平成10558日目

2017/12/04

この日のできごと(何の日)

【安倍晋三首相】中国との関係改善に意欲

安倍晋三首相は4日夜、日中の企業家らが参加する会合であいさつし、45年前の昭和47年に田中角栄元首相が日中国交正常化を実現したときの状況に触れ、自身も11月の首脳会談で「習近平主席と北朝鮮情勢をはじめ、さまざまな課題について突っ込んだやり取りを行った」と述べた。


https://www.kantei.go.jp/

会合には、田中派に所属していた自民党の二階俊博幹事長も出席。福田赳夫元首相が率いた福田派の流れをくむ安倍首相は「田中先生と福田先生は当時の自民党で激しく争ったが、2人とも日中の関係を開いていくことは日本や地域のためになると確信していた。今日も私がここに立っていて二階先生が一緒にいる」と述べ、会場を沸かせた。

また、来年の日中平和友好条約締結40周年に向けて「私が適切な時期に訪中し、習主席にもできるだけ早期に日本を訪問していただき、日中関係を新たな段階へと押し上げていきたい」と述べ、関係改善に意欲を見せた。《産経新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【北海道・松前小島】北朝鮮木造船避難の島で窃盗被害

北朝鮮の木造船が一時避難していた北海道松前町の無人島・松前小島で、灯台の周辺に設置の電源用太陽光パネルの一部が取り外されたり、漁業者の避難小屋にあったテレビや冷蔵庫、炊飯器といった家電やバイクなどの備品のほとんどが持ち去られていたことがわかった。灯台を管理する第1管区海上保安本部(小樽市)や避難小屋を管理する松前さくら漁協が4日、現地で被害を確認した。

同漁協などは道警へ被害届を検討しており、1管や道警は4日も木造船を立ち入り調査。これまでに家電品の一部を確認している。5日も立ち入り調査し、乗組員10人から事情を聴くとともに、窃盗容疑も視野に調べる。

道警や海保の担当官らは感染症予防の防護服を着て島に上陸。灯台のそばに36枚設置された太陽光パネルのうち4枚(1枚当たり縦119センチ、横197センチ、重さ30キロ以上)がなくなっていたが、配線が切られた状態で港の防波堤付近で見つかった。工具や食糧を保管していた灯台施設のシャッターの鍵も壊されていたが、灯台の機能に支障はないという。

また避難小屋はドアノブが外され、家電製品や発電機のほか、布団や衣類も根こそぎなくなっていた。

木造船をめぐっては11月28日午後、松前小島への漂着を上空から確認。同29日に島周辺で漂流しているのを1管が見つけたが、その際、乗組員らが家電製品などを海に投棄。一部を巡視船が回収しているという。

菅義偉官房長官は4日の記者会見で「(1管などの調査)結果を踏まえ、関係法令に基づき適切に対応したい」と話した。《毎日新聞》

【東京都渋谷区】センター街で火災

4日午後10時10分ごろ、東京都渋谷区宇田川町の8階建て商業ビルの4階にある焼肉店「牛繁 渋谷センター街店」で、「煙が出ている」と119番通報があった。東京消防庁や警視庁渋谷署によると、この火事で店舗の天井部分約10平方メートルが燃え、消防車14台が出動した。ケガ人はいないという。渋谷署が詳しい出火原因を調べている。

現場は渋谷駅前スクランブル交差点に近い商業ビルが建ち並ぶ一角。火災があったビルの周囲には規制線が張られ、通行人や外国人観光客らが集まって一時騒然となった。《産経新聞》

【野上亮磨投手】巨人入団会見

西武からフリーエージェント宣言して巨人に移籍した野上亮磨投手(30)が4日、都内のホテルで入団記者会見に臨み、「1年間けがなくローテーションを守り、2桁勝って優勝できるように頑張りたい」と抱負を語った。契約は3年総額4億5000万円(推定)。

野上は今季24試合に登板し、11勝10敗、防御率3・63。四球が24個と少なく、制球の良さが持ち味の一つだ。「四球は絶対に野手のリズムが崩れるので、意識していきたい」と表情を引き締め、背番号23のユニホームに袖を通した。

巨人の印象について「やっぱり王さん、長嶋さん。あとは(高橋)監督に打たれたイメージが強い」と言ってはにかんだ野上に、高橋監督は「チーム再建に向けて、先発はまだまだ足りない。若手の刺激にもなるし、いい競争をしてほしい」と期待を寄せた。《読売新聞》

【立憲民主党・枝野幸男代表】連合・神津里季生会長と会談

立憲民主党の枝野幸男代表と連合の神津里季生会長は4日、東京都内で会談した。2019年の統一地方選と参院選に向けて野党連携が必要との考えで一致した。両氏が意見交換を密にしていくことも確認した。

神津氏は統一地方選と参院選に関し「漁夫の利を与党に与えないことが最も望まれる」と指摘。枝野氏も同様の認識を示した。ただ会談後、連携の進め方に関し、記者団に「世の中に間違ったメッセージを与えてはいけないので、丁寧にやっていく」と語った。

神津氏は6日、希望の党玉木雄一郎代表らとも会談し、野党間協力を呼び掛ける考えだ。《共同通信》

【マルタ】記者殺害で10人拘束

タックスヘイブン(租税回避地)の実態を暴いた「パナマ文書」の報道に参加した地中海の島国マルタの女性記者ダフネ・カルアナガリチアさん(53)の殺害事件に関与したとして、同国の捜査当局は4日、容疑者10人を拘束した。いずれもマルタ人という。ムスカット首相が明らかにした。

カルアナガリチアさんは10月16日、マルタ北部で車を運転中に爆弾が爆発し死亡、当局が殺害されたとみて捜査を進めていた。

カルアナガリチアさんはムスカット首相夫妻の不正資金疑惑を報じるなど与野党政治家の不正を追及し、同国随一の調査報道記者として知られていた。《共同通信》

【イエメン】武装勢力が前大統領を殺害

内戦が続くイエメンで4日、イスラム教シーア派系武装組織「フーシ派」がサレハ前大統領を殺害した。最近まで連携してきたサレハ氏がサウジアラビアとの協調に転じたためで、フーシ派の指導者アブドルマリク・フーシ氏はテレビ演説で「国家への陰謀を防ぐためだ」と主張した。イエメン情勢は反政府勢力の内紛で一層混乱を深めた。

イエメン内戦は、イランがフーシ派、サウジがハディ暫定政権を支援し、代理戦争に陥っている。《共同通信》



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