平成10027日目
2016/06/21
この日のできごと(何の日)
【中谷元・防衛相】自衛隊に破壊措置命令
中谷元・防衛相は21日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射する兆候があるとして、自衛隊によるミサイル迎撃を可能とする破壊措置命令を出した。日本政府関係者によると、4回連続で発射に失敗している新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」(射程2500~4千キロ)の発射準備の動きが確認された。
ムスダンは発射台付き車両で運用される。韓国の消息筋は21日、北朝鮮が東海岸にムスダンと推定されるミサイルを展開させていると述べた。韓国軍合同参謀本部は21日「ミサイル発射の可能性を念頭に関連した動きを追っている」と発表した《共同通信》。
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
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外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【北海道釧路市】男が4人切りつけ1人死亡
21日午後3時15分ごろ、北海道釧路市昭和中央の「イオンモール釧路昭和」で、男が女性4人に、次々と包丁で切り付けた。買い物客のA子さん(68)=釧路市=が左側背部を刺されて失血性ショックで死亡、40~70代の女性3人がけがをした。
道警釧路署は殺人未遂の疑いで、釧路市の新聞配達員、M容疑者(33)を現行犯逮捕した。「僕の人生を終わらせたくて、殺人が一番死刑になると思って、人を刺した」と供述しており、殺人容疑でも調べる。
同署によると、M容疑者はいずれの被害者とも面識はなく、現場にいた4人を無差別に襲ったとみられる。精神疾患に悩んでいたと話している。凶器は刃渡り約22.5センチの柳刃包丁で、事件の約2時間前に釧路市内のホームセンターで買っていたという。《産経新聞》
【プロ野球・ソフトバンク】バンデンハーク投手と新たに3年契約
ソフトバンクは21日、リック・バンデンハーク投手(31)と来季から新たに3年契約を結んだと発表した。
昨季、韓国サムスンから入団すると、今季は1966年に高卒新人でデビュー13連勝をマークした堀内恒夫(巨人)を抜きプロ野球新記録となる昨季の来日初登板から無傷の14連勝。同時に87~88年の郭泰源(西武)の外国人投手連勝記録も更新。チームは2年契約が切れる今季終了を待たず交渉を開始し、異例の早さで合意にこぎつけた。《スポニチ》
【サッカー・宇佐美貴史選手】ドイツ移籍移籍会見
ドイツ1部アウクスブルク移籍が決まったG大阪の日本代表FW宇佐美貴史(24)が21日、吹田スタジアムで移籍会見を行った。12〜13年シーズン以来、4季ぶりのドイツ再挑戦は「人生を懸けた」リベンジと強い決意。18年W杯ロシア大会では日本代表の主軸として、FW岡崎慎司(30=レスター)やMF本田圭佑(30=ACミラン)を超える存在に成長することを誓った。 《スポニチ》
【生活の党・谷亮子参院議員】参院選見送り表明
生活の党の谷亮子参院議員(比例代表)は21日、参院選への立候補を見送る考えを正式表明した。国会内で記者団に明らかにした。生活は現在、所属国会議員が政党要件ぎりぎりの5人で、離党して他党から出馬すると要件を満たせなくなることを考慮したという。政界復帰の可能性については「話があれば検討したい」と述べた。
谷氏は9日に生活の党からの不出馬を表明して以降、自民、民進両党など複数の政党から立候補の打診があったことも明らかにした。出馬に踏み切らなかった理由について「副代表として、最後の党務を果たさなければならなかった」と説明した。《共同通信》
【民進、共産、社民、生活】都知事選も野党共闘で一致
民進、共産、社民、生活の4野党の幹事長・書記局長が21日、東京都内で会談し、都知事選(7月14日告示―同31日投開票)で共闘していくことで一致した。民進党の枝野幸男幹事長は会談後「自公の都政を刷新する」と述べ、結束して候補者を擁立する考えを示した。
野党4党に加え、参院選で安全保障関連法廃止を掲げる候補を支援する団体「市民連合」や、都議会の野党会派「東京・生活者ネットワーク」とも連携していく。
枝野氏は「(与野党の)相乗りは考えられない」と改めて強調。会談では具体的な候補者の名前は挙がらなかったが、民進党が今後、候補者を絞り込む役割を担うという。《共同通信》
【東京電力】「炉心溶融という言葉を使うな」は隠蔽、謝罪
東京電力福島第1原発事故当初、当時の清水正孝社長が「炉心溶融という言葉を使うな」と社内に指示していた問題で、同社の広瀬直己社長は21日に記者会見を開き「口止めに当たるような指示があったのは痛恨の極み。社会から隠蔽と捉えられるのは当然だ」と述べて謝罪した。
東電の第三者検証委員会が16日に公表した報告書が、清水氏の指示の背景に当時の首相官邸の指示があったと推認されるとしながら具体的には解明できないとしたことについて、広瀬社長は「調査の限界はある」と述べ、独自の確認はしない意向を示した。《共同通信》
【鳩山邦夫衆院議員】死去
元総務相で自民党衆院議員の鳩山邦夫氏が21日午前11時35分、十二指腸潰瘍による出血性ショックのため東京都内の病院で死去した。67歳だった。お別れの会を行うが日取りなどは未定。喪主は妻、エミリーさん。
東大法卒。田中角栄元首相の秘書を務めた後、1976年の衆院選で初当選。当選13回。文相、労相、法相、総務相を歴任した。
96年には兄の由紀夫氏らと旧民主党を結成し、副代表を務めた。その後に離党。自民党に復党した。
祖父の一郎氏は首相、父の威一郎氏は大蔵事務次官や外相を経験した政治家一家に育ち、由紀夫氏は首相を務めた。《日経新聞》