平成10162日目

2016/11/03

この日のできごと(何の日)

【岸田文雄外相】スー・チー氏と会談

岸田文雄外相は3日、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相と東京都内のホテルで会談した。岸田氏は今年3月に発足したスー・チー氏が率いる国民民主連盟(NLD)による新政権を全面支援していく方針を伝達。両氏はミャンマー政府軍と少数民族武装勢力の和平推進に連携を図ることで一致した。

11月3日のできごと(何の日)
https://www.mofa.go.jp/

岸田氏は会談で「ミャンマーは民主化、基本的人権、法の支配という価値を共有する大切なパートナーだ。官民挙げて支援していく」と強調。スー・チー氏が最重視する少数民族との和平実現について「平和と安定に向けた努力を歓迎する」と述べ、少数民族地域の避難民に新造旅客船1隻を供与する意向を伝えた。スー・チー氏は「友人としてさまざまなことに共に取り組みたい」と述べ、日本の支援に謝意を示した。

岸田氏はミャンマーがあらゆる核実験の禁止を目指す包括的核実験禁止条約(CTBT)を批准したことを歓迎。中国が人工島の軍事拠点化を強行する南シナ問題や核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への対応でも連携を呼びかけた。スー・チー氏は「平和的な解決を望んでいる」と応じた。《産経新聞》

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【J1】名古屋、初のJ2降格

明治安田生命J1リーグは3日、今季最終戦となる第2ステージ第17節の9試合が行われ、名古屋のクラブ初となるJ2降格が決まった。名古屋は1992年のJリーグ発足時(リーグ戦は93年開始)から加盟したいわゆる「オリジナル10」のひとつ。初優勝に沸いた2010年から6年での降格決定で、これにより“オリ10″で降格経験がないのは鹿島と横浜の2チームだけとなった。

すでに自力残留のない名古屋がJ1へ残るには最低でも引き分けてあとは他カードの結果しだいという厳しい状況だったが、福岡とともにすでにJ2降格が決まっている湘南を相手に前半6分、山田にミドルシュートを決められ先制されると、同37分にも高山に合わされ失点。後半からハ・デソンに代えて酒井を投入して3バックに変更し打開を図った名古屋は後半5分、シモビッチがPKを決めて1点差に迫ったが、同15分には元日本代表DF田中マルクス闘莉王(35)が高い位置でボールを奪われた山田に2点目を決められて1―3で敗れ、3戦勝ちなしの2連敗で今季終了となった。

名古屋は今季から、OBで元日本代表FWの小倉隆史氏(43)がGM兼任監督へ就任。だが、第1ステージで14位に低迷すると、第2ステージも浮上の糸口をつかめず、18試合連続勝ちなしとなった8月23日に小倉氏が事実上の解任となる休養に追い込まれた。ボスコ・ジェロブスキー氏(54)がコーチから後任監督に就任すると同時に、昨季限りで退団していた闘莉王が電撃復帰。母国ブラジルに戻っていた闘莉王は身重の新婚妻を置いて8月26日に日本へ戻ると、いきなり先発での復帰となった9月10日の新潟戦(デンカS)でチームを5月4日の横浜戦(豊田ス)以来19試合ぶりの勝利に導くなど奮闘したが、最大目標を手にすることはできなかった。《スポニチ》

【世耕弘成ロシア経済協力相】ロシア閣僚と会談

世耕ロシア経済協力相は3日、訪問先のモスクワでロシアの閣僚らと相次ぎ会談し、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉に向けた技術協力や、ロシア南西部で日本主導のモデル都市開発を進めることを決めた。12月のプーチン大統領の訪日までに、経済面の協力を深めることでも合意した。

世耕氏とウリュカエフ経済発展相は同日、日露双方の企業を交えた作業部会を開き、経済協力を進めることなどを取り決めた文書に署名した。日本政府は5月に「8項目の経済協力プラン」を提唱しており、この項目に沿って約30の事業を選定する。《読売新聞》

【天皇皇后両陛下】三笠宮崇仁親王殿下に最後の別れ

10月27日に100歳で亡くなった三笠宮さまの本葬に当たる「斂葬の儀」が4日午前10時から、東京都文京区大塚の豊島岡墓地で営まれる。天皇、皇后両陛下は、慣例で通夜や葬儀に参列しないため、3日午後に港区元赤坂の赤坂御用地にある三笠宮邸を弔問し、最後の別れをされた。

10月28日から宮邸で受け付けていた一般向けの弔問記帳は3日夕方に終了し、7575人が訪れた。

三笠宮さまのひつぎを乗せた車は4日午前9時、宮邸を出発。皇居を半周するように、三宅坂から桜田門、祝田橋、皇居正面、一ツ橋を通り首都高速を利用する経路で約11キロを走行し、同9時35分に墓地に到着する。《共同通信》

【中国】新型ロケット「長征5号」打ち上げ

中国国営中央テレビによると、中国は3日夜、新世代の運搬ロケット「長征5号」を海南省(海南島)の海南文昌衛星発射センターから打ち上げた。初の打ち上げ実験で、6月に打ち上げに成功した「長征7号」とともに、今後の宇宙開発の主力を担うロケットとなる。

習近平指導部は2030年までに米国、ロシアと並ぶ「宇宙強国」入りを目指し、宇宙開発を自らのスローガンである「中国の夢」の一部に挙げている。今回の打ち上げにも、国威発揚を一層図る狙いがある。

中国メディアによると、長征5号は全長約57メートル、重量約800トン。《共同通信》

【米大統領選】オバマ氏激戦州でクリントン氏を全力支援

オバマ米大統領は3日、南部フロリダ州で開かれた大統領選の民主党候補クリントン氏の集会で演説、「彼女なら米国を前進させる」と支持を訴えた。8日の投票日が迫る中、オバマ氏は激戦州で遊説に奔走。政権の実績継承を掲げる“後継者”クリントン氏の支援に全力を挙げている。

白いシャツを腕まくりして登壇したオバマ氏は、「大統領、最高司令官として不適格」と共和党候補トランプ氏を批判。「国民の声になると言うが、労働者に敬意を払わず、女性を見下す人物だ」と強調した。《共同通信》



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