平成8202日目

2011/06/23

【この日の菅直人総理】

沖縄全戦没者追悼式

菅直人首相は23日、沖縄県糸満市の平和祈念公園で営まれた「沖縄全戦没者追悼式」(県など主催)に出席し、「東日本大震災、原発事故の中で慰霊の日を迎えることは感慨を覚える。沖縄には基地が集中し、皆さんに負担をおかけしている。沖縄だけ負担軽減が遅れていることは慚愧に堪えない。今後、危険性の除去に最大限努力する」とあいさつした。

6月23日のできごと(何の日)【菅直人首相】沖縄全戦没者追悼式に出席

菅首相の出席は2年連続。出席者からは「靖国参拝(しろ)!」とのヤジが飛んだ。首相は園内の「国立沖縄戦没者墓苑」で献花した後、追悼式に臨んだ。《産経新聞》

沖縄県・仲井真知事と会談

菅直人首相と沖縄県の仲井真弘多知事は23日、那覇市の那覇空港で会談した。米軍普天間飛行場移設(沖縄県宜野湾市)について、日米両政府は21日の安全保障協議委員会で県内移設を再確認したばかりだが、会談では普天間問題は取り上げられなかった。退陣意向を表明した首相と協議しても意味がないと沖縄側が見切ったようだ。

仲井真氏は会談後、記者団に「移設先が名護市辺野古しかないとの思い込みは理解できない。沖縄のせいで移設問題解決に時間がかかっていると言われるのはとんでもない話だ」と県外移設を重ねて求めた。《共同通信》

国会会期延長「燃え尽きる覚悟」

菅直人首相は23日、70日間延長した国会の課題について「私がやらなければならないことは、(東日本大震災の)復旧・復興と原発事故の収束だ。それに向け全力を挙げ、燃え尽きる覚悟で取り組んでいきたい」と述べた。沖縄県糸満市の平和祈念公園で記者団の質問に答えた。《産経新聞》




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【警視庁】臓器売買容疑で医師ら5人を逮捕

生体腎移植を巡り臓器提供者(ドナー)を探す見返りに、現金1千万円を仲介役の暴力団組員に支払った疑いが強まったとして、警視庁組織犯罪対策4課は23日、東京都江戸川区のHクリニック院長、H容疑者(55)や、現金を受け取った住吉会系組員、T容疑者(50)ら5人を臓器移植法違反(臓器売買の禁止)などの疑いで逮捕した。《日経新聞》

【楽天】経団連に脱会届

インターネット通販大手の楽天は23日、同日付で経団連に退会届を郵送したことを明らかにした。理由について、楽天は「製造業などの業態の違う企業が多く入会しており、方向性や哲学が違う」と説明している。

楽天の三木谷浩史社長は5月27日、短文投稿サイトのツイッターに「電力業界を保護しようとする態度が許せない」などと書き込み、退会検討の意向を示していた。楽天は2004年に経団連に入会していた。《共同通信》

【枝野幸男官房長官】共産党・志位和夫委員長と会談

枝野幸男官房長官は23日、首相官邸で共産党の志位和夫委員長と会談し、海江田万里経済産業相が定期点検で停止中の原発の早期再開をもとめたことについて「知事が『絶対に反対』と言っているものを再稼働させることはできない」と述べた。志位氏が明らかにした。

枝野氏は同日午後の会見で「再稼働させることはできない」との発言について「(再稼働に慎重な)地元の理解を得るべくいま努力をしているということだ」と説明した。

志位氏によると、会談で志位氏は「地震対策や避難対策もなく、小手先の対策だけで安全宣言というのは新たな『安全神話』を作るようなものだ。再稼働の要請を自治体に押しつけるようなことはするべきではない」と訴え、枝野氏は「安全性が説明できるようにしたい」と応じたという。《朝日新聞》

【ピーター・フォークさん】死去

人気テレビシリーズ「刑事コロンボ」の主役として知られる米国の俳優ピーター・フォーク氏が23日、ロサンゼルス近郊ビバリーヒルズの自宅で死去した。家族の代理人が24日、明らかにした。83歳。詳しい死因は伝えられていないが、米メディアによると、数年前からアルツハイマー病で闘病していた。

1927年、ニューヨーク生まれ。3歳で腫瘍のため右の眼球を失い義眼だった。大学卒業後、一度は公務員になったが演劇の道に入り、50年代にブロードウェーの舞台で注目され、58年に映画デビュー。「殺人会社」(60年)、「ポケット一杯の幸福」(61年)でアカデミー助演男優賞に連続ノミネートされた。

60年代後半以降は、シリーズ化されたドラマ「刑事コロンボ」の主役として、よれよれのコートに安物の葉巻がトレードマークのロサンゼルス市警殺人課の刑事役を好演。とぼけた表情の裏で、社会的地位の高い犯人たちを鋭い推理でじわじわと追い詰める展開が人気を集め、生涯の当たり役に。2003年まで断続的に続いた同シリーズでエミー賞を4回受賞した。

「刑事コロンボ」は日本でも高視聴率を獲得。俳優の故小池朝雄さんらが日本語版の吹き替えを担当し、「うちのかみさんがね」「あと一つだけ」などのせりふがおなじみになった。

他に「おかしな、おかしな、おかしな世界」(63年)、「泥棒がいっぱい」(66年)「ベルリン・天使の詩」(87年)などの出演映画がある。《共同通信》



6月23日 その日のできごと(何の日)