令和919日目

2021/11/04

この日のできごと(何の日)

【プロ野球・4日】

日本ハム・新庄剛志監督、就任会見

プロ野球日本ハムの新庄剛志新監督(49)が4日、札幌市内で正式契約を結んだ後に就任記者会見に臨み「正直、自分が一番びっくりしている。僕でいいのかなという思いの半面、僕しかいないなって。日本ハムも変えていくし、プロ野球も変えていくという気持ちで帰ってきた」と意気込んだ。1年契約で年俸1億円。背番号は現役時代と同じ「1」になると明かした。

06年の現役引退以来の球界復帰。オファーを受けた瞬間に「お願いします。やりますって。1年間それを目指してきた」と即決したという。深紅の派手なスーツに襟の大きなシャツ姿で登場し、型にはまらない采配を期待させた。(金額は推定)《共同通信》

ソフトバンク、宮崎で秋季キャンプ

ソフトバンクは4日、宮崎市での秋季キャンプを開始し、藤本博史新監督が、練習前に選手を集め「コミュニケーションを取って良いチームをつくろう」と呼び掛けた。その後は精力的にグラウンドを動き回って選手一人一人に声を掛け「歩きすぎて足が棒になってるけれど、これを続けたい」と笑った。

今季は4位に沈んで8年ぶりにBクラスの屈辱を味わった。7年間指揮を執った工藤公康前監督の後を継ぎ、2軍監督から昇格。主力の高齢化が進む野手の世代交代が至上命令だ。「若い選手はアピールしてほしい」との言葉に応えるように、若手選手は全体練習終了後、居残りでバットを振った。《共同通信》

中日、秋季練習開始

プロ野球中日は4日、立浪和義新監督(52)の下、名古屋市のナゴヤ球場で秋季練習を開始した。練習前に選手を集めた新監督は「目的は個々のレベルアップ。課題に向き合って来年につながるように取り組んでほしい。戦いは今日から始まっている」と呼び掛けた。

新監督の意向で選手たちは髪を黒く染め直し、ひげもそって新たな姿で練習を始めた。野球に取り組む姿勢も重視し、今季5位に終わったチームの立て直しを図る。

コーチも大幅に入れ替え、新たに就任した中村紀洋打撃コーチ(48)、森野将彦打撃コーチ(43)もグラウンドに登場した。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【神戸地裁・飯島健太郎裁判長】5人殺傷の被告に無罪判決

神戸市北区で2017年7月、祖父母や近隣住民ら5人を殺傷したとして殺人や殺人未遂などの罪に問われた無職の男性被告(30)の裁判員裁判の判決で神戸地裁(飯島健太郎裁判長)は4日、「被告は統合失調症の圧倒的な影響下で心神喪失状態だった疑いがある」として無罪を言い渡した。求刑は無期懲役だった。複数人が殺傷された重大事件で、被告の刑事責任能力を否定し無罪とするのは異例とみられる。

公判で被告は起訴内容を認め、弁護側は「症状は重度で心神喪失状態だった」と無罪を主張。検察側は「善悪の判断や行動を制御する能力は残っており、心神耗弱状態だった」と無期懲役を求刑していた。《共同通信》

【大阪地裁】死刑執行の当日通知は違法と提訴

死刑執行を当日に通知するのは、異議を申し立てることができず違法として、死刑確定者2人が4日、国に慰謝料など計2200万円の支払いと、告知日中の執行をしないよう求め、大阪地裁に提訴した。

原告弁護団によると、死刑執行を告知する時期の違法性を問う訴訟は珍しいという。

原告側によると、執行の通知時期を定めた法律はなく、現行では執行の1〜2時間前に死刑囚の収容されている部屋で知らされる。異議申し立て手続きの時間がなく、刑事訴訟法に違反すると主張している。

原告代理人は「死刑確定者は、毎朝死ぬかもしれないとおびえている。告知当日の執行は極めて非人間的だ」と話した。《共同通信》

【東京株式市場】

休日明け4日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が3日、早期の利上げに否定的な考えを示したことで、投資家に安心感が広がり、買いが優勢だった。

終値は休日前の2日と比べ273円47銭高の2万9794円37銭。東証株価指数(TOPIX)は23.89ポイント高の2055.56。出来高は約14億8277万株だった。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染158人

国内で4日、新たに158人の新型コロナウイルス感染者が確認された。内訳は神奈川22人、大阪20人、岡山18人、東京14人など。死者は東京2人、北海道、兵庫、高知、沖縄が各1人の計6人だった。

厚生労働省によると全国の重症者は109人で、前日より6人減った。

滋賀で1人、過去に報告された感染者の取り下げがあった。《共同通信》

【自民党】新幹事長に茂木敏充氏

自民党は4日、党本部で総務会を開き、甘利明幹事長の後任に茂木敏充外相を充てる人事を決定した。甘利氏は衆院選小選挙区での敗北を受け、辞任する意向を岸田文雄首相に伝えていた。首相は、10日召集予定の特別国会で首相指名後に行う第2次岸田内閣の組閣まで自らが外相を兼務すると官邸で記者団に明らかにした。

茂木氏は当選10回で政調会長や経済産業相を歴任したベテラン。旧竹下派の会長代行を務め、安倍晋三元首相や麻生太郎副総裁とも良好な関係を保つ。首相は旧竹下派の後押しを得て円滑な政権運営を進めたい考えだ。

甘利氏は野党統一候補に敗れて比例復活し、首相に辞意を伝えていた。

岸田政権は4日、発足から1カ月を迎えた。新たに就任した自民党の茂木敏充幹事長は記者会見し、党改革を早期に実行すると表明した。「来年の参院選を待つことはない。自民党は変わったという姿を示すことが重要だ」と述べた。岸田文雄首相(党総裁)は衆院選を踏まえ、党人事などを急ぐほか、新型コロナウイルス禍に伴う大型緊急経済対策の策定や、外交安全保障など重要課題への取り組みを加速させる方針だ。

茂木氏は党本部での会見で、党幹部への若手登用や党役員の任期制限といった新たなルールの策定に意欲を示した上で「早い段階でできるものは実行する」と述べた。《共同通信》

【台湾・蔡英文総統】EU議員団と会談

台湾の蔡英文総統は4日、欧州連合(EU)欧州議会議員ら一行と総統府で会談し、台湾社会の分断を狙った中国による世論工作を念頭に「偽ニュースに対抗する民主連盟を創設したい」と述べ、欧州と協力して対策強化に当たる考えを表明した。訪問団側も「欧州も全体主義国家の攻撃にさらされている」と強調、「偽ニュース対策で台湾の経験に学ぶ」と応じた。欧州議会議員らの台湾公式訪問は初めて。

蔡政権は統一圧力を強める中国の習近平指導部に対抗するため、欧州との関係強化に力を入れている。「一つの中国」原則を各国に強要する中国が反発するのは必至だ。

台湾を初めて公式訪問した欧州連合(EU)欧州議会議員団の代表グリュックスマン欧州議員は4日、蔡英文総統との会談で、欧州と台湾の関係を「最高レベル」に押し上げたいと表明した。蔡政権は民主主義や自由など価値観を共有していることをアピールし、欧州との実質的な関係強化を加速させる考えだ。

中国外務省の汪文斌副報道局長は4日の記者会見で、欧州議会議員団の台湾訪問に「強烈な不満と断固とした反対」を表明、EU側に抗議したと明らかにした。

グリュックスマン氏は「中国の巨大な圧力と攻勢に直面しながら、民主社会を築いた」と台湾を絶賛した。《共同通信》

【ロシア・プーチン大統領】クリミア訪問

ロシアのプーチン大統領は「国民統一の日」として祝日になっている4日、2014年にウクライナから一方的に編入したクリミア半島のセバストポリを訪問した。タス通信が伝えた。ロシアによる支配を強調し領土の一体性を内外に示す狙いがあるとみられる。ウクライナや、同国を支援する欧米の反発は必至。

プーチン氏は、1917年のロシア革命後に続いた内戦の犠牲者の記念碑に献花。「ロシアは再び歴史的な統一を回復した。クリミアとセバストポリは永遠にロシアと共にある。それが全国民の自由な、不屈の意志だからだ」と演説した。《共同通信》

【ロシア、ベラルーシ】経済、軍事で統合強化

ロシアとベラルーシは4日、プーチン、ルカシェンコ両大統領が出席する2国間政府会議をオンライン形式で開き、金融政策の調整やエネルギー市場の統一化など、経済や軍事面で統合を強化する合意文書を採択した。

昨年の大統領選後に起きた反政権デモを力で抑え込み欧米の制裁を受けるルカシェンコ政権と、北大西洋条約機構(NATO)側との対立を深め、ベラルーシとの統合を急ぎたいロシアの思惑が一致した形だ。

両国はソ連崩壊後の1999年に連合国家創設条約を締結したが、独立を維持したいルカシェンコ氏の抵抗で有名無実化していた。《共同通信》

【川嶋辰彦さん】死去

秋篠宮妃紀子さまの父で、学習院大名誉教授の川嶋辰彦氏が4日午前11時55分、東京都中央区の病院で死去した。81歳。

川嶋氏は10月19日から入院し、紀子さまがお見舞いされたほか、同月26日に結婚した孫の眞子さん、佳子さまも病院を訪れていた。

川嶋氏は1940年、東京都生まれ。東大経済学部卒。同大学院修士課程修了後、米ペンシルベニア大大学院に留学した。73年に帰国して学習院大経済学部助教授となり、76年から教授を務めた。

90年に、紀子さまが秋篠宮さまと結婚した。《共同通信》



11月4日 その日のできごと(何の日)