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2025 令和7年6月3日(火) 長嶋茂雄さん死去

令和2226日目

2025/06/03

その日のできごと(何の日)

【長嶋茂雄さん】死去

戦後の日本を代表するスーパースターで「ミスタープロ野球」と呼ばれた元巨人の長嶋茂雄さんが3日午前6時39分、肺炎のため東京都の病院で死去した。89歳。千葉県出身。後日、お別れの会を開く。

千葉・佐倉一高から立教大に進み、当時の東京六大学リーグ記録を更新する8本塁打をマークして1958年に巨人入り。1年目に本塁打、打点のタイトルを獲得し新人王。59年6月に天覧試合の阪神戦で劇的なサヨナラ本塁打を放つなど大舞台に強く、高度成長期にプロ野球を圧倒的な人気スポーツに押し上げた国民的ヒーローだった。

王貞治さんとの「ON」コンビで65年から9年連続日本一を達成。首位打者6度、本塁打王2度、打点王5度。リーグMVPにも5度選ばれた。74年の引退セレモニーでは「わが巨人軍は永久に不滅です」の名文句を残した。背番号3は永久欠番、88年に野球殿堂入り。

巨人監督を2度にわたり通算15年務め、5度のリーグ制覇と2度の日本一に輝いた。

その後、日本代表監督に就任。04年3月に脳梗塞で倒れて入院し、五輪本番では指揮を執れなかった。《共同通信》

長嶋茂雄さんの遺体を納めたとみられるひつぎが3日午後、自宅に到着した。無言のままの帰宅に、遺族は沈痛な面持ちで報道陣に向かって一礼。その後、盟友でソフトバンク球団会長の王貞治さんらが弔問し「ミスタープロ野球」を悼んだ。

午後1時15分ごろ、雨が降りしきる中、ひつぎを乗せた乗用車が到着。トランクから下ろされると、3人がかりで玄関まで運ばれ、遺族とともに自宅に入っていった。約15分後には、喪服に身を包んだ王さんが訪れ、別れを惜しんだ。

自宅周辺は報道陣が大勢集まり、巨人前監督の原辰徳さんや球団関係者からの花が届けられた。《共同通信》

プロ野球ソフトバンクの王貞治会長は3日、巨人での現役時代にチームメートとして一時代を築いた長嶋茂雄さんの死去を受け、東京都内で取材に応じ「常に前向き。いつの間にか引き込まれてしまう人だった。とにかく特別な存在」と人柄をしのんだ。

朝に訃報を聞き、長嶋さんの自宅を訪問し、亡きがらと対面した。「昔と変わらずそこにいて、顔を見られてほっとした。こういうことは誰にでもくる日だろうけど、一番、きてほしくない人にきちゃった」としみじみと語った。

「ON」と呼ばれて巨人の日本シリーズ9連覇を支えた当時を「存在感では全然かなわない。追い付き、追い越せという思いでプレーしていた」と懐かしんだ。《共同通信》

「セコム、してますか?」。元巨人の長嶋茂雄さんを35年にわたって広告に起用してきた警備サービス会社セコムは3日、このキャッチフレーズで会社の知名度向上に貢献してくれた長嶋さんの訃報に接し、哀悼の意を示した。親交のあった経済人らからも追悼の声が寄せられた。

長嶋さんは1990年からセコムのイメージキャラクターを務め、30本のCMに出演。東京ドームには大きな広告看板が掲げられている。「これまでのご出演に心から感謝申し上げるとともに、謹んで哀悼の意を表する」と惜しんだ。

巨人を応援する財界人の集い「燦燦会」会長を務めるキヤノンの御手洗冨士夫会長兼社長は「『ミスタープロ野球』の名にふさわしい存在だった」と悼んだ。病気を患った後も、野球ファンを思い精力的に活動した姿を「『不屈の精神』の体現そのものであり、野球界の象徴としての存在感を生涯にわたり示し続けていた」とたたえた。《共同通信》

【プロ野球・3日】

オ2―5広

投打がかみあった広島が連敗を4で止めた。一回に小園の先制二塁打、末包の適時打など7安打で3得点。五回と九回に加点した。玉村は6回5安打1失点で3勝目。オリックスは九里が立ち上がりにつかまり、3失策と守備も乱れた。

日0―1神

阪神が無失点リレーで4連勝。才木が力投して3連勝の5勝目を挙げた。8回を単打4本に抑え、石井とともに六回の大山のソロ本塁打による1得点を守った。日本ハムは五回1死満塁などの好機を生かせず零敗。連勝は3で止まった。

ソ4―0中

ソフトバンクが快勝した。有原は走者を出しながらも粘り、7回無失点で3勝目。打線は二回に山川の犠飛で先制し、三回に柳町、四回には周東の適時打で差を広げた。中日の涌井は五回途中4失点で2敗目。打線も拙攻が目立った。

西1―0ヤ

西武がサヨナラ勝ち。0―0の延長十一回1死一、二塁から、セデーニョの遊撃内野安打に失策が絡んで試合が決まった。隅田は九回途中まで投げて得点を許さなかった。4番手の平良が今季初勝利を挙げた。ヤクルトは6連敗。

楽3―6D

DeNAが今季初の5連勝で貯金を最多の6に伸ばした。2―2の五回に2者連続の押し出し四球で勝ち越し、六回に佐野の3試合連発となる2ランで突き放した。東が7回3失点で6勝目。楽天は攻守に精彩を欠いた。《共同通信》

【東京株式市場】

3日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。米国の関税政策を巡る先行き不透明感が意識され、売り注文が先行した。

終値は前日比23円86銭安の3万7446円81銭。東証株価指数(TOPIX)は6.18ポイント安の2771.11。出来高は約16億6704万株だった。《共同通信》

【中国・李強首相】河野洋平氏らと会談

中国の李強首相は3日、河野洋平元衆院議長が率いる日本国際貿易促進協会の訪中団と北京の人民大会堂で会談し「トランプ米政権の関税政策は世界への挑戦であり、中日両国は協力を深め、対抗していくべきだ」と訴えた。日本がパンダの貸与を希望していることを「重視している」と述べた。同行筋が明らかにした。

中国は米政権に対抗するため日韓両国を含むアジア各国や欧州などと連携を図っている。訪中団に共産党序列2位の李氏が応対することで日中関係を重視する姿勢をアピール。李氏は日中両国が米政権との関税交渉に追われている《共同通信》

【オランダ情勢】

オランダの反移民、反欧州連合(EU)の極右、自由党(PVV)を率いるウィルダース党首は3日、同党が求める難民抑制策を巡る対立により、同党主導の4党連立政権からの離脱を表明した。これを受け、スホーフ首相は辞意を示し、10~11月ごろに総選挙が実施される公算が大きくなった。ロイター通信が報じた。

総選挙実施後も、連立政権樹立には時間がかかるとみられ、EU域内5番目の経済規模を誇るオランダの政情の不安定化は必至。オランダは、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援にも積極的に関与してきており、6月下旬に同国ハーグで開かれるNATO首脳会議への影響も懸念される。《共同通信》

【ウクライナ情勢】

ウクライナ情報機関の保安局(SBU)は3日、ロシアが2014年に併合したクリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア橋で、水中にある橋の基礎部分を爆破したと発表した。橋は通行止めとなった。

SBUは、橋が「緊急事態にある」と主張する一方、民間人に死傷者はなかったとしている。通信アプリ「テレグラム」で爆破の様子とみられる映像を公開した。

SBUは、半島がウクライナの領土であり、橋も「違法施設」だと指摘。ロシアが部隊への補給路としているため標的にしたと表明した。橋への攻撃は22年10月、23年7月に続き3回目。《共同通信》

【韓国大統領選】

韓国の尹錫悦前大統領罷免に伴う大統領選が3日、投開票され、革新系政党「共に民主党」の李在明前代表(60)の当選が確実になった。3年ぶりに革新政権に交代する。李氏は4日未明(日本時間同)、選挙戦勝利を受けて演説し「軍事クーデターを二度と起こさせないようにし、民主主義を回復させる」と述べた。4日午前、中央選挙管理委員会の当選者認定と同時に就任する。任期は5年。同日、ソウルの国会で就任宣誓する。

昨年12月の尹氏の「非常戒厳」宣言に対する国民の反発が追い風となった。李氏は日韓協力に意欲を示すが、支持基盤は日本に厳しい立場で、両国関係の行方は見通せない。

貧困家庭に育った李在明氏は弁護士となった後、ソウル近郊の城南市長や京畿道知事を歴任した。前回大統領選では尹氏に僅差で敗北。その後は最大野党代表として政権批判の急先鋒に立った。

尹政権の対日政策を「屈辱外交」と批判してきたが、選挙戦では「日本は重要な協力パートナー」と強調。経済や人的交流、安全保障分野での連携維持を掲げた。

複数の刑事裁判を抱えており、今後の司法手続きが政権運営を左右しそうだ。《共同通信》

「国民が憎悪ではなく、認め合って共に生きる社会をつくる」。韓国大統領選で勝利した革新系政党「共に民主党」の李在明前代表は4日未明、ソウルの国会前で演説した。尹錫悦前大統領の「非常戒厳」宣言を経てさらに深まった国民の分断解消を誓い、集まった約5千人(同党発表)の支持者が歓声を上げた。

李氏が演説した国会前は、市民らが尹氏の弾劾を求めて連日集会を開いた象徴的な場所。支持者は大型モニターで開票速報を見ながら、当選確実の報道を待った。午前1時(日本時間同)過ぎに李氏が青いネクタイにスーツ姿で妻の金恵京氏と共に登場。親指を立てた両手を突き上げると、大きな拍手に包まれた。

一方、保守系政党「国民の力」の金文洙前雇用労働相は4日未明に「国民の選択を謙虚に受け止める」と沈鬱な表情を浮かべながら敗北を認めた。「声援を送ってくれたみなさんに心から感謝する」と声を絞り出した。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは3日、各地で行われ、オリオールズの菅野はシアトルでのマリナーズ戦に先発し、7回5安打1失点で5勝目(3敗)を挙げた。5―1で勝ったチームは4連勝。

エンゼルスの菊池はレッドソックス戦に先発して5回0/3を投げ、8安打3失点で勝敗は付かなかった。チームは延長十回、4―3で勝った。

ドジャースの大谷はメッツ戦に「1番・指名打者」で出場し、3打数無安打。チームは延長十回、6―5でサヨナラ勝ちした。

カブスの鈴木はナショナルズ戦に「2番・右翼」で出場し、犠飛を記録して4打数無安打1打点。チームは8―3で勝ち3連勝を飾った。《共同通信》