平成7943日目

2010/10/07

【この日の菅直人総理】

解散考えず

平成22年10月7日、菅総理は午前に参議院本会議、午後には、衆議院本会議に出席しました。

本日の本会議では、菅総理の所信表明演説に対する各党からの代表質問が行われ、外交、補正予算の方針等について答弁しました。《首相官邸》

10月7日のできごと(何の日)【菅直人首相】解散考えず

菅直人首相は7日、衆参両院の本会議での代表質問に対する答弁で、製造業への派遣を原則禁じる労働者派遣法改正案と郵政改革法案に関し「今国会で速やかな成立を目指す」と強調した。

2010年度補正予算案成立に向け「与野党間で意見交換を進め、合意を目指したい。建設的な協議を期待している」と重ねて表明。特に「公明党の提案も参考にして取りまとめたい。与野党の枠を超えた理解と協力をいただきたい」と公明党の協力に期待を示した。

早期の衆院解散・総選挙に関しては「現下の景気、経済、雇用情勢に迅速、的確に対応するため全力を挙げてやる決意だ。解散・総選挙はまったく考えていない」と否定。

中国漁船衝突事件を受けた領海警備では「他国の船舶が法令に違反して領海に侵入した場合は厳正に取り締まるのは当然だ」と強調。衝突の状況を海上保安庁が撮影したビデオ映像は、引き続き「見ていない」とした。《共同通信》

記者ぶらさがり

菅直人総理(代表)は7日夜、首相官邸内で記者団に対し、昨日の鈴木章・北海道大名誉教授に続き、同日午後に根岸英一・米パデュー大特別教授との電話で、ノーベル化学賞受賞に対しお祝いの言葉を伝えたと紹介。そのうえで、両氏の受賞が今後若い世代が科学・技術分野に意欲的に取り組んでいく大きなきっかけになるのではないかとの見解を示した。菅総理に対し、根岸氏からは「影響すれば嬉しいし、若い人に科学・技術の研究を志してもらいたい」との発言があったと述べた。また、自身が物理を専攻し、理系であると話したとも明かし、機会があれば今後、日本の科学・技術について意見を聞きたいと語った。

さらに、科学・技術分野については人一倍関心が高いと述べた菅総理は、特に受賞した両氏の業績の多くが30代に研究を始め、その後成果を上げ、またいろいろな人に受け継がれる中で製薬や液晶など、現在の国民生活に役立っていることに注目。博士号を取得し助教授になりたての頃が一番油の乗り切った時期だと30代前後の研究者に期待を寄せ、彼らがノーベル賞を受賞できるような、社会にとっても人間にとっても役立つ研究成果を上げられるよう、若い世代に対する予算面での手当も必要だとの認識を示した。企業は目の前の成果を求める傾向があるとも指摘、国としてはまだ成果が見えない、成果が得られるかどうかかわからない研究に対しても予算を当てるべきだと主張した。

次に、外交・安全保障に対する国民のコンセンサスができていないとして、民間レベルでの協議機関を設置すべきとの意見に対しては、自身の総理就任にあたり国家戦略室の機能の中に新たに外交・安全保障分野を入れ、関係者から話を聞いたと紹介。総理、内閣として日中関係、日米関係等しっかりと情報のみならずものの考え方をきちんと集結させ、それを基準に判断できるような仕組みをつくりたいと述べた。《民主党ニュース》




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【ユニクロ】台湾進出1号店「統一阪急百貨・台北店」オープン

ファーストリテイリングは7日、台北にカジュアル衣料品店「ユニクロ」の台湾1号店を開いた。来月にはマレーシアにも出店。今後、日本国内と同様のペースで店舗数を拡大し、アジアでの展開を加速させる。

7日には開店前から、約2500人が店の前に並んだ。同社によるとユニクロ店舗の開店日の行列としては最多という。《共同通信》

【西岡武夫参院議長】蓮舫行刷相を注意

西岡武夫参院議長は7日、蓮舫行政刷新相を呼び、ファッション誌への掲載目的で国会議事堂内で写真撮影したのは不適切だったと口頭で注意した。野党は参院議院運営委員会理事会でこの問題を取り上げて「撮影許可の基準を満たしていない」などと批判した。民主党は事実関係を確認すると約束した。

行刷相は8月18日に「議員活動の記録」を目的に撮影の許可を申請し、翌19日に撮影した。参院事務局によると、議事堂内での撮影は議員活動にかかわるケースでは認められるが、営利目的や私的な宣伝行為に相当する場合は許可していない。《日経新聞》

【大沢啓二さん】死去

プロ野球日本ハムなどで監督を努めた大沢啓二氏が7日午前7時25分、胆のうがんのため東京都内の病院で死去した。78歳。神奈川県出身。

神奈川商工高ー立大から1956年に南海(現ソフトバンク)に入団。59年には故杉浦忠投手や野村克也捕手らとともに外野手として日本一に輝いた。東京(現ロッテ)に移籍した65年に現役引退。東京でコーチ、2軍監督を経て71年途中に監督に就任した。

76年からは日本ハムの指揮を執り、江夏豊投手らをトレードで獲得するなどチーム改革に取り組み、81年にはリーグ優勝を果たした。面倒見がよく“親分”の愛称で選手から慕われた。《共同通信》



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