令和2205日目
2025/05/13
その日のできごと(何の日)
【日産自動車】7工場を閉鎖へ
日産自動車は13日、2027年度までに国内を含む7工場を閉鎖すると発表した。車両生産工場を17から10に統廃合する。併せて27年度にかけて国内外でグループ従業員の約15%に当たる2万人を削減し、中国を除く世界の生産能力を約3割落とす。大規模な合理化で過剰な設備と人員を適正化し、業績立て直しを急ぐ。同時に公表した25年3月期連結決算は純損益が6708億円の赤字(前期は4266億円の黒字)に転落した。販売不振に加え、リストラ費用の計上が響いた。
閉鎖工場は念頭にあるものの、現時点では具体的に明らかにできないと説明した。人員削減は24年11月に9千人と公表していたが、1万人超追加する。中国を除く世界の生産能力を24年度の350万台から27年度に250万台に減らす。
日産は国内に5工場を持つ。栃木工場(栃木県上三川町)、追浜工場(神奈川県横須賀市)、日産車体湘南工場(神奈川県平塚市)のほか、いずれも福岡県苅田町にある日産自動車九州と日産車体九州の工場。《共同通信》
【北朝鮮による日本人拉致問題】
在日米大使館のジェローム・ライアン1等書記官は13日、新潟県佐渡市で、北朝鮮による拉致被害者で2002年に帰国した曽我ひとみさん(65)と面会し、拉致現場を視察した。ライアン氏は取材に「一日も早い帰国のために、日本政府の取り組みを支持すると伝えた」と話した。
曽我さんは、面会後の取材に「拉致被害者や家族は高齢になり、一日一日が大切だ」と早期解決を訴えた。
曽我さんは1978年8月12日夜、母ミヨシさん=失踪当時(46)=と共に近所へ買い物に出かけた帰り、真野地区で拉致され、国府川河口から船に乗せられた。ライアン氏は、県警職員の案内で足取りを視察した。《共同通信》
【大相撲】
大相撲夏場所3日目(13日・両国国技館)綱とり初挑戦の大関大の里は阿炎を送り出して3連勝とした。横綱豊昇龍は王鵬のはたき込みに屈し、初黒星を喫した。王鵬は2個目の金星。大関琴桜は小結若隆景に寄り切られて2敗目となった。若隆景は2勝1敗。
関脇勢は大栄翔が若元春を突き落として3戦全勝とし、霧島は玉鷲を寄り切って2勝1敗。小結高安は豪ノ山を送り出して初白星を挙げた。《共同通信》
【プロ野球・13日】
楽4―3ロ
楽天がサヨナラ勝ちで連敗を4で止めた。3―3の九回に四球と安打で1死一、三塁とチャンスを広げ、代打の渡辺佳の犠飛で勝負を決めた。5番手で好救援した西口が3季ぶりの白星。ロッテは競り負けて4連敗となった。
日7―0オ
日本ハムが1分けを挟んで5連勝。1―0の七回に伏見の適時打、五十幡の2ランスクイズなど打者9人の猛攻で5点を加えた。伊藤は8回を4安打無失点、10奪三振の力投で5連勝。オリックスの九里は粘りきれずに今季初黒星。
ソ6―1西
ソフトバンクが快勝した。一回に栗原の右前打で1点を先制。六回に柳町の中前打、七回は佐藤直の適時打などで2点。八回にも野村が2ランを放つなど効果的に加点した。モイネロは7回1失点で4勝目。西武は連勝が4で止まった。
中5―4ヤ
中日が逆転勝ち。2―3の五回にカリステの適時内野安打で追い付き、山本、大島の連続適時打で2点を勝ち越した。2番手の勝野が2勝目、松山が13セーブ目。ヤクルトは一回に3点を先行したが、守備の乱れが響いて逃げ切れず。
D1―1神
阪神が追い付き、延長十二回の末に引き分けた。0―1の九回2死から高寺のプロ初本塁打で同点。その裏に石井が1死三塁を脱するなど救援陣は得点を許さなかった。七回に松尾の犠飛で均衡を破ったDeNAは入江で逃げ切り失敗。
広5―4巨
広島が今季2度目のサヨナラ勝ち。4―4の延長十二回1死一、三塁でモンテロが適時打を放って勝負を決めた。新人の岡本がプロ初勝利。巨人は1―4の六回に浅野の犠飛、八回にキャベッジの2ランで追いついたが、力尽きた。《共同通信》
【高市早苗氏】食品税率0%主張
自民党の高市早苗前経済安全保障担当相は13日配信のユーチューブ番組で、物価高対策として食料品に適用される消費税の軽減税率を0%に引き下げるべきだと主張した。衆院予算委員会で消費税減税に否定的な答弁をした石破茂首相について「かなりがっかりしている」と述べ、不満を表明した。
物価高の現状を踏まえ「困っている人がいる時に国が歳出や減税を惜しむのはおかしい」と強調。党税制調査会が近く開催する消費税勉強会に関し「『消費税は社会保障のために重要な財源だ』と、引き下げ派を説得するために開かれるのかとの疑心暗鬼がある」と語った。《共同通信》
【東京株式市場】
13日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続伸した。米国と中国の貿易摩擦への懸念が後退し、幅広い銘柄で買い注文が膨らんだ。
終値は前日比539円00銭高の3万8183円26銭。東証株価指数(TOPIX)は30.06ポイント高の2772.14。出来高は約24億9172万株だった。《共同通信》
【米・トランプ大統領】サウジアラビア訪問
トランプ米大統領は13日、国賓としてサウジアラビアを訪問し、中東3カ国歴訪を開始した。首都リヤドで事実上の最高権力者ムハンマド皇太子と会談し、経済分野で協力を強化する合意文書に署名した。ホワイトハウスによると、サウジ側の拠出は総額6千億ドル(約88兆7千億円)規模で、1420億ドル(約21兆円)規模の武器売却が含まれる。エネルギーや重要鉱物などに関しても合意した。
トランプ氏は皇太子との会談で「米国は世界最高の製品や軍事装備を持っている」と述べ、巨額の取引に意欲を示した。サウジの投資が米国内の雇用創出に役立つとも強調した。2国間の投資フォーラムでも演説。投資誘致をアピールした。
1月の2期目就任後、本格的な外遊は初めて。14日にカタール、15日にアラブ首長国連邦(UAE)を訪れ、それぞれ首脳と会談する。
歴訪中は3カ国の関心が高いイラン核問題や、米国とカタールが仲介するパレスチナ自治区ガザの停戦交渉、サウジが協議の場を提供するロシアとウクライナの和平交渉も議題に上る見通し。《共同通信》
【フィリピン情勢】
フィリピン中間選挙の開票の結果、南部ミンダナオ島のダバオ市長選でドゥテルテ前大統領(80)の当選が13日決まった。ドゥテルテ氏が薬物犯罪対策「麻薬戦争」を巡って3月に逮捕され、オランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)に身柄が引き渡されたことに地盤のダバオ市民の反発が広がり、2位候補の8倍超の得票で圧勝した。
副市長選は前大統領の次男で、これまで市長を務めてきたセバスチャン氏(37)が圧勝。ICC拘束下の前大統領の代理として市政を率いる見通しとなった。
下院選のダバオの選挙区では、前大統領の長男パオロ下院議員(50)が3選、孫のオマル氏(31)が初当選した。《共同通信》
【中国】中南米と協力強化
中国は13日、中南米諸国の外相らを北京に集め、協力推進を目的とした「中国・中南米カリブ海諸国共同体(CELAC)フォーラム」の閣僚級会合を開いた。習近平国家主席が演説し、交流や意思疎通を強化する考えを示した。中国はトランプ米政権に対抗し「米国の裏庭」と呼ばれる中南米各国の取り込みを狙う。
CELACは米国とカナダを除く米州33カ国が加盟する地域機構。中国との閣僚級会合は王毅外相が主宰し、協力強化に向けた「北京宣言」のほか今後3年間の農業やエネルギーを含む幅広い分野での共同行動計画の採択を目指す。
中国は経済力を背景に中南米諸国に接近し、巨大経済圏構想「一帯一路」を推進。2024年の中国と中南米の貿易額は5千億ドル(約74兆円)を超え、00年の40倍に拡大した。中国は外交攻勢を強め、パナマやホンジュラスなどが台湾と断交して中国と国交を結んだ。
トランプ政権は中南米での中国の影響力低下を図り、中国は危機感を募らせている。米政権が圧力をかけたパナマは2月、一帯一路離脱を表明した。《共同通信》
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中国外務省は13日、北京で同日開かれた「中国・中南米カリブ海諸国共同体(CELAC)フォーラム」の閣僚級会合が採択した「北京宣言」の全文を発表した。多国間協力の重要性やグローバル経済の推進を明記。中国は「米国の裏庭」の中南米と協力を強化し、トランプ政権への対抗軸構築を図る。
宣言は、持続可能な発展の実現が各国の望みであり、相互に国情に応じた支援をしていくと表明。経済安全保障の増強や発展に伴う融資金の課題に取り組むとした。多国間主義に基づき、気候変動問題に対処することもうたった。《共同通信》
【MLB】
米大リーグ機構は13日、歴代1位の通算4256安打を記録しながら、野球賭博関与で永久追放された故ピート・ローズ氏の資格回復を決定したと発表した。ロブ・マンフレッド・コミッショナーが、永久追放処分は対象者が死亡した時点で終了するとの方針を決めた。
AP通信によると、米国野球殿堂入りの資格も得た。最短で2028年に殿堂入りできるという。《共同通信》
【ウクライナ情勢】
ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は13日、キーウで記者会見し「戦闘を止める唯一の方法は、プーチン大統領との直接交渉だ」と述べ、トルコで15日に再開が見込まれるロシアとウクライナの直接交渉での首脳会談を要求した。ロシアは交渉への参加者を明言しておらず、首脳会談が実現するかどうかは不透明だ。
ゼレンスキー氏は「首脳会談以外の形式は検討していない。プーチン氏は私との直接交渉を恐れている」と挑発した。拒否すれば「停戦意思がない証拠」とみなし、欧米が対ロ制裁を強化すると警告した。
ロシアのペスコフ大統領報道官は、ゼレンスキー氏が首脳会談を望んでいることについてコメントを避けた。
会見でゼレンスキー氏は、15日にトルコの首都アンカラでエルドアン大統領と会談し、プーチン氏のトルコ行きが確認でき次第、交渉会場に向かうと表明。ロシアは直接交渉再開を提案し、会場をイスタンブールだと指定した。ウクライナは米国が提案した30日間の無条件停戦をロシアが受け入れることが重要だとの立場だ。《共同通信》
【イスラエル・パレスチナ情勢】
イスラエル軍は13日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスの病院を空爆し、ロイター通信によると少なくとも16人が死亡、70人が負傷した。イスラエルメディアは、標的は昨年殺害されたイスラム組織ハマスのシンワール指導者の弟で、軍が安否を確認中だと報じた。ハマスが態度を硬化させ、停戦交渉に悪影響を与える恐れがある。
シンワール氏の弟ムハンマド氏は、ガザでのハマスのまとめ役だとみられている。中東の衛星テレビ、アルジャジーラは、病院周辺にミサイル9発が着弾したと報じた。《共同通信》
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フランスのマクロン大統領は13日、パレスチナ自治区ガザへの攻撃と封鎖を続けているイスラエルに関し「ネタニヤフ政権がしていることは受け入れられない。恥ずべきだ」と非難した。民放テレビTF1のインタビューで語った。
マクロン氏はガザとエジプトの境界を訪問した時のことを振り返り「生涯で見た最も悲惨な光景の一つだ」と語った。フランスや他の国の支援がイスラエルによって阻止されていると訴えた。
「これがジェノサイド(民族大量虐殺)だと述べるのは大統領ではなく歴史家の役割だ」とも述べた。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは13日、各地で行われ、メッツの千賀はニューヨークでのパイレーツ戦に先発して5回2/3を投げ、6安打1失点で勝敗は付かなかった。4勝2敗のまま。チームは2―1で競り勝って3連勝とした。
ドジャースの大谷はアスレチックス戦に「1番・指名打者」で出場し、3打数無安打。連続試合安打は9で止まった。チームは1―11で敗れた。
カブスの鈴木は「3番・左翼」で出場したマーリンズ戦で4打数無安打。チームは5―4でサヨナラ勝ちした。パドレスの松井はエンゼルス戦の八回から1回を投げ、1安打無失点。試合は6―4でサヨナラ勝ちした。《共同通信》
◇
米大リーグのドジャースは13日、佐々木朗希を右肩のけがで15日間の負傷者リスト(IL)に入れた。球団発表は肩関節に痛みが生じるとされる「右肩のインピンジメント」だった。
プロ野球ロッテから今季ドジャースに加入した23歳の佐々木は、従来より登板間隔が1日短い中5日で9日に先発したが、球速が上がらず、4回0/3を5失点と精彩を欠いていた。中5日での登板はプロ入りしてから初めてだった。
ロバーツ監督は13日の試合前、右腕に張りがあることを明らかにしていた。15日(日本時間16日)に予定していた次回先発は回避となる。《共同通信》
【ホセ・ムヒカさん】死去
清貧な暮らしぶりから「世界一貧しい大統領」として知られたウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領が13日、死去した。89歳。地元メディアが報じた。
「ペペ」の愛称で知られ、報酬の大半を寄付して自身は農場で暮らすなど質素な生活ぶりが日本でも人気を呼んだ。
1935年5月首都モンテビデオ生まれ。60年代に社会主義思想に傾倒。極左ゲリラ組織、民族解放運動(トゥパマロス)メンバーとして政治家誘拐などに関与、85年の軍政終了まで10年以上投獄された。95年以降、下院議員や上院議員、農牧・水産相を歴任。2010~15年大統領を務めた。上院議員だった20年、高齢などを理由に政界引退を表明した。
24年4月に食道に腫瘍が見つかった後も、後継オルシ現大統領の選挙活動を支援するなど精力的に活動した。25年1月にがんが肝臓に転移したことを公表。以降は治療を受けず、自宅で静養していた。
12年、ブラジルで開かれた国連持続可能な開発会議で「貧乏な人とは無限の欲があり、いくらモノがあっても満足しない人のことだ」と演説した。《共同通信》