令和2215日目
2025/05/23
その日のできごと(何の日)
【日米関税閣僚級交渉】
トランプ米政権の高関税政策を巡り、日米両政府は23日、米ワシントンで3回目の閣僚級交渉を実施した。赤沢亮正経済再生担当相は会合後の記者団の取材に「前回以上に率直かつ突っ込んだやりとりができた」と強調。6月中旬の先進7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせた日米首脳合意を目指し、緊密な協議を加速させる考えを示した。今月末にも再度訪米して4回目の交渉に臨みたい意向だ。
日本政府は全ての関税の撤廃を求める方針を堅持しつつも、税率引き下げの受け入れ案も選択肢としている。関税撤廃に難色を示す米側と歩み寄りの糸口を見つけ出せるかどうかが焦点だ。
今回の交渉は米通商代表部(USTR)のグリア代表、ラトニック商務長官とそれぞれ個別に会談。赤沢氏は日本企業による米国への投資や雇用面の貢献に加え、米農産物の輸入拡大、造船やレアメタル(希少金属)といった分野での技術協力を説明したとみられる。ベセント財務長官は参加しなかった。《共同通信》
【JR山手線】運転再開
東京のJR山手線は22日夜、外回りで複数電車のパンタグラフの一部が折れ曲がっているのが見つかり、同日の運転を取りやめた。新橋駅付近の架線設備に異常を発見。点検と復旧に時間がかかったため、JR東日本は23日始発から全線で運転を見合わせた。内回りは午前7時過ぎ、外回りは8時25分ごろにそれぞれ再開した。通勤・通学時間帯の首都圏の交通網に大きな影響が出た。
JR東によると、再開まで時間がかかったのは、運転計画の調整と故障した車両の移動のため。再開後も内回り、外回りとも大幅に本数を減らして運転した。影響で京浜東北線の一部区間も始発から一時運転を見合わせた。
外回りは22日午後9時45分ごろから運転見合わせとなった。電車の車掌から「パンタグラフと送電線の間で火花のようなものを見た」との連絡があり、渋谷駅で停車させ確認するとパンタグラフの一部が曲がっていた。外回りの全ての電車を確認した結果、複数で同様に曲がっていた。
22日は外回り35本が運休し、約5万2千人に影響した。
22日深夜には京葉線でも八丁堀駅構内で線路から発煙があり、上下線で運転を見合わせた。設備点検に時間を要し、23日も始発から一時運転を見合わせた。《共同通信》
【大相撲】
大相撲夏場所13日目(23日・両国国技館)大の里が琴桜との大関対決を寄り切りで制して13連勝とし、2場所連続4度目の優勝を決め、場所後の横綱昇進を確実にした。13日目の優勝決定は2015年初場所の白鵬以来。優勝4度は御嶽海を抜いて現役単独最多となった。
横綱豊昇龍は関脇大栄翔を寄り切って10勝目を挙げた。大栄翔は9勝4敗。関脇霧島と小結若隆景は、ともに白星を2桁に伸ばした。
十両は草野が2敗でトップ。《共同通信》
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大相撲の東大関大の里(24)=本名中村泰輝、石川県出身、二所ノ関部屋=が夏場所13日目の23日、13連勝で2場所連続4度目の優勝を決め、場所後の横綱昇進を確実にした。2023年夏場所の幕下10枚目格付け出し初土俵から所要13場所での横綱昇進は、輪島の21場所を更新し、年6場所制となった1958年以降初土俵の力士で最速となる。日本出身としては、大の里の師匠で、17年初場所後に昇進した稀勢の里(現二所ノ関親方)以来、8年ぶり。
大の里は琴桜との大関対決を寄り切りで制し、日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)の推薦内規にある「2場所連続優勝か、それに準ずる好成績」を満たした。横審が50年5月に発足以降、2場所連続優勝の大関が昇進を見送られた例はない。大の里は「残り2番集中して、いい報告を聞けたらいい」と話した。
相撲協会審判部は、千秋楽の25日に理事長に昇進を審議する臨時理事会の開催を要請。26日の横審を経て、28日の名古屋場所番付編成会議と臨時理事会で「横綱大の里」が正式に決まる。《共同通信》
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大相撲夏場所で優勝を果たし、横綱昇進が決定的となった大関大の里の地元・石川県は23日、喜びに沸いた。昨年の能登半島地震で被災した祖父は「地震で苦しむ人に光を与えてくれた」と活躍をたたえ、小学校時代の恩師は「子どもたちの希望だ」と声を弾ませた。
地震による液状化で自宅が壊れ、内灘町の仮設住宅で暮らす祖父坪内勇さん(76)は「地震で苦しんでいた石川の人に光を与えてくれた。会ったら、頑張ったなと声をかけたい」とねぎらった。 同県出身の力士には、優勝14回を誇る昭和の名横綱・輪島がいる。坪内さんは「今後、比較されるのかな。どれだけ優勝回数を重ねられるか。自分が横綱だという風格を持ってほしい」と、角界の頂点に立つ孫のさらなる活躍に期待を込めた。
出身地・津幡町の町役場のパブリックビューイング(PV)には住民ら約350人が集まり「がんばれ!!大の里」と書かれたプラカードを手に大関琴桜との取組を見守った。寄り切りで勝つと、一斉に立ち上がり「やったー」と歓声を上げた。《共同通信》
【秋篠宮皇嗣妃殿下】万博視察
秋篠宮妃紀子さまは23日、大阪・関西万博の会場を訪れ、オーストリアのナショナルデーの式典に出席された。ファンデアベレン大統領と並んで座り、ウィーン少年合唱団の歌やモーツァルトが使ったバイオリンの音色に拍手を送った。式典後、大統領夫妻らとの昼食会に臨んだ。
23日は難病法の成立を記念した「難病の日」とされ、当事者や支援団体の取り組みを紹介するイベントが催された。懇談で、紀子さまはリハビリの苦労などを尋ね「当事者の言葉を聞き、多くの気づきがありました」と話したという。このほか、オーストリア館やスイス館を回った。
紀子さまは22日から大阪入りした。《共同通信》
【プロ野球・23日】
ロ9―3西
ロッテが15安打9得点で快勝した。0―1の一回に藤岡のソロで追い付くと、二回に山本の適時二塁打などで2点を勝ち越し、三回にも寺地が3ランを放った。小島は8回3失点で4月5日以来の2勝目。西武は与座が崩れた。
楽0―1日
日本ハムは金村が5安打1四球で今季3度目の完封を果たし、4勝目をマークした。打線は二回に郡司の3号ソロで唯一の得点を挙げた。楽天は八回2死一、二塁などを生かせず、早川が7回を1失点と好投しながら5敗目を喫した。
巨5―0ヤ
巨人の赤星が投打に活躍した。低めへの制球が光ってプロ初完投を被安打7の無四球完封で飾り、約1カ月ぶりの3勝目。4点を先行した四回の攻撃では自ら2点適時打を放った。チームは3連勝。ヤクルトは3連敗を喫した。
広1―2D
DeNAは四回にオースティンの内野安打で先制し、五回に牧の二塁打で加点。ジャクソンが6回0/3を1失点で4勝目。伊勢、ウィック、入江の継投で逃げ切った。広島は森下が6回2失点。打線は七回無死満塁で1点どまりだった。
中0―3神
阪神が競り勝った。0―0の延長十一回に近本の中前打で勝ち越し、森下の2点二塁打で加点した。先発の村上は7回6安打無失点と粘り、3番手の湯浅が3季ぶりの勝利を挙げた。中日打線は7回無失点の涌井を援護できなかった。《共同通信》
【東京株式市場】
23日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。終値は前日比174円60銭高の3万7160円47銭。前日の米ハイテク株高を受け、半導体関連銘柄が買われた。日米首脳の電話会談を受け、関税交渉の進展に期待感も出た。
東証株価指数(TOPIX)は18.43ポイント高の2735.52。出来高は約15億7815万株だった。《共同通信》
【環境省】家庭教師のトライに訂正要求
環境省が「家庭教師のトライ」の運営会社トライグループ(東京)に対し、同社のオンライン教材に「水俣病が恐ろしいのは、遺伝してしまうこと」との誤表記があるとして、内容訂正を求めたことが分かった。同省が23日明らかにした。訂正要求は14日付。現在、教材の内容は削除済みで、見られなくなっているという。
水俣病は、熊本県水俣市の工場排水に含まれていたメチル水銀に汚染された魚などを人が長期にわたって食べることで起こる中毒で、遺伝することはない。
「水俣病被害者・支援者連絡会」は教材の内容を確認。取材に対し「中学生向け教材で影響は大きい。国は正しい情報を広めてほしい」と話した。 《共同通信》
【小泉進次郎農相】コメ売り場を視察
小泉進次郎農相は23日、東京都内のスーパーと米穀店を視察し、販売状況や価格動向を確認した。空き棚が目立った売り場や購入数量を制限している現状に危機感を示した。視察後、記者団の取材に対し現状のままの流通では備蓄米は店頭までなかなか届かないと説明。インターネット通販を念頭に「新たなプレーヤーにも随意契約に参加していただく」と語った。
米穀店への視察では、店頭で新潟県産コシヒカリ5キロが4900円で販売されていることを確認。男性店主(71)から「少し備蓄米を出しても不足感は消えない」などと指摘を受けた。1家族当たり5キロの購入制限を設けていることなども聞き取った。《共同通信》
【首相動静】
石破茂首相は23日、東京都板橋区にある子ども食堂を視察した。子どもの貧困解消につなげるため、食堂の担当者や支援者から現場の実情や政府への要望を聞き取った。視察後、記者団に「子ども食堂は孤立や孤独を減らすため、大事な役割を果たす。国として最も適当な支援をしていく」と語った。
認定NPO法人「全国こども食堂支援センター・むすびえ」の湯浅誠理事長が、子ども食堂に関する運営の現状を説明した。首相が食堂の担当者に「コメは高いか」と尋ね、価格が下がるまで「もうしばらくお待ちください」と語る場面もあった。《共同通信》
【ドイツ】ハンブルク駅で刃物襲撃
ドイツ北部ハンブルクの中央駅で23日夕、女が乗客らを刃物で襲い、DPA通信によると、少なくとも17人が負傷した。うち4人が重体。警察はドイツ国籍の女(39)を拘束したと発表した。政治的な動機による犯行ではないとみられる。
ハンブルクはドイツ第2の都市。報道によると、事件は混雑する駅のホームで発生した。
ドイツでは最近、刃物などによる無差別な襲撃事件が多発している。《共同通信》
【米国】対シリア制裁緩和を発表
トランプ米政権は23日、対シリア制裁の緩和を発表した。長年の内戦で荒廃したシリアの復興に向け、暫定政府を支援する狙い。シリア産石油の取引などを許可し、民間による投資を促す。トランプ大統領が13日に表明した制裁解除方針を受けた措置で、今回は第1弾。暫定政府の動向を確認し、さらに緩和する見通し。
ベセント財務長官は声明で「シリアが繁栄し、安定した未来への道を進むことを願う」と強調した。欧州連合(EU)加盟国も20日、シリアに対する経済制裁を全て解除することを決定。国家再建を後押しする動きが本格化している。
米政権は制裁緩和措置の条件として、暫定政府がテロ組織に「避難場所」を提供せず、少数派に対する安全を確保するよう求めた。ロシアやイラン、北朝鮮を利する取引は許可しないと強調した。
シリアではアサド政権崩壊後、暫定政府の治安部隊と旧政権支持者などによる衝突が続いている。ルビオ米国務長官は20日「暫定政府を支援しなければ全面的な内戦となり、地域が不安定化する」と表明していた。《共同通信》
【イスラエル・パレスチナ情勢】
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は23日、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザへの攻撃を拡大したことで、15~21日に新たに16万人以上が避難を強いられたと発表した。国連のグテレス事務総長は記者会見で、ガザの面積の8割が軍事区域や退避通告の対象で「立ち入り禁止」となり、住民が狭い地域に閉じ込められていると批判した。
イスラエル軍はイスラム組織ハマスに人質解放を迫り、軍事圧力を強化。18日にはガザ北部と南部で大規模な地上侵攻の再開を発表した。ネタニヤフ首相はガザ全域の制圧を目指す方針を掲げており、民間人被害の拡大や人道状況悪化への懸念が強まっている。
イスラエルは3月初旬から約2カ月半の間、停止していたガザへの支援物資搬入を今月19日に再開させたが、ネタニヤフ氏は供給を「最低限」に絞る考えを示している。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは23日、各地で行われ、エンゼルスの菊池はアナハイムでのマーリンズ戦に先発して5回2/3を投げ、7安打無失点で今季初勝利(4敗)を挙げた。試合は7―4で、チームは連勝を8に伸ばした。
カブスの鈴木はレッズ戦に「3番・右翼」で出場し、八回に2試合ぶりの本塁打となる13号3ランを放った。5打数3安打3打点の活躍で、チームも13―6で逆転勝ちして3連勝とした。
ドジャースの大谷はメッツ戦に「1番・指名打者」で出場し、九回に右前打を放って5打数1安打だった。チームは延長十三回、7―5で勝って3連勝。《共同通信》