令和2221日目
2025/05/29
その日のできごと(何の日)
【安倍昭恵さん】ロシア・プーチン大統領と面会
ロシアのプーチン大統領は29日、モスクワで故安倍晋三元首相の妻昭恵さんと面会した。ロシア大統領府が映像などを公開した。プーチン氏は、首相在任中に27回直接会談した安倍氏について「ロシアと日本の協力発展に果たした貢献を忘れることはない」と述べた。
プーチン氏はクレムリン(大統領府)で大きな花束を渡して昭恵さんを歓迎。安倍氏との関係について「日ロ間の平和条約締結という夢に向けて真摯に取り組み、私たちは着実な進展を遂げた。現在は状況が異なり、この点については語らない」と話した。
面会冒頭に涙ぐんだ昭恵さんは、ロシアのウクライナ侵攻後も安倍氏がプーチン氏と会いたいと願っていたと説明。「私は政治家でなく、政治問題には触れたくないが、ただ一つ言えるのは、日本にとってロシアは重要な隣国だということだ」と語った。現在の困難な時期も日ロ間の文化交流や人的交流が発展していけば喜ばしいと述べた。
プーチン氏は昭恵さんに「あなたは常にロシアで歓迎される客人だ」と表明。面会後には大統領の公用車「アウルス」で昭恵さんをボリショイ劇場まで送り届けた。《共同通信》
【プロ野球・29日】
DeNA5−1阪神
DeNAが連敗を3で止めた。四回に牧のソロ本塁打で追い付き、七回には石上の2点適時打などで3点を勝ち越した。ジャクソンが7回1失点の好投で5勝目。阪神はデュプランティエが七回につかまり、連勝は3でストップ。
中日6−0ヤクルト
中日が快勝。一回に高橋周の2点二塁打で先行し、二回は村松の1号2ランと岡林の適時打、三回は上林の6号ソロで突き放した。援護を受けた先発マラーは7回無失点で来日初勝利。ヤクルトは小川が5回6失点と打ち込まれた。
楽天6−3西武
楽天が逆転勝ち。2-3の五回に太田の適時二塁打で追い付き、六回に村林の2点二塁打で勝ち越した。八回にはフランコの適時打で加点。好救援の西垣が3勝目を挙げた。西武は3位に後退。武内が6回5失点で今季初黒星を喫した。《共同通信》
【富山地方鉄道】支援なければ廃線検討
富山地方鉄道(富山市)は29日、利用者の減少などで赤字が続く鉄道事業の維持管理を巡り、かかる費用負担について沿線自治体など行政からの補助が得られない場合は一部区間の廃止を検討することを明らかにした。同社の鉄道事業は赤字体質から脱却できない状況が続き、経営全体への影響は避けられない状態だ。
同日の決算記者会見で方針を明らかにした。2025年3月期の連結決算は営業損益が6億4500万円の赤字(前の期は9億500万円の赤字)で同社の鉄道事業が8億3800万円の赤字だった。連結純利益は前の期比8%減の11億円だった。
国や地方自治体からの補助金2億円を特別利益に計上したことで、補助金を差し引いた鉄道事業の実質的な損益は6億6500万円の赤字だった。一方、売上高にあたる営業収益は15億円。同社の中田邦彦社長は「7億円近い赤字が出ているのは異常だ」とした。《日経新聞》
【小泉進次郎農相】備蓄米を試食
小泉進次郎農相は29日、農林水産省が主催した備蓄米の試食会に参加した。それぞれ2024~21年産のコメで作られた一口大のおにぎりを口にし「率直にどれを食べてもおいしい」と感想を述べた。21年産の古いコメに対し、小泉氏は「そこまで(味などの違いを)感じなかった」とアピールした。
21年産は30日に再開する随意契約で売り渡す予定で、多くの中小の小売業者に参加を呼びかける狙いだ。
おにぎりは同じ研ぎ方、炊き方で用意した。小泉氏は、備蓄米は「低温倉庫の中でしっかりと品質管理をやっている」と強調した。《共同通信》
【東京株式市場】
29日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発し、大引けは前日比710円58銭(1.88%)高の3万8432円98銭だった。2月21日(3万8776円)以来、約3カ月ぶりの高値水準となる。米半導体大手エヌビディアの決算が良好な内容だったとの受け止めから、東京市場でも値がさのハイテク株などに買いが先行した。
その後も米裁判所による米関税措置の違法判断を受けて急速な円安・ドル高が進行し、海外短期筋が円安に歩調をあわせて株価指数先物に断続的な買いを入れたことで、日経平均は一日を通じてほぼ一方的に上昇した。《日経新聞》
【首相動静】
石破茂首相とトランプ米大統領は29日夜、電話会談し、米国の高関税政策を巡り、担当閣僚間で議論を詰めていく方針で一致した。両氏の電話会談は23日以来、今月2度目。赤沢亮正経済再生担当相が4回目の閣僚級会合に臨むのを前に、意思疎通を図る目的があったとみられる。
首相は電話会談後「『関税より投資』で、投資によって米国に雇用を創出すると、ずっと申し上げている。わが国の立場に全く変更はない」と官邸で記者団に述べ、全ての関税の撤廃を求める方針を重ねて示した。
今回の会談は日本から打診し、25分間行われたと説明。「先週から間を置かずに率直な意見交換を行い、互いの理解は一層深まった。非常に有意義だった」と強調した。
首相は、6月にカナダで開催される先進7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせた対面会談に改めて意欲を表明。「必要ならその前にも私自身が訪米し、トランプ大統領と会談する可能性はある」としつつ、現時点で詳細は未定だとした。《共同通信》
【韓国】哨戒機が墜落
韓国南東部浦項の山地で29日午後1時50分(日本時間同)ごろ、訓練中の海軍哨戒機が墜落し、乗っていた4人全員の死亡が確認された。民間人の被害はない。海軍などが明らかにした。
軍によると、哨戒機が訓練のために浦項基地を離陸した後、6分後に近くで墜落した。詳しい状況と事故原因を調べている。《共同通信》
【ウクライナ情勢】
ウクライナのゼレンスキー大統領は29日、ロシアとの次回直接交渉を巡り、ロシアが停戦条件などを明記した覚書を、ウクライナのほか、仲介国の米国やトルコに示すと約束したにもかかわらず「まだ誰にも提示していない」と非難した。提示を遅らせて直接交渉を意味のないものにしようとしており、新たな欺瞞だと訴えた。
ロシアは、次回協議を今月16日に続きトルコ・イスタンブールで6月2日に開催することを提案。29日には、前回と同じメジンスキー大統領補佐官をトップとする代表団の派遣を発表した。ウクライナは提案に応じるかどうかを明言しておらず、政治的な駆け引きが続いている。《共同通信》
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ロシアの侵攻を受けるウクライナと日本の経済協力促進を話し合うフォーラムが29日、首都キーウで開かれた。日本貿易振興機構(ジェトロ)や国際協力機構(JICA)のほか、日本の民間企業も参加。インフラ、エネルギー、ITの重点3分野で意見が交わされた。
中込正志駐ウクライナ大使は冒頭のあいさつで、「2国間事業に30社以上の日本企業が参画している」と指摘。中国や韓国の企業もウクライナでの事業に関心を寄せているとし、後れを取らないためにも、より多くの日本企業に参加を促したいとの考えを示した。
フォーラムでは、JICAの担当者が、東日本大震災発生から9カ月で港湾インフラを復旧させた事例や、カンボジアやインドネシアでのインフラ建設事業を紹介した。
エネルギー関連では、ウクライナ側が「ロシアによる侵攻直後から日本から発電機やインフラの修理機材などの供与を受けてきた」と謝意を表明。再生可能エネルギー分野などでの今後の協力にも期待を示した。《共同通信》