平成10342日目

2017/05/02

この日のできごと(何の日)

【安倍晋三首相】宮城県訪問

安倍晋三首相は2日午前、東日本大震災からの復興状況を確認するため宮城県を訪れた。被災した商店主でつくる南三陸町の商店街や、津波で町職員らが犠牲になった旧防災対策庁舎を視察した。震災被害を巡り「まだ東北で良かった」と発言した今村雅弘前復興相が閣僚を辞任して以来、初の被災地訪問となる。


https://www.kantei.go.jp/

今村氏の発言に関し、首相は「任命責任は私にある」と陳謝している。視察を通じて震災復興を最優先課題とする姿勢を訴える狙いがありそうだ。今村氏の後任、吉野正芳復興相が同行する。午後には女川町の商業施設などを見て回る。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【長嶺安政・駐韓日本大使】少女像撤去を要請

長嶺安政・駐韓日本大使は2日午後、ソウルの韓国外務省を訪れ、尹炳世外相と会談した。釜山の日本総領事館前に従軍慰安婦被害を象徴する少女像が設置されたのを受け、長嶺氏は1月、日本政府の対抗措置として一時帰国。4月の帰任後に尹氏と公式に会うのは初めてで、関係者によると少女像の撤去を求める日本側の立場を改めて伝えた。

会談は冒頭を除き非公開。初めに米代理大使が同席して3者で行われ、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対する日米韓3カ国の緊密な連携を再確認した。

長嶺氏はその後、尹氏と別途話し合い、釜山のほかソウルの日本大使館前の少女像撤去を求めた。《共同通信》

【大分市】病院に軽自動車突っ込む

2日午前10時45分ごろ、大分市大手町3丁目の総合病院「大分中村病院」の1階ロビーに軽乗用車が突っ込んだ。大分中央署によると、運転していたのは70代の女性で、この女性を含む13人が軽傷を負った。目撃者によると、ロビーには当時、患者ら約50人がいた。

県警は、運転していた女性のけがの回復を待って詳しい事情を聴き、原因を調べる。車には知人男性が同乗していたが、けがはなかった。調べでは、車は病院のガラスドアを突き破り、ロビー内を約20メートル進んで止まった。現場はJR大分駅から北東約1キロにある大分市中心部で県庁の東側。銀行や官公庁が立ち並ぶ一角。《共同通信》

【静岡県知事選】自民党、候補擁立断念

自民党静岡県連は2日、静岡市内で会合を開き、6月の県知事選への候補者擁立を断念すると決めた。県連幹事長で県議の宮沢正美氏(67)が出馬意向を示していたが、慎重論が相次いだ。

会合では、前回知事選で、自民党が支持した無所属新人候補が川勝平太知事(68)に大敗したことなどから、宮沢氏の擁立に否定的な意見が強まった。

任期満了に伴う静岡県知事選は6月8日告示、25日投開票で、これまでに川勝氏のほか、バルセロナ五輪女子柔道銀メダリストの溝口紀子氏(45)が立候補を表明している。《共同通信》

【自民党・二階俊博幹事長】共謀罪、今国会成立期す

自民党の二階俊博幹事長は2日(日本時間3日)、訪問先の米ハワイで、「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案の今国会成立を期す考えを示した。「慎重を期して(審議を)しっかり前へ進める」と同行記者団に強調した。

衆院解散・総選挙の時期を巡っては「常在戦場だ」と指摘。選挙基盤が固まっていない当選1、2回の若手議員については「選挙への備えを常にしておいてほしい」と取り組み強化を求めた。

来年秋の自民党総裁選対応を巡っては、安倍晋三首相(党総裁)の3選支持を重ねて表明。「国民の期待も大変高まっている」とした。《共同通信》

【中国】ネットメディアに新規則

中国国家インターネット情報弁公室は2日、ネット上でニュースを扱うメディアの規制を強化する新たな管理規則を発表した。3年ごとの許可制とし、規則に従わない場合は罰金や活動停止などの罰則を科すとしている。習近平指導部が進める言論統制の一環で、昨年成立した「インターネット安全法」が施行される6月1日から運用を始める。

中国では当局の管理下にある既存のメディア以外に、ネットや通信アプリ「微信(ウェイシン)」でニュースを発信する「ニューメディア」が台頭している。習指導部は当局の意に沿わない報道を抑え込み、取り締まりを強める構えだ。《共同通信》

【韓国大統領選】5候補テレビ討論

韓国大統領選の主要候補5人が参加する中央選挙管理委員会主催の第3回テレビ討論会が2日、社会分野をテーマに行われた。5人でのテレビ討論会は放送局などの主催を合わせると計6回目で、9日の投開票を前に今回が最後。収賄罪で起訴された朴槿恵前大統領が、周囲との意思疎通が乏しかったことを踏まえ、各候補は「記者会見を増やす」などの公約を競った。

福祉や教育に関する政策のほか、理念や地域間の対立を克服する「国民統合」の方策などを巡り議論した。《共同通信》

【トルコ・エルドアン大統領】与党復党

トルコのエルドアン大統領は2日、イスラム色の強い与党、公正発展党(AKP)に復党した。アナトリア通信が伝えた。4月の国民投票で大統領に実権を集中する憲法改正が承認され、大統領の政党所属が可能になった。

AKPが首都アンカラで復党の式典を開いた。現党首のユルドゥルム首相は、エルドアン氏が今月21日の臨時党大会で党首に再び指名されると述べた。エルドアン氏は2019年秋の大統領選後に導入される「実権型」大統領制に向け、権力固めを公に進める見通し。《共同通信》

【アウン・サン・スー・チー氏】ロヒンギャ迫害調査に反発

ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相は2日、欧州連合(EU)本部でモゲリーニ外交安全保障上級代表らと会談した。EU側はミャンマーのイスラム教徒少数民族ロヒンギャへの迫害を巡り、国連人権理事会が決議した国際調査の必要性を主張。スー・チー氏は受け入れに「同意しない」と記者会見で述べ、反発を示した。

国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は2月、西部ラカイン州でロヒンギャの殺害や強姦に治安機関が組織的に加担したと報告。人権理事会は3月、国際的な独立調査団を派遣するとの決議を採択した。《共同通信》



5月2日 その日のできごと(何の日)