令和2305日目
その日の記録
【台風12号】鹿児島上陸
台風12号が21日午前、鹿児島県の西で発生、午後5時過ぎに同県日置市付近に上陸した。九州では同県を中心に雨が強まり、1時間に100ミリ前後の猛烈な雨が降った所もあった。気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫への厳重な警戒を求めた。奄美を除く鹿児島県では22日夕にかけて線状降水帯が発生し、災害の危険度が急激に高まる可能性がある。
気象庁によると、台風は22日には再び熱帯低気圧になる見通しだが、動きが遅く、その後も大雨が続くとみられる。今月前半の記録的な大雨で被害を受けた地域では、少ない雨でも災害が起きる恐れがある。
19日時点で台風に発達する可能性が小さくなったと発表していた熱帯低気圧が、21日午前9時の観測で、鹿児島県薩摩川内市の西で台風12号に変わった。発生時点で九州に接近している珍しいケースという。
午後3時には、日置市の西をゆっくりと東へ進んだ。中心気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。《共同通信》
【秋田県】大雨で住宅17棟浸水
秋田県は21日、県内で20日に降った大雨により、緊急安全確保が出された仙北市などで住宅17棟の浸水被害を確認したと発表した。さらに増える可能性がある。大館市や北秋田市などの田畑計約190ヘクタールも冠水した。
県によると、床上浸水は仙北市5棟、北秋田市と鹿角市で各1棟。北秋田市と大館市では計10棟が床下浸水した。けが人の情報はない。また田んぼ121ヘクタールとソバ畑70ヘクタールが冠水し、被害額を調査している。
仙北市は21日午前、市内の桧木内川が氾濫したとして一部地区に出していた緊急安全確保を解除した。住民らは住宅に流れ込んだ泥をかき出すなどの作業に追われた。県内に出ていた避難指示も全て解除された。
JR東日本によると、秋田新幹線は盛岡―秋田間で始発から区間運休し、正午ごろに運転を再開した。在来線も運休や運転見合わせが出て、計約9600人に影響した。《共同通信》
【高校野球】
全国高校野球選手権大会第14日は21日、甲子園球場で準決勝が行われ、日大三(西東京)と沖縄尚学が23日の決勝へ進んだ。過去2度優勝の日大三は14年ぶり3度目、沖縄尚学は初の決勝。
日大三は県岐阜商に4―2で勝った。八回に追い付いて2―2でタイブレークの延長戦に入り、十回に2点を勝ち越した。
沖縄尚学は山梨学院に5―4で逆転勝ち。六回に3点を奪って同点とし、七回に勝ち越した。《共同通信》
◇
全国高校野球選手権大会を大会途中で辞退した広陵高(広島)は21日、中井哲之野球部監督(63)の退任を発表した。新監督はコーチの松本健吾氏(34)が務める。野球部部長も交代する。部員間の暴力を伴う不適切な行為や、学校側の対応について批判が相次いでいることを踏まえた対応。
同校は1、2年生への調査で「暴力、いじめ等の問題がないことを確認」したとして、8月下旬から行われる秋季広島大会には出場する。
3月に日本高野連が厳重注意処分とした暴力事案が、全国選手権大会の開幕前からSNSで拡散。大会では1回戦を勝ち上がったが、2回戦を前に辞退した。《共同通信》
【プロ野球・21日】
巨人の田中将大投手が21日、神宮球場でのヤクルト19回戦で先発し5回1失点で今季2勝目を挙げ、日米通算199勝とした。野茂英雄、黒田博樹、ダルビッシュ有に続く史上4人目の日米通算200勝まで1勝に迫った。
今季巨人に加入した田中将は4月の今季初登板で白星を挙げたが、その後は振るわず2軍での調整が続き、今月7日のヤクルト戦で約3カ月ぶりに1軍復帰した。昇格後3度目の登板で日本での通算121勝目を手にした。米大リーグで78勝をマークしている。《共同通信》
◇
ヤ1―7巨
巨人が快勝。田中将は5回を投げて1得点に抑え、4月以来の白星となる2勝目を挙げた。一回に岡本の適時二塁打で先制し、二回はリチャードと丸が2ランを放つなど5点を加えた。ヤクルトは4年連続で巨人戦のシーズン負け越し。
D2―5広
広島が快勝。高が7回を3安打2失点で2勝目を挙げた。四回にモンテロの2ランで均衡を破り、七回はファビアンの2ラン、モンテロの適時打で加点した。DeNAはバウアーが七回途中5失点と試合をつくれなかった。
日0―10オ
オリックスが今季最多の4本塁打で快勝した。二回に西川の3ラン、杉本の2ランなどで一挙8得点。五回は中川と紅林のソロで加点した。宮城が6回無失点で5勝目。日本ハムはバーヘイゲンが大崩れし、連勝が4で止まった。
ロ12―10楽
ロッテが打ち勝った。山口が一回に先制2ラン、四回には1イニング2発で計3本塁打し、20日の試合から4打席連続本塁打。プロ初先発の吉川が5回4失点で初勝利を挙げた。楽天は中盤から追い上げたが、大量失点が響いた。《共同通信》
【東京株式市場】
21日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が3日続落した。終値は前日比278円38銭安の4万2610円17銭で、約2週間ぶりの安値を付けた。前日の米国市場でのハイテク株下落が重荷となり、半導体、AI関連株を中心に売り注文が優勢だった。
東証株価指数(TOPIX)は15.96ポイント安の3082.95。出来高は約17億4188万株。
株価水準が高い東京エレクトロンやソフトバンクグループが売られ、全体を押し下げた。医薬品株も下げた銘柄があった。平均株価の下落幅は一時300円を超えた。一方、非鉄金属や鉄鋼株は買われた。《共同通信》
【小泉進次郎農相、大阪府・吉村洋文知事】万博で蜜月
大阪府の吉村洋文知事は21日、大阪・関西万博の会場で小泉進次郎農相の視察に同行した。約2時間半の全行程で行動を共にし、記者団の前では「希有な政治家」「改革の魂を持っている」と互いに持ち上げた。吉村氏が代表の日本維新の会には自民、公明両党連立政権への参加容認論もある中、「ポスト石破」の一人と目される小泉氏との蜜月ぶりを印象付けた。
万博会場視察の同行は小泉氏側の要望に対し、吉村氏が応じて実現した。閣僚視察の行程に同行したのは初めてで、会場内で昼食を取った後、食にまつわるパビリオンや府と大阪市が出展する大阪ヘルスケアパビリオンを訪問。大屋根リングにも上った。
2025年予算の対応を巡って野党に連立入りを打診すべきだと語っていた小泉氏は「今でもその思いは変わらない」と強調。吉村氏は現時点での連立入りを重ねて否定しつつ「与党であれ野党であれ、同じような考えを持つ皆さんとは協力して政治を前に進めたい」とも語った。《共同通信》
【カナダ・カーニー首相】米トランプ大統領と電話会談
カナダ政府は21日、カーニー首相がトランプ米大統領と電話会談したと発表した。貿易問題や経済・安全保障協力を巡って協議したという。両首脳はウクライナや欧州の長期的な平和と安全を支える取り組みについても意見を交わし、近く再び対話することで一致したとしている。
カナダのアナンド外相とルビオ米国務長官も21日にワシントンで会談し、ウクライナを巡る問題などを協議した。
カナダと米国の貿易問題を巡ってはトランプ氏が7月、合成麻薬「フェンタニル」の流入防止対策に非協力的なことなどを理由に、カナダへの追加関税を25%から35%に引き上げる大統領令に署名している。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは21日、各地で行われ、カブスの今永はシカゴでのブルワーズ戦に先発し、7回を3安打2失点と好投したが、6敗目(8勝)を喫した。鈴木は「3番・指名打者」で出場して4打数無安打。1―4で敗れたチームは連勝が3で止まった。
レッドソックスの吉田はヤンキース戦に「6番・指名打者」で出場し、4打数1安打。八回に代打を送られた。チームは6―3で勝ち、連敗を3で止めた。
ドジャースの大谷はロッキーズ戦を休養のため欠場した。チームは9―5で勝った。《共同通信》