平成10179日目

2016/11/20

この日のできごと(何の日)

【プロ野球・日本ハム】優勝パレード

プロ野球で10年ぶりに日本一に輝いた日本ハムが20日、札幌市の中心部でパ・リーグを制覇した2012年以来となる優勝パレードを行った。栗山英樹監督、大谷翔平選手らがオープンカーやバスに分乗して北3条広場前からススキノ交差点手前までの約1キロを30分ほどかけて行進した。実行委員会によると沿道には約13万8千人が集まった。

曇り空で寒風が吹く中、駆け付けた多くのファンや市民から歓声が上がった。栗山監督は「感謝、感激です。来年もっと喜んでもらわないといけない。絶対勝つ」と喜びながらも早くも来季を見据えて意気込んだ。大谷選手は4年目で初めてのパレードを終えて「すごかった。想像していたよりも多かった。面白かったです」と笑顔だった。

日本ハムは投手と野手の「二刀流」をこなした大谷選手らの活躍で、首位との最大11.5ゲーム差を逆転して4年ぶりにリーグ優勝。日本シリーズではセ・リーグを制した広島を4勝2敗で下して栄冠を手にした。《共同通信》

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【J2・札幌】5季ぶりにJ1へ

明治安田J2最終節(20日・札幌ドームほか=11試合)札幌が金沢と0―0で引き分けて勝ち点を85として優勝を決め、徳島を2―1で下して9連勝で84として2位を守った清水とともに来季のJ1昇格が決定した。札幌は5季ぶり、清水は2季ぶりとなる。

松本は横浜FCを退けて84としたが、得失点差で3位となって昇格プレーオフ(PO)に回った。残り1枠を争う昇格POは27日の準決勝で松本と6位の岡山、4位C大阪と5位京都が対戦。勝者が12月4日の決勝に進む。

北九州は山形に敗れ、最下位でJ3に降格。21位の金沢が入れ替え戦で、J3で2位の栃木と対戦する。《共同通信》

【秋篠宮紀子妃殿下、悠仁親王殿下】乗車のワゴン車が追突事故

20日午前7時35分ごろ、相模原市緑区の中央自動車道下り線で、秋篠宮妃紀子さま(50)と、長男の悠仁さま(10)が乗られていたワゴン車が前を走る乗用車に追突した。2人にけがはなかった。

宮内庁や警視庁高速隊によると、ワゴン車には紀子さまと悠仁さまら6人が乗っていた。追突された乗用車を運転していた男性も含め、全員けがはなかったという。同隊が事故の詳しい原因を調べている。《日経新聞》

【自由党】衆院選へ重点政策

自由党は20日、次期衆院選に向け、原発の再稼働を認めない脱原発と安全保障関連法の廃止を柱とした重点政策をまとめた。小沢一郎共同代表は会合先の千葉市内で「国民の生活を守るのが基本だ」と記者団に述べた。

重点政策では「再生可能エネルギーの普及を進め、環境と調和した新たなビジネスと雇用をつくる」と明記。安保法は憲法違反だとして廃止を主張し、独自の安保法制を制定するとした。

環太平洋連携協定(TPP)参加については「再考」を要求し、農業者の戸別所得補償制度の確立を訴えた。子育て支援策を巡っては、公立高校の授業料無償化や、返還の必要がない給付型奨学金創設を掲げた。《共同通信》

【南スーダンPKO】新任務先発隊が出発

南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)で、新任務「駆け付け警護」などが付与された陸上自衛隊11次隊の先発隊約130人が20日、青森空港(青森市)を出発、羽田を経由し成田から民間機で出国した。21日に首都ジュバに到着する予定。青森空港では隊員の家族や友人ら約200人が見送った。

11次隊は陸自第9師団第5普通科連隊(青森市)を中心とした部隊。先発隊は午前8時半ごろ、家族らとバスで青森空港に到着。家族らが両脇に並ぶ中、田中仁朗(よしろう)隊長を先頭に空港に入った。涙ぐみ、握手やハイタッチで別れを惜しむ家族もいた。

出発ロビーでは山之上哲郎東北方面総監、納冨中(のうどみみつる)第9師団長や各部隊長が握手などで隊員を激励。家族らは3階の送迎デッキで、隊員が搭乗した旅客機が飛び立つのを見送った。

30日には主力1波の約120人、12月14日に2波約100人が青森空港から現地に向かう。 駆け付け警護は武器使用権限を任務遂行目的の警告射撃にも拡大。自衛隊の海外派遣は転換点を迎え、戦闘に巻き込まれるリスクの増加が懸念される。

南スーダンでは政府軍と反政府勢力間に大規模な衝突が起きるなど、現地情勢は不安定だ。政府は自衛隊の活動をジュバやその周辺に限定し、新任務も治安情勢や他国軍の動向などを見極め、保護の必要な状況が発生すれば実行する。新任務の運用開始は、10次隊から指揮権が移る来月12日からになる。《河北新報》

【この日の安倍総理】

APEC首脳会議

21カ国・地域が参加するアジア太平洋経済協力会議(APEC)は20日午後(日本時間21日朝)に首脳宣言を採択して閉幕した。宣言では、英国の欧州連合(EU)離脱や米大統領選などを踏まえ「保護主義に対抗する」と宣言。自由貿易が格差を生むという懸念を払拭するため「社会のあらゆる階層に働きかける必要がある」とした。


https://www.kantei.go.jp/

首脳宣言では、冒頭で「不平等や不均衡な経済成長による不確実性の高まりが、グローバリゼーションに疑問を投げかけ、保護主義の台頭を促している」と指摘した。

現在の世界経済の状況については、「金融危機からの回復速度は遅く国により程度もばらつきがあり、ここ数年の世界貿易拡大の足かせとなっている」と分析。そのうえで「あらゆる形の保護主義に対抗する」と明言した。

安倍晋三首相は会議で「自由貿易こそが世界経済の成長の源泉」と話し、保護主義に対しては「包摂的な成長をもたらすような経済政策で乗り越えるべきだ」との考え方を示し、働き方改革や一億総活躍など自身の政策をアピールした。

首脳宣言では保護主義的動きとして為替問題も取り上げ「我々は通貨の切り下げ競争をやめ、競争目的での為替目標の設定はしない」と表明した。《日経新聞》

南シナ海情勢で日越連携確認

安倍晋三首相は20日午後(日本時間21日未明)、訪問先のペルー・リマでベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席と会談した。中国が海洋進出を強める南シナ海情勢に関し、法の支配による紛争の平和的解決に向け、連携する方針で一致した。環太平洋連携協定(TPP)の参加国として、自由貿易の流れを止めないよう双方の国内手続きを進めることも確認した。

ベトナムが来年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)の議長国となることを踏まえ、首相は成功に向け全面的協力を約束。ベトナム側から要請のある新造巡視船の供与の準備を進めると表明した。水上警備艇の提供決定も伝達した。《共同通信》



11月20日 その日のできごと(何の日)