29日(木)

1993/07/29

【細川護熙氏】統一首相候補に

社会、新生、公明、日本新党、民社、新党さきがけ、社民連、民主改革連合の7党1会派は29日、都内のホテルで党首・代表会議を開き、「並立制」の年内成立など非自民連立政権樹立に向けた政策合意に調印した。

統一首相候補には日本新党の細川護熙代表を全会一致で決定した。これにより8月上旬に召集の特別国会で、1955年以来38年間続いた自民党政権に変わり、細川氏を第79代首相とする連立政権が誕生することが確定した。

会談では衆院議長候補を連立与党の第一党となる社会党から選出することでも合意。各党が内閣を支え合うことを確認したことから、羽田新生、石田公明、大内民社、武村さきがけの各党首が主要閣僚として入閣することが固まった。

党首会談の席上、新生党の羽田党首から「全党一致できる候補者を立てたい」として第五党の党首である細川氏を推薦。各党首とも賛成した。これを受けて細川氏は「天命として、その方向で決断させていただく」と述べ、受諾を表明した。《共同通信》



【自民党】細川氏擁立で批判

自民党は29日、非自民連立政権の首相候補に日本新党の細川代表が決まったことについて、三塚政調会長が「政策の考えの違う人たちが一緒になることへの国民の不安がある。首相指名選挙前に政策協議を行なって、徹底するのが最低限度の責任」と指摘するなど、政策協議が不十分なまま非自民勢力が細川氏を擁立したとの批判が強く出ている。

党幹事長経験者も「プロセスを注視していたが、結局数合わせで何でもありだ。自民党と共産党が一緒になっても許されることになる」と厳しい見方を示した。

その一方で、党総裁選に絡んで「清新な」イメージの強い細川氏には、同年代の河野洋平氏で対抗する必要があるとの主張が、推薦母体の宮沢派を中心に広がった。

また「権力の二重構造そのものだ」(宮沢派幹部)との声が上がるなど、背後で新生党が新政権をコントロールするのではないか、との見方も出された。《共同通信》

【英皇太子夫妻】別居後初の結婚記念日

英国のチャールズ皇太子(44)とダイアナ妃(32)は昨年12月の別居宣言後、初の結婚記念日を29日、別々に迎えた。夫妻の不和を大きく報じた一年前に比べ、英マスコミの報道は小康状態で、専らの関心は離婚の時期に移っている。

妃の自殺未遂などを暴露した「ダイアナ妃の真実」の著者アンドルー・モートン氏は「ダイアナ妃は自身が王妃になると思っていない」と強調、法律に従い2年の別居期間を置いた直後にも離婚すると予測する。

一方、大衆紙デーリー・ミラーの王室専門記者は皇太子に次ぐ王位継承第2位のウィリアム王子(11)が18歳になるまでは離婚しない選択もあり得るとの見方を示した。2人の王子の育て方について、サン紙は「夫のチャールズ皇太子のように冷淡で、無感情な人間になるのを妃は恐れている」と指摘した。

皇太子は別居後、公式行事や、王子の運動会などでダイアナ妃と同席した。最近の世論調査では「皇太子は国王にふさわしくない」と答えた人が、53%を占め、風当たりは強まっている。《共同通信》



7月29日のできごと