令和2292日目
その日の記録
【鹿児島県霧島市】大雨特別警報
北陸地方に大雨をもたらした前線が南下し、鹿児島県本土は8日未明から明け方にかけて線状降水帯が発生し、記録的な大雨となった。気象庁は霧島市に大雨特別警報を発表。同市溝辺で1時間に107.5ミリの猛烈な雨が降った。消防によると、姶良市蒲生町白男では民家の裏山が崩れ、住人の30代女性が行方不明となった。気象庁は8日午後、特別警報を解除したが、9日も大雨の恐れがあり、土砂災害への厳重な警戒を呼びかけている。
鹿児島地方気象台によると、線状降水帯は2回発生した。8日午前1時7分に姶良市から霧島市にかけて、同4時47分には姶良、霧島の両市と曽於市にまたがる範囲で、断続的に発生したとみられる。
8日観測した24時間雨量は、霧島市牧之原で515.5ミリ、同市溝辺506.5ミリ。いずれも同地点の観測史上最大で、8月の月降水量の2倍近い雨が降った。霧島市全域と鹿児島市の一部にレベル5の「緊急安全確保」が発令された。県は霧島市など4市に災害救助法の適用を決めた。
姶良市蒲生町白男で午前4時45分ごろ、「家が崩れて中に取り残されている」と通報があり、30代と60代の女性2人が救助された。同居する30代女性と連絡が取れず、県警と消防が捜索している。同市では水没した車から女性が救助されたほか、網掛川の護岸がえぐられ車が落下した。
霧島市では、国道504号でトラック2台が橋の欄干を突き破って転落し、運転していた50代の男性2人が軽いけがをした。市街地の広い範囲で冠水し、山間部で2集落が一時孤立。同市溝辺の県民の森キャンプ場では宿泊客40人が一時取り残された。
県によると、霧島市と姶良市を中心に崖崩れや浸水があり、崩土や路面の損壊で国道や県道が寸断された。両市で450戸が停電し、断水も発生した。JRやバスは運休が相次ぎ、航空便も一部欠航した。
気象台によると、前線は九州付近に停滞し、9日昼前にかけて活動が活発化する見込み。薩摩、大隅では9日夕にかけ、断続的に雷を伴った非常に激しい雨が降る。薩摩と大隅で予想される1時間雨量は多い所で50ミリ。9日午後6時までの24時間予想雨量は多い所で、薩摩200ミリ、大隅150ミリ。《南日本新聞》
◇
石川県加賀地方で7日に線状降水帯をもたらした前線が、8日にかけて日本海から九州に向かって南下した。九州で停滞した前線に対し、中国大陸からの暖かい空気と日本の南にある太平洋高気圧の縁を回る湿った空気の両方が流れ込み、九州の西の海上で合流。県本土付近では7日夜から、水蒸気を大量に含んだ空気と北側からの風がぶつかった。
霧島市牧之原では、降り始めから8日午前11時までの雨量が517.5ミリと8月の平年1カ月の2倍近くを観測した。
真夏は太平洋高気圧の勢力が強いため、前線が九州付近にかかるのは珍しい。前線の位置に影響する偏西風が日本付近で大きく蛇行したこともあり、梅雨の時期に近い気圧配置になった。《南日本新聞》
【高校野球】
全国高校野球選手権大会第4日は8日、甲子園球場で1回戦4試合が行われ、今春の選抜大会覇者の横浜(神奈川)、花巻東(岩手)、東洋大姫路(兵庫)、綾羽(滋賀)が勝って2回戦へ進んだ。
横浜は敦賀気比(福井)を序盤からリードし、5―0で快勝。織田が被安打7で完封した。
選抜大会8強の花巻東は萬谷が一回の失点のみで粘って完投し、同準優勝の智弁和歌山を4―1で破った。東洋大姫路は七回に2点を勝ち越し、済美(愛媛)に5―3で競り勝った。
初出場の綾羽は高知中央に6―4で逆転勝ち。1―2の九回に追い付き、タイブレークの延長十回に4点を奪った。《共同通信》
【プロ野球・8日】
D2―12巨
巨人が18安打12得点で大勝した。一回にキャベッジとリチャードの適時打で3点を先行。以降も佐々木の2点三塁打などで加点を続け、突き放した。山崎は7回を1失点で約1カ月ぶりの白星となる9勝目。DeNAは守備が崩れた。
中2―3広
広島は2―2の延長十一回1死三塁から相手の暴投で勝ち越した。前川が2安打2打点の活躍。先発の高は7回無失点と好投し、栗林が10セーブ目を挙げた。中日は九回に細川の2ランで追い付いたが、5番手のマルテが乱れた。
神1―3ヤ
ヤクルトが粘り勝ちした。同点の十二回2死満塁から代打増田の2点打で勝ち越し。0―1の九回に内山の二塁打を足場に追い付いた。阪神は後半戦初の連敗。四回に佐藤輝の30号ソロで先制したが、伊藤将が完封を逃し、湯浅が黒星。《共同通信》
【東京株式市場】
8日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)は大幅続伸した。一時は上げ幅が1000円に迫り、約2週間ぶりに4万2000円を超えた。米関税政策の先行き不透明感がひとまず後退、買い注文が広がった。
終値は前日比761円33銭高の4万1820円48銭。東証株価指数(TOPIX)は初めて3000を突破し、36.29ポイント高の3024.21で終わった。出来高は約27億3959万株。《共同通信》
【日本維新の会】共同代表に藤田氏
日本維新の会は8日の両院議員総会で、前原誠司共同代表の後任となる国会議員団の代表として藤田文武前幹事長を選出した。続投する吉村洋文代表とともに新執行部人事に着手する。今後は党内融和に加え、自民、公明両党の連立政権への参加判断が課題となる。
前原氏は5日、参院選の不振を受けて引責辞任を表明した。党規約は、代表が首長か地方議員の場合、共同代表に国会議員団の代表を選任しなければならないと定める。8日の両院議員総会で国会議員による投票の結果、藤田氏は松沢成文参院議員、斉木武志衆院議員を上回った。
藤田氏は衆院大阪12区選出の3期目。馬場伸幸前代表の旧執行部で幹事長を務め、馬場氏や自民党とパイプを持つ遠藤敬前国対委員長と近い。《共同通信》
【自民党】両院議員総会
自民党は8日、参院選大敗を受け、党大会に次ぐ重要な意思決定機関である両院議員総会を党本部で開いた。責任を問われている石破茂首相(党総裁)は続投に重ねて意欲を表明した。一方、出席者からは総裁選の前倒しを求める意見が相次いだ。有村治子両院議員総会長は、前倒し実施の是非を決める党内手続きを進めるよう総裁選管理委員会に委ねた。首相は終了後「党則にのっとってきちんと運営するということに尽きる」と記者団に述べた。
党則では、党所属国会議員と都道府県連代表者の過半数が要求すれば、総裁任期満了前でも、総裁選を実施すると定めている。総裁選管の逢沢一郎委員長は、8月末をめどとする参院選総括の日程を考慮する考えを示しており、党内手続きは8月末以降になる見通しだ。
首相は総会で、与党過半数割れを喫した参院選について「あのような結果を招き、心からおわびする」と陳謝した。森山裕幹事長は、参院選の総括委員会を設置し、地方組織や有識者らからヒアリングを進めていると説明。「8月末をめどに報告書を取りまとめ、検証結果を改めて報告したい」と述べた。《共同通信》
【中ロ首脳電話会談】
中国の習近平国家主席は8日、ロシアのプーチン大統領と電話会談した。中国国営中央テレビが報じた。米ロ両国がプーチン氏とトランプ米大統領の首脳会談開催で合意したことを踏まえ、中ロの結束を確認した。
プーチン氏はウクライナ情勢や最近の米国との接触について報告。習氏は米ロ両国が接触を保ち、ウクライナ危機の政治的解決を進めることを歓迎した。
プーチン氏は8月31日~9月1日に天津で開かれる上海協力機構(SCO)首脳会議や、9月3日に北京で行われる抗日戦争勝利80年の記念行事と軍事パレードに出席するため中国を訪問する予定。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは8日、各地で行われ、オリオールズの菅野はボルティモアでのアスレチックス戦に先発し、7回を5安打1失点で9勝目(5敗)を挙げた。試合は3―2。
ドジャースの大谷はブルージェイズ戦に「1番・指名打者」で出場し、右中間二塁打を放つなど5打数3安打。チームは5―1で勝った。レッドソックスの吉田はパドレス戦に「5番・指名打者」で出場し、2号2ランを放って4打数2安打3打点。パドレスの松井は七回から1回1/3を投げ無失点。試合はレッドソックスが10―2で勝った。
メッツの千賀はブルワーズ戦に先発して4回1/3を投げ、2安打3失点(自責点1)で4敗目(7勝)を喫した。2―3で負けたチームは5連敗。カブスの鈴木は0―5で負けたカージナルス戦に「2番・指名打者」で出場し4打数1安打。ナショナルズの小笠原は0―5で敗れたジャイアンツ戦の六回途中から投げ、2回1/3を1失点だった。《共同通信》
【神足茂利さん】死去
今月2日に東京・後楽園ホールで行われたプロボクシング東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦に挑戦し、試合後に急性硬膜下血腫で緊急開頭手術を受けた神足茂利さんが8日午後10時59分に死去した。28歳。日本ボクシングコミッション(JBC)が9日、発表した。所属のM・Tジムによれば2度の開頭手術を受けた後も意識が戻らず、経過観察中だった。
神足さんは2日のタイトルマッチで王者・波田大和(28)=帝拳=と大接戦を繰り広げたが、引き分けで王座防衛となった。激戦の末に王座奪取を逃した神足は膝から崩れ落ちたものの、すぐに自力で立って波田と言葉を交わし、自力で歩いて控え室に戻った。しかし、医務室で意識を失い、病院に救急搬送された。所属ジムによれば2度手術を受けたものの、意識は戻らなかった。《デイリースポーツ》
【小林孝也さん】死去
1991年の大相撲名古屋場所で平幕優勝を果たした元関脇琴富士の小林孝也さんが8日午前7時43分、脳梗塞のため神戸市の自宅で死去した。遺族が10日、明らかにした。60歳。千葉県出身。葬儀・告別式は近親者で執り行った。近年は闘病生活が続いていた。
佐渡ケ嶽部屋に入門し、80年春場所で初土俵を踏んだ。190センチ超の長身を生かした左四つでの寄り、右上手投げとスケールの大きな取り口を得意とし、88年秋場所で新入幕。90年名古屋場所では新関脇に昇進した。東前頭13枚目の91年名古屋場所では14勝1敗で初優勝。三賞は敢闘賞を2度受賞した。
95年秋場所限りで現役を引退した。《共同通信》