令和2262日目
その日の記録
【首相動静】
石破茂首相は9日、千葉県船橋市で街頭演説し、トランプ米政権との関税交渉について「国益をかけた戦いだ。なめられてたまるか。たとえ同盟国であっても正々堂々言わなければならない。守るべきものは守る」と強調した。
日本は米国で最大の投資をして、最大の雇用を生んでいると重ねて指摘。「トランプ大統領は職を失った人に職を与えるのが使命だと言って大統領に当選した。米国で一番職をつくっているのは日本ではないか」と訴えた。
自民党の小野寺五典政調会長は佐賀県神埼市での集会で、トランプ氏が対日関税25%の方針を打ち出したことを踏まえ「トランプ、ひどい人です。あまりにひどい仕打ちだ」と述べた。《共同通信》
【プロ野球・9日】
ロ1―13日
日本ハムが17安打13点の圧勝で5連勝。一回にレイエスが満塁本塁打を放つと、その後も攻撃の手を緩めず着実に加点した。山崎は丁寧にコースを突き、今季2度目の完投で4勝目。ロッテは石川柊が8失点と崩れた。
オ0―1ソ
ソフトバンクが4連勝。大関は変化球を丁寧に低めに集めて7回5安打無失点と好投した。終盤は藤井、杉山が封じ、三回に野村の適時打で得た1点を守り切った。オリックスは2度の満塁機を生かせず、約1カ月ぶりの連敗。
西0―2楽
楽天が接戦を制した。六回1死で中島が4試合連続三塁打で出塁すると、ボイトの適時二塁打と村林の適時バント安打で2点を先行した。計6投手による無失点リレーで、3番手の柴田が2回を無得点に抑えプロ初勝利。西武は4連敗。
広1―3神
阪神が2年ぶりの10連勝とした。六回途中まで投げた大竹は湯浅の好救援もあって1失点で5勝目。二回に先制ソロ本塁打の佐藤輝が1―1の三回は二ゴロで勝ち越し点をもぎ取り、七回は森下が適時三塁打。広島は阪神に7連敗。
ヤ4―4D
DeNAは1―2の七回に林、佐野の適時打などで3点を奪って4―2と逆転した。ヤクルトは土壇場の九回、代わった入江から、代打・古賀が同点2ランを放った。以降はともに救援投手が踏ん張り、勝ち越し点を許さなかった。
巨2―3中
中日が逆転勝ちで連敗を3で止めた。0―2の九回2死から細川の3ランで試合をひっくり返した。5番手で1/3回を無得点に抑えた伊藤が移籍後初登板で勝利を挙げた。九回は清水が締めた。巨人は抑えのマルティネスが崩れた。《共同通信》
【陸自オスプレイ】佐賀に配置
陸上自衛隊の輸送機V22オスプレイ1機が9日、経由地の高遊原分屯地(熊本県)から、同日開設した佐賀駐屯地(佐賀市)に到着した。8月中旬までに暫定配備先だった木更津駐屯地(千葉県)から全17機が移駐し、配備が完了する予定。九州・沖縄の防衛力を強化する「南西シフト」の一環で、島しょ部への隊員輸送などを担う。
オスプレイは開発段階からトラブルが多く、乗員が死亡する重大事故が相次いでいる。防衛省はこれまで「累次の機会に安全性を確認している」と説明しているが、懸念は根強い。
陸自によると、駐屯地は佐賀空港に隣接し、空港の滑走路を使う。隊員数は約420人。駐屯地では9日、開設式が開かれた。西部方面総監の荒井正芳陸将は訓示で、中国やロシアなどの活動の活発化に触れ「九州、沖縄の防衛の重要性は年々高まっている。佐賀駐屯地は戦略的に極めて重要だ」と述べた。駐屯地の正門前では配備に反対する市民らが抗議活動をした。
オスプレイの主任務は離島防衛専門部隊「水陸機動団」(長崎県)の輸送で、今後連携訓練に取り組む。《共同通信》
【東京株式市場】
9日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続伸した。円安ドル高が進み、企業収益が膨らむとの見方が改めて強まり、自動車など輸出関連株を中心に買いが入った。ただ、値がさの半導体関連株が売られ、平均株価は一時下げた。
終値は前日比132円47銭高の3万9821円28銭。東証株価指数(TOPIX)は11.62ポイント高の2828.16。出来高は約19億8121万株だった。《共同通信》
【小泉進次郎農相】JA関係者らと意見交換
小泉進次郎農相は9日、茨城県の農業協同組合(JA)関係者やコメ農家と意見交換した。政府備蓄米の放出などによる新米の価格下落を懸念する声があることを踏まえ「健全な価格と(農家の)手取りの好循環につながる政策を進める」と訴えて、理解を求めた。
小泉氏は、コメの価格上昇が急激な勢いで進んだことが問題だったと指摘し、価格引き下げに向けた一連の政策の背景を説明。その上で、生産コストが上がっているのに合わせて、販売価格もなだらかに上昇するのが望ましいと述べた。
会合に参加したJA北つくばの川津修組合長は会合後、「備蓄米の買い戻しを早期に進めてほしい」と訴えた。《共同通信》
【日本保守党・有本香事務総長】「外国人が性的暴力」
日本保守党の有本香事務総長は9日、埼玉県川口市で街頭演説し「一部の外国人による治安を乱す行為、女性に対する性的暴力が顕在化している」と述べた。その上で「どのくらいの外国人をどこから受け入れるのか。在留管理を厳正に行うのは国家の責任だ」とも主張した。川口市には多くの外国人が暮らしており、地元住民との摩擦が起きている。
有本氏は「アンケート結果で、川口市民の20代女性の7割以上が治安が悪いと感じている」と指摘。「今のうちに何とかしないと、欧州で起きていることが川口でも起きるようになると確信している」と強調した。《共同通信》
【天皇皇后両陛下】モンゴルの子どもたちと交流
モンゴル訪問中の天皇、皇后両陛下は9日、首都ウランバートルの小学生から高校生までが通う公立学校を訪れ、交流された。民族衣装を着た子どもたちが歌やダンス、伝統楽器「馬頭琴」の演奏を披露し、両陛下は笑顔で拍手を送った。
天皇陛下は馬頭琴を演奏したエネレルさん(12)に「何年ぐらい練習していますか」と尋ね、皇后さまは「将来は何になりたいですか」と話しかけた。ゲル(移動式住居)や簡易な家屋が集まる地区にある市第149番学校で、日本の資金協力で整備された。両陛下はパソコンを使う様子などを見て回った。
その後、医師の研修などで日本と協力する「モンゴル日本病院」を視察した。宮崎大に留学経験があり、がんを研究する医師バータルスレンさんに、陛下は「モンゴルでは、どのようながんが多いですか」と質問した。
9日午前は陛下単独で、日本の高等専門学校(高専)をモデルにした「モンゴルコーセン技術カレッジ」を訪れた。《共同通信》
【台湾情勢】
台湾で中国軍の攻撃に備える年に1度の定例軍事演習「漢光41号」が9日、始まった。これまでで最長の10日間にわたり、昼夜を通して実施される。期間中、市民を対象に防空などを訓練する「都市強靱性演習」も行う。台湾軍当局者は、軍民一体で「国家(台湾)防衛の決意を示す」と説明している。
中国国防省報道官は8日「どのような演習を行おうと、祖国統一という歴史の大勢は阻止できない」と述べ、頼清徳政権をけん制した。
今回の演習では、武力攻撃に至らない「グレーゾーン」のかく乱行為への対処も追加。その後、中国軍の行動がエスカレートすることを想定し、海上での応戦や、上陸阻止作戦、陸上での持久作戦を検証する。
演習には2万人以上の予備役も動員。初日の9日は招集した予備役に対し、臨戦態勢をつくる訓練などが実施された。
米国から調達した高機動ロケット砲システム「ハイマース」の部隊なども参加するが、台湾本島では実弾発射は予定していない。
都市強靱性演習は地域ごとに15~18日実施する。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは9日、各地で行われ、レッドソックスの吉田はボストンでのロッキーズ戦に「6番・指名打者」で今季初出場し、4打数3安打1打点と活躍した。右肩のけがから復帰し、第1打席に中前打、第2打席に右前適時打、第4打席に右翼線二塁打を放った。チームは10―2で勝って6連勝。
ドジャースの大谷はブルワーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、五回に押し出し四球を選ぶなど3打数無安打1打点だった。チームは延長十回、2―3でサヨナラ負けを喫して6年ぶりの6連敗。カブスの鈴木はツインズ戦に「3番・左翼」で出場し、3打数無安打だった。試合は2―4で敗れた。《共同通信》