平成518日目

平成2年6月9日(土)

1990/06/09

【全仏テニス女子単】モニカ・セレシュ選手(16歳)が初優勝

16歳6カ月の高校生が女王を破って最年少チャンピオンに輝いた。

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9日、パリで行われた全仏オープン・テニス女子シングルス決勝で、米国の高校に在籍するモニカ・セレシュ(ユーゴスラビア)が世界最強のシュテフィ・グラフ(西ドイツ)を7-6、6-4で破って初優勝。昨年、17歳5カ月のアランチャ・サンチェス(スペイン)が作ったばかりの最年少優勝の大会記録を更新した。《共同通信》



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【海部俊樹首相】GNP比明示を拒否

海部首相は9日午前、参院福岡補選応援のため訪れた福岡市内のホテルで記者会見し、今月末の最終報告取りまとめが予定されている日米構造協議で、米国側から公共投資拡大の国民総生産(GNP)比明示など新たな対日要求が出ていることについて「(公共投資に関しては)総額明不方式で10年間の政府の心積もりを示すことで双方の認識が一致し、中間報告がまとめられた」と述べ、この問題はことし四月の中間報告で既に決着済みとの認識を示し、米要求には応じられないとの姿勢を改めて明確にした。

首相は、最終報告について「主要先進国首脳会議(ヒューストン・サミット)前までに取りまとめるよう鋭意努力をしている最中だ」と述べた。同報告は25、6両日の日米公式会合での取りまとめを目指しているが、首相発言は同会合では決着せず、7月の日米首脳会談ぎりぎりまで難航することを初めて認めたものだ。

首相は、現行の中期防終了を受けた次期防衛力整備計画を検討する「安全保障会議」を19日に開催、この中で韓ソ首脳会談や米ソ首脳会談などアジア・太平洋の新たな情勢を踏み込んで分析、改めて「軍事大国にはならない」との日本の基本的な防衛政策を確認する方針を明確にした。

日米構造協議で米政府高官は、最終報告で一層の前進を求めるとともに日本政府の対応を「誠実でない」と批判しているが、首相は「その高官と接触したい。日本が努力していることを誠意を持って伝え、共通の認識が得られるようにしたい」と述べ、あくまで冷静な対話の中で問題解決に当たりたいとの考え方を示した。

特に公共投資の対GNP比明示要求については「日本のGNPが10年後にどうなるか予測は難しい」と、あくまで総額明示方式を貫く方針を明言するとともに、これまでの対米折衝で①15の公共事業について10年計画を総合的にまとめる努力をしている②この方針は中間報告取りまとめの際、米側に詳しく説明している―と強調、既に決着しているとの認識を示した。《共同通信》

【カナダ】ケベック州問題で原則合意

カナダのマルルーニー首相と連邦内の各州首相は9日フランス語圏のケベック州に特別な地位を認めたミーチレーク協定の批准問題をめぐる協議で原則合意に達した。

ニューファンドランド州のウェルズ首相は、最終的な合意には「なお障害が残されている」としているが、9日中には憲法専門家が最終合意文書を作成する見通し。

ケベック州は「特別な地位」を主張して1982年制定の憲法批准を拒否してきた。このため87年にマルルーニー首相と10州の首相が5項目から成るミーチレーク協定に調印、ケベック州の文化的特異性を認める代わりにケベック州が憲法を批准する方向で合意が成立していた。《共同通信》



6月9日のできごと