平成10408日目

2017/07/07

この日のできごと(何の日)

【G20首脳会合】

米欧に新興国を加えた20カ国・地域(G20)首脳会合が7日、ドイツ北部ハンブルクで開幕した。自由貿易の推進を議論し、日本と欧州連合(EU)は経済連携協定(EPA)が大枠合意に達した成果を示して、保護主義的な通商政策を掲げる米国をけん制。テロ資金対策を巡る協議では、国際協力や情報交換を深化させ対策を強化する方針で一致した。


https://www.kantei.go.jp/

議長国ドイツのメルケル首相は開幕に当たり、自由貿易や地球温暖化対策の議論を念頭に「譲歩の意思がなければグローバルな課題の解決策は見つからない」と訴えた。《共同通信》

20カ国・地域(G20)首脳は7日、ドイツ北部ハンブルクで開催されている首脳会合で、イスラム過激派が過激思想を若者らに広めるためインターネット上に流しているプロパガンダ情報の発見と削除の促進などを柱とした声明を発表した。

G20首脳は「世界中のテロ攻撃を非難し、一致団結してテロと戦う」と結束の強化を表明。欧州で過激派組織「イスラム国」(IS)などがネットを通じて若者をリクルートする事例が相次いでいることを受け「テロを呼び掛ける情報を見つけて削除するため、ふさわしい手段を講じることが重要だ」と指摘した。《共同通信》

20カ国・地域(G20)首脳会合が開催中のドイツ北部ハンブルクでは7日、暴徒化したデモ隊が警官に投石したり路上でごみに放火したりし、警察が放水などで鎮圧を図った。首脳の夕食会会場に向かって川を泳いだ環境団体メンバー約20人が拘束された。

一部のデモ隊は「ハンブルク全体が警察を憎んでいる」と叫びながら市内を行進。警察によると6日からの衝突で警官196人が負傷。デモ参加者の負傷者の数は明らかにしていないが、主催者側は多数のけが人が出たとしている。

また、デモ現場付近で強盗事件が発生し、警備に当たっていた警官が警告射撃をする騒ぎもあった。《共同通信》

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【プロ野球・広島】九回に5点差を逆転

広島9―8ヤクルト◇7日◇神宮

広島が最終回に6点を奪い、劇的な逆転勝利を飾った。

9回、ヤクルトの新守護神小川の初球をバティスタが本塁打。1死後、菊池にも本塁打も飛び出し、3点差にまで詰めよると、さらに1点を加え、2死一、三塁から代打・新井が逆転の7号3ランをバックスクリーンに運んだ。

広島は貯金を21に増やし、2位阪神との差を8ゲームに広げた。3番手ジャクソンが2勝目(2敗)、4番手・今村が17セーブ目を挙げた。

一方のヤクルトは小川が最終回に6失点と大誤算。6連敗で借金は20となった。《スポニチ》

【ヒアリ】東京港で新たに100匹以上

環境省は7日、東京港・大井埠頭(東京都品川区)でヒアリ1匹が見つかったコンテナから、新たに100匹以上を確認したと発表した。すべて働きアリで、女王アリや卵、さなぎなどはなかったという。

最初の1匹は3日に発見され、6日にヒアリと確認された。念のために7日にコンテナ内を調べたところ、ベニヤ板の床の上に100匹以上いて、ヒアリと確かめた。すべて殺虫剤で駆除した。このコンテナから荷出しがされた千葉県君津市で、ヒアリの侵入の有無を県や市と調べる。《朝日新聞》

【民進党・野田佳彦幹事長】防衛相の罷免要求

民進党の野田佳彦幹事長は7日の党会合で、九州豪雨で特別警報が出ていた中、稲田朋美防衛相ら政務三役全員が約40分間にわたり防衛省を離れた対応を批判した。「隊員の士気にも関わる。改めて稲田氏の即刻罷免を強く要求したい」と述べた。

稲田氏が東京都議選の応援演説で自衛隊の政治利用とも受け取れる失言をしたことに触れ「既にレッドカードで退場なのに、居残っているがゆえにこういう問題が起こる」とも語った。

稲田氏は記者会見で「しっかりと情報を受け取り、適切な指示が行える態勢だった」として問題はなかったとの認識を表明した。《共同通信》

【中谷元・前防衛相】安倍首相へ「かきくけこ」忠告

自民党の中谷元・前防衛相は7日のTBS番組収録で、東京都議選の惨敗を踏まえた安倍晋三首相への忠告として「政治家は人の意見を聞く耳を持つことが大事だ」と述べた。耳を傾ける対象の頭文字を取って「かきくけこ」で表現し「家内、厳しい意見、苦情、見解の異なる人、こんな人たち」と列挙した。

「こんな人たち」は、首相が都議選の応援演説で、「辞めろ」コールをした聴衆を批判した際、使った表現。中谷氏は「こんな人たち」について、意見を聞くべき国民だとの考えを示した。

中谷氏は、九州豪雨で特別警報が出ている中、稲田防衛相らが一時的に同省を離れたことに「信じられない」と語った。《共同通信》

【韓国】新女性家族相、慰安婦財団は「再検討」

韓国で元従軍慰安婦の女性らの支援などを担当する女性家族相に7日、大学教授の鄭鉉栢氏が就任した。鄭氏は就任式で、慰安婦問題の解決を確認した日韓合意に基づき、韓国政府が設立した「和解・癒やし財団」について「事業を原点から再検討する」と述べた。鄭氏は以前から合意に否定的な立場を取っている。

鄭氏はまた「(慰安婦問題の)関連資料の収集や調査・研究、記念事業も速度を上げ、体系的に行う」と述べた。鄭氏は10日、元慰安婦らが集団生活を送るソウル郊外の「ナヌムの家」を訪れる予定で、慰安婦問題に取り組む姿勢を強調する。《共同通信》

【中国】初の空母が香港到着

中国初の空母「遼寧」の艦隊が7日、香港返還20年を記念し、香港に到着した。8、9両日には市民に一般公開される予定。共産党独裁への反発などから香港の若者らの「中国離れ」が進む中、中国人としての愛国心高揚に向け、中国の主権と国防力を誇示する狙いがある。

香港紙によると、遼寧の寄港は習近平国家主席が指示。香港や台湾の独立派をけん制する思惑もありそうだ。7日は日中戦争の発端となった1937年の盧溝橋事件から80年に当たる。中国人にとっての「国辱」を市民の記憶にとどめようと、この日を選んだとの見方も出ている。《共同通信》

【香港】日本総領事館近くに慰安婦像

香港の反日団体は7日、日中戦争の発端となった盧溝橋事件から80年を迎えたのに合わせ、日本総領事館が入るビル近くの歩道橋に、旧日本軍の従軍慰安婦問題を象徴する少女像2体を置いた。旧日本軍の南京占領から80年に当たる12月13日まで設置したいとしている。

日本総領事館は7日、香港政府側に慰安婦像の早期撤去を申し入れた。

反日団体は、沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)の中国領有権を主張する「保釣行動委員会」など。2体の像は韓国人と中国人の慰安婦を象徴しており、中国で作ったという。《共同通信》

【この日の安倍総理】

インド・モディ首相と会談

安倍晋三首相は7日午後(日本時間夜)、インドのモディ首相とドイツ北部ハンブルクで会談し、米国を交えた3カ国の防衛協力を進める方針で一致した。安倍首相が新幹線技術のさらなる売り込みを目的に、9月後半で調整するインド訪問を見据え、経済分野での関係強化も申し合わせた。

海上自衛隊と米印両海軍によるインド洋での共同演習が今月中に予定されている。安倍首相は南シナ海やインド洋に進出する中国を念頭に、3カ国の安全保障面での連携を深めたい考えだ。《共同通信》

トルコ・エルドアン大統領と会談

安倍晋三首相は7日午後(日本時間夜)、トルコのエルドアン大統領とドイツ北部ハンブルクで会談し、両国による経済連携協定(EPA)交渉の推進で一致した。

エルドアン氏は4月の国民投票で、大統領に権限を集中させる憲法改正を実現させた。これに関し、首相は「改憲の国民投票に踏み切り、国民の支持を勝ち取った大統領の決断力に敬意を表する」と述べた。

両首脳は過激派組織「イスラム国」(IS)によるテロへの対処での協力強化や、シリア情勢を巡っても意見を交わした。《共同通信》

【米・トランプ大統領、ロシア・プーチン大統領】会談

トランプ米大統領は7日、ドイツのハンブルクでロシアのプーチン大統領と初めて会談し、シリア南西部の停戦で合意した。米ロとヨルダンが合意に加わり、現地時間9日正午から「安全地帯」を設置する。一方、北朝鮮の核・ミサイル開発や、米大統領選に関するサイバー攻撃にロシアが関与した疑惑では両首脳の主張がすれ違い、両国の溝が鮮明となった。

同席したティラーソン米国務長官が、会談終了後の記者会見で明らかにした。会談にはティラーソン氏とロシアのラブロフ外相、両国の通訳が同席した。

冒頭でトランプ氏が「多くの進展を期待している」と述べて握手すると、プーチン氏は「会えてうれしい。前向きな成果を期待する」と応じた。当初、約30分の予定だった会談は2時間15分と大幅に延長された。次の予定があるためメラニア夫人が終了を促したが、両首脳は会談を続けたという。ティラーソン氏は「2人は相性が良かった」と説明した。《日経新聞》



7月7日 その日のできごと(何の日)