令和2227日目
2025/06/04
その日のできごと(何の日)
【ボクシング・田中恒成選手】現役引退を表明
ボクシングで世界4階級制覇の実績を持つ田中恒成(29)=畑中=が4日、名古屋市内で記者会見し、現役引退を表明した。昨年10月に世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級タイトルマッチで初防衛に失敗し、王座を失っていた。近年は網膜剥離を抱えながら闘っていたと明かし「けがが全て」と理由を説明した。
昨年10月の試合後に両目を手術したが、失明のリスクが残ることから再起を断念した。
田中はWBOで2015年にミニマム級、16年にライトフライ級、18年にフライ級王座を獲得した。24年2月にスーパーフライ級王者となり、日本男子3人目の4階級制覇。戦績は20勝(11KO)2敗。《共同通信》
【天皇皇后両陛下】沖縄訪問
天皇、皇后両陛下と長女愛子さまは4日、戦後80年に際して沖縄県を訪れ、糸満市の国立沖縄戦没者墓苑で供花し、太平洋戦争末期の沖縄戦の犠牲者を慰霊された。愛子さまの沖縄訪問は初めて。宮内庁によると、両陛下の強い意向で同行が決まった。
国立沖縄戦没者墓苑を訪れ、納骨堂前に供花された天皇、皇后両陛下と長女愛子さま=4日午後、沖縄県糸満市の平和祈念公園 ご一家は、沖縄戦で亡くなった約18万人の遺骨を納める納骨堂に花を手向け、深く拝礼した。見守った遺族ら一人一人と言葉を交わした。
その後、犠牲者らの名前を刻んだ「平和の礎」を回り、県平和祈念資料館で沖縄戦に関する展示を見学した。戦争体験者や「語り部」の若者とも懇談した。
沖縄戦は1945年4月、米軍が本島に上陸し、激しい地上戦に多くの住民が巻き込まれた。日米双方で計20万人以上が死亡した。
ご一家はこの日、羽田発の特別機で沖縄入りした。1泊2日の日程で、5日は戦中に学童疎開船「対馬丸」が米潜水艦に撃沈され、1500人近くが亡くなった事件の慰霊碑などに足を運ぶ。
両陛下は戦後80年の戦没者慰霊として4月に硫黄島を訪れた。6月19、20日に広島、9月に長崎を訪問する。《共同通信》
【出生数】初の70万人割れ
2024年に生まれた子どもの数(出生数)は68万6061人で、1899年の統計開始以降初めて70万人を割り込んだ。23年比4万1227人(5.7%)減。全都道府県で減少した。女性1人が生涯に産む子どもの推定人数「合計特殊出生率」は1.15で、23年の1.20を下回り、過去最低を更新した。都道府県別では東京だけが1.00を切り、0.96だった。晩婚・晩産化などが影響した。出生数、出生率ともマイナスは9年連続。少子化は政府推計より15年早く進んでおり、反転の兆しは見えない。
厚生労働省が4日公表した人口動態統計(概数)で明らかになった。今後の出生数に影響する婚姻数は1万322組増の48万5063組で、2年ぶりに増加したものの依然低迷している。平均初婚年齢は男性31.1歳、女性29.8歳。女性が第1子を出産する平均年齢は、過去最高だった23年と同じ31.0歳だった。
死亡数はこれまでで最多の160万5298人で、出生数との差に当たる「自然減」は過去最大の91万9237人。《共同通信》
【プロ野球・4日】
ロ5―3巨
ロッテが連敗を4で止めた。二回に山本のソロと藤岡の2ランで3点を先行し、三回に岡、藤岡の連続適時打で加点した。石川柊は7回3安打無失点で移籍後初勝利。巨人は終盤に反撃したが及ばず、3連敗を喫した。
オ6―1広
オリックスは四回に無死満塁から紅林が右翼線2点打を放って先制し、若月、中川の適時二塁打など7長短打で6得点。先発の田嶋が6回3安打無失点で約1カ月ぶりの3勝目を挙げた。広島は大瀬良が4回6失点と乱れた。
日5―4神
日本ハムが逃げ切った。2―2と追い付かれた直後の四回、新人の山県のプロ1号の2ランで勝ち越し、五回は万波の適時打で加点。加藤貴が3勝目。阪神は門別が劣勢を招き、佐藤輝が2本塁打を放っても連勝が4で止まった。
西4―2ヤ
西武が3連勝。一回にネビンの適時打で先制。五回は外崎が2点打を放ち、七回にもネビンの適時打で加点した。渡辺は7回を5安打1失点で、シーズン自己最多に並ぶ4勝目を挙げた。ヤクルトは拙攻が目立ち、7連敗。
ソ8―2中
ソフトバンクの前田純が自己最長の8回を2安打無失点で2勝目。10奪三振も最多と好投した。打線は二回に栗原と野村の2ランで4点。6―0の八回には佐藤直が2季ぶりのアーチとなる2ラン。中日は九回に2点を返すのがやっと。
楽3―1D
楽天が継投で逃げ切り勝ち。打線は一回に渡辺佳の2点二塁打で先制し、二回は小郷のソロ本塁打で加点した。内は6回を無失点。七回以降は4投手でつなぎ、加治屋は2季ぶりセーブ。DeNAは反撃が遅れ、連勝が5で止まった。《共同通信》
【東京株式市場】
4日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が4営業日ぶりに反発した。終値は前日比300円64銭高の3万7747円45銭を付けた。外国為替相場の円安ドル高進行を受け、業績改善期待が高まった自動車など輸出関連株が買われた。前日の米国株式市場で主要な株価指数がそろって上昇した流れを引き継ぎ、幅広い銘柄で買い注文が優勢となった。
東証株価指数(TOPIX)は14.02ポイント高の2785.13。出来高は約16億2762万株。
米ハイテク株高の流れを引き継ぎ、株価水準が高い半導体関連株の一角が買われ、相場を押し上げた。《共同通信》
【韓国情勢】
3日の韓国大統領選で勝利した革新系政党「共に民主党」の李在明前代表(60)が4日、大統領に就任した。ソウルの国会で就任宣誓後に演説し「(保守と革新の)分裂の政治を終わらせる大統領になる」と述べた。尹錫悦前政権下で進んだ日米韓協力を「強固にする」と表明。その後の記者会見では、日韓間の元徴用工訴訟問題を巡る尹前政権の解決策を維持する考えを示唆し、対日協力姿勢をアピールした。
3年ぶりに革新系が政権を奪還した。任期は5年。尹前大統領の「非常戒厳」宣言後に混乱が続いた内政や経済の立て直しが急務だ。トランプ米政権の高関税政策や核戦力を増強する北朝鮮への対応も課題となる。
李氏は元徴用工問題の解決策を巡り「国家間の関係は政策の一貫性が特に重要だ。個人的な信念を一方的に強要するのは容易でない」と述べた。
李在明氏は首相候補に共に民主党の金民錫議員、情報機関の国家情報院の院長候補に李鍾ソク元統一相を指名した。国会の人事聴聞会を経て任命する。《共同通信》
【六四天安門事件】発生から36年
香港では中国の天安門事件から36年を迎えた4日、かつて大規模な追悼集会が毎年開かれたビクトリア公園や周辺に警察官が多く配置され、民主派の追悼の動きを抑え込んだ。公園では親中派団体が3年連続で大部分を借り切って中国物産展を開催。警察が巡回し、追悼の動きがないかどうかを見張った。
公園では1990年から追悼集会が開かれてきたが、警察は新型コロナウイルス対策を理由に2020年に禁止した。市民らはこの年、自主的に集まったが、21年以降は行われていない。
ビクトリア公園にいた60代の男性は「国安法ができて追悼すらできない。時代が変わった。仕方がない」とあきらめた様子で話した。《共同通信》
【ブルガリア】ユーロ導入へ
欧州連合(EU)欧州委員会は4日、ブルガリアが欧州単一通貨ユーロ圏の加盟基準を満たし、2026年1月に導入する準備が整ったと発表した。EU加盟国で構成する閣僚理事会が7月前半に最終決定する。ブルガリアが加わりユーロ圏は21カ国に拡大する。
ブルガリアは、ユーロの導入に必要な物価や為替の安定、財政赤字の規模といった基準をクリアした。自国通貨レバからユーロへの移行準備を進める。昨年6月時点では、ロシアのウクライナ侵攻を背景にした物価高騰が響き、基準を満たしていなかった。
フォンデアライエン欧州委員長は声明で「ユーロは欧州の強さと団結の象徴だ」と強調した。《共同通信》
【ロシア・ショイグ安全保障会議書記】北朝鮮訪問
在北朝鮮ロシア大使館は4日、ロシアのショイグ安全保障会議書記が北朝鮮の首都平壌を訪問し、金正恩朝鮮労働党総書記と会談したと発表した。3月に続く会談で、ウクライナや朝鮮半島情勢について意見交換。さまざまな分野での協力も協議したという。ショイグ氏は同日中にロシアに帰国した。
会談に先立ちタス通信は、ショイグ氏がロ朝の包括的戦略パートナーシップ条約の履行に向けた具体策や、ロシアのウクライナ侵攻を支援するために派遣された北朝鮮兵をたたえる計画について議論すると報じた。《共同通信》
【ウクライナ情勢】
ロシアの侵攻を受けるウクライナの支援国会合が4日、ブリュッセルの北大西洋条約機構(NATO)本部で開かれた。ヘグセス米国防長官は出席を見合わせた。米国防長官が同会合を欠席するのは初めて。ウクライナへの関与度合いを弱めるトランプ米政権を象徴する動きだ。
同会合はバイデン前米政権が主導して2022年4月から始まったが、トランプ政権発足後の今年2月の会合は初めて英国が主催した。今回も英独両国の共催となっている。
5日にはブリュッセルでNATO国防相理事会が予定されており、この会合にはヘグセス氏も出席予定。《共同通信》
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トランプ米大統領は4日、自身の交流サイト(SNS)で、ロシアのプーチン大統領と電話会談したと発表した。ウクライナによるロシア軍の航空基地に対する無人機攻撃などを協議し、プーチン氏はウクライナへの反撃を通告したと説明。トランプ氏はロシアとウクライナの双方が攻撃を激化させており、停戦合意は困難だとの認識を示した。
米ロ首脳の電話会談は5月19日以来。トランプ氏は「良い会話だったが、即時のウクライナ和平につながるようなものではなかった」と投稿。「プーチン氏が航空基地への攻撃に対応しなければならないと非常に強く言った」と明らかにした。
トランプ氏がプーチン氏の発言にどう返答したかは言及しておらず、自制を求めていなければ攻撃を容認したと受け取られる可能性がある。ウクライナは停戦交渉を仲介する米国に無人機攻撃を事前通知しておらず、トランプ氏はいら立ちを強めているもようだ。
トランプ氏によると、米ロ首脳はイラン核問題も議論し、イランの核兵器保有を阻止することで一致した。《共同通信》