令和2255日目
その日の記録
【党首討論会】
参院選(3日公示、20日投開票)を前に開かれた2日の日本記者クラブ主催の討論会では、与野党党首が物価高対策を巡って議論を交わした。公約に現金給付を掲げる与党と消費税減税を訴える野党の双方がお互いを「ばらまきだ」として批判の応酬を繰り広げた。
「早く本当に困っている人に届くことを目指している。ばらまき批判は当たらない」。石破茂首相(自民党総裁)は、現金給付に懐疑的な記者クラブ側の質問に語気を強めて反論した。
自民、公明両党は、国民一律2万円、子供と住民税非課税世帯の大人に2万円を加算する給付を公約に掲げる。国民民主党の玉木雄一郎代表が「選挙目的だ」と断じたのに対し、首相は野党が主張する消費税減税の方が「ある意味、ばらまきに近い」と指摘した。
今回の参院選は物価高対策が最大の争点に浮上し、給付と減税で与野党の主張が割れた。与党は世論調査で給付への評価が低いことに危機感を抱いており、減税批判に熱を入れている。
公明の斉藤鉄夫代表は、立憲民主党が公約に盛り込んだ時限的な消費税減税について野田佳彦代表がかつて否定的な見解を示していたとして、「理念が変化しているのではないか」と迫った。野田氏は「食料品の値上げラッシュ対策として政治判断をした。全くぶれていない」と強調したが、斉藤氏は「ぶれているようにしか見えない」と切り捨てた。
野田氏は、れいわ新選組の山本太郎代表からも「野党第一党として、なぜ消費減税で野党をまとめることを一切しなかったのか」と追及され、防戦に回る場面が目立った。《産経新聞》
◇
石破茂首相は2日の討論会で、参院選を巡り、非改選を含む与党過半数の議席確保という目標を達成できなかった場合の責任を問われ「有権者の審判がいかなるものであろうとも、真摯に、厳粛に受け止める。当たり前の話だ」と答えた。
一方、立憲民主党の野田佳彦代表は、参院全体で与党が過半数を割れば「一挙に政権交代の可能性が出てくる」と言及。首相の進退を巡る判断を注視した上で「臨機応変に、即応できるよう考えたい」と語った。《共同通信》
【ボクシング】
ボクシングで世界2階級制覇を達成した京口紘人(31)=ワタナベ=が2日、自身のユーチューブで現役引退を表明した。「思い描いていた以上のプロキャリアを歩めた。たくさんの応援ありがとうございました」とすがすがしい表情で語った。
大阪府出身の京口はアマチュア時代に大商大で活躍し、2016年4月にプロデビュー。左ボディーブローなどの強打で鳴らし、17年にミニマム級、18年にライトフライ級の世界王座を獲得した。今年3月にフライ級の世界戦で敗れ、3階級制覇は逃した。戦績は19勝(12KO)3敗。《共同通信》
【J1】
明治安田J1第5節最終日(2日・ノエビアスタジアム神戸=1試合)神戸が1―0で広島を下し、勝ち点40で3位に浮上した。後半にエリキのゴールで均衡を破った。広島は同36。アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)などの影響で変則日程となった。《共同通信》
【プロ野球・2日】
広2―1ヤ
広島が3連勝。大瀬良は尻上がりに調子を上げ、8回を1失点で3勝目を挙げた。白星は約1カ月半ぶり。打線は0―1の三回に中村奨の2ランで逆転した。ヤクルトは3連敗。二回以降は無得点で、力投の奥川を援護できなかった。
D4―3中
DeNAは0―1の一回、2死満塁から井上がプロ初本塁打を放ち、逆転した。石田裕は七回途中4安打3失点と粘り、2勝目を挙げた。4番手の入江が15セーブ目。中日は4連敗。高橋宏が6回4失点で8敗目を喫した。
神1―0巨
阪神が4連勝。八回2死一、二塁、大山が遊撃への内野安打を放ち、二塁走者の森下が巧みに本塁を陥れて均衡を破った。大竹は内外角に丁寧に投じ、8回7安打無失点で4勝目。巨人打線は力投した井上を援護できなかった。
ソ2―1日
ソフトバンクが今季4度目のサヨナラ勝ちで貯金を10とした。0―1の九回1死で山川が左越えに2点二塁打を放って試合を決めた。3番手のヘルナンデスが今季初勝利。日本ハムは加藤貴が好投を続けたが、最後に踏ん張れなかった。
楽3―6ロ
ロッテが集中打で逆転勝ち。0―1の六回にソトの2点適時打など6連続長短打などで一挙に6点を奪った。木村は6回2/3を3失点と力投し、先発としては初勝利。楽天はボイトの来日1号2ランなどで追い上げたが届かなかった。
西2―6オ
オリックスが2―2の延長十回、来田の4安打目となるソロと頓宮、中川の連続適時打で4点を勝ち越した。宮城は7回2失点。九回を抑えた岩崎が2勝目を挙げた。西武は六回に2点差を追い付いたが、その後は1安打に終わった。《共同通信》
【東京株式市場】
2日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。日米関税交渉を巡りトランプ米大統領が強い不満を表明、交渉難航を懸念した売り注文が優勢になった。 会 終値は前日比223円85銭安の3万9762円48銭。東証株価指数(TOPIX)は6.03ポイント安の2826.04。出来高は約19億2338万株だった。《共同通信》
【米国】ベトナムと貿易交渉合意
トランプ米大統領は2日、ベトナムと貿易交渉で合意したと明らかにした。自身の交流サイト(SNS)で、ベトナムからの全ての輸入品に20%、第三国からベトナムを経由した輸入品に40%の関税をそれぞれ課す内容だと説明。中国からの迂回輸出を警戒し、高関税を設けたとみられる。第2次トランプ政権による貿易交渉の合意は、英国に次ぎ2例目。
ベトナムメディアも同日、交渉合意を報じた。米政府は4月、貿易赤字額が大きいことを踏まえ「相互関税」としてベトナムに46%を課すと発表していた。交渉を経て、少なくとも一部の輸入品への関税率を引き下げたことになる。
トランプ氏はSNSで「見返りとして、ベトナムは米国に市場を開放する。米製品を無関税でベトナムに売ることができるようになる」と主張した。
今回合意した米国による対ベトナム関税20%が、相互関税の一律分の10%を含むのか、上乗せ分なのかといった詳細は不明。《共同通信》
【EU】中国に対ロシア支援停止を要求
欧州連合(EU)のカラス外交安全保障上級代表は2日、ブリュッセルで中国と13回目の戦略対話に臨み、ウクライナ侵攻を続けるロシアを中国企業が物資面で支えていることは「欧州の安全保障にとり深刻な脅威だ」と強調し、即座に停止するよう要求した。終了後、EU側が明らかにした。
中国からは王毅外相らが出席。カラス氏はウクライナ情勢を巡り、国連憲章を尊重した形での無条件で完全な停戦の実現に向け、中国の協力を求めた。カラス氏は戦略対話の開始前に共同通信などに寄せた声明で「欧州での戦争を手助けしながら、欧州との関係強化を求めるのは矛盾している」と中国の姿勢に疑問を呈していた。
通商問題では、中国によるレアアース(希土類)の輸出規制も議題になった。カラス氏は「欧州の企業を危険にさらし、世界のサプライチェーン(供給網)を揺るがしている」として、規制をやめるよう促した。台湾問題についても、現状変更につながる一方的な行動には反対を表明した。《共同通信》
【ウクライナ情勢】
米CNNテレビは2日、北朝鮮が今後数カ月以内に、ウクライナ侵攻を続けるロシアに2万5千~3万人の兵士を新たに派遣する可能性があると報じた。ウクライナ国防省情報総局の推計としている。事実なら派兵規模が大幅に拡大することになる。
ウクライナ政府によると、北朝鮮はこれまでに1万1千人の兵士をロシアに派遣。ウクライナが越境攻撃したロシア西部クルスク州でロシア軍部隊に加わり、約4千人が死傷したとされる。情報総局は、派兵される北朝鮮兵がウクライナ国内での戦闘に参加する可能性もあるとみている。
CNNによると、情報総局は、ロシア軍が北朝鮮兵に必要な装備や弾薬を供給する準備を進めていると分析。追加派兵に向け、船舶や航空機がロシアと北朝鮮の間を往来するのを衛星画像で確認したという。
韓国の情報機関、国家情報院は6月、早ければ7~8月に北朝鮮が追加派兵する可能性があるとの分析を示している。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは2日、各地で行われ、カブスの今永はシカゴでのガーディアンズ戦に先発して5回1/3を投げ、4安打3失点で5勝目(2敗)を挙げた。鈴木は適時打2本を放つなど3打数2安打3打点で、今季の打点数を両リーグ単独トップの73に伸ばした。試合は5―4。
ドジャースの大谷はホワイトソックス戦に「1番・指名打者」で出場し、5打数1安打1打点、1盗塁。チームは5―4でサヨナラ勝ちした。
エンゼルスの菊池はブレーブス戦に先発し、5回2/3を6安打2失点で勝敗は付かなかった。オリオールズの菅野はレンジャーズ戦に先発し、4回2/3を投げ10安打6失点で5敗目(6勝)を喫した。《共同通信》