平成10131日目

2016/10/03

この日のできごと(何の日)

【東京工業大・大隅良典栄誉教授】ノーベル医学生理学賞受賞決定

スウェーデンのカロリンスカ医科大は3日、今年のノーベル医学生理学賞を、東京工業大の大隅良典栄誉教授(71)に贈ると発表した。授賞理由は「オートファジー(自食作用)の仕組みの発見」。細胞が自分自身の一部を分解し、栄養源としてリサイクルしたり、新陳代謝したりする仕組みを明らかにした。様々な生物に共通する根源的な生命現象の謎を解いた。《朝日新聞》

安倍晋三首相は3日夜、ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった大隅良典・東京工業大栄誉教授に公邸から電話し「先生の研究の成果は、がんやパーキンソン病などの難病で苦しむ方々に光を与えた。日本人として本当に誇りに思います」と祝福した。大隅氏は「ありがとうございます」と応じた。

首相は「チャレンジする姿勢が受賞につながったと思う。後に続く若手研究者の大きな励みになる」と賛辞を贈った。これに先立つ与党議員との会合でも「(日本人のノーベル賞受賞は)3年連続で、大変素晴らしい」と喜んだ。《共同通信》

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【プロ野球・西武】新監督に辻発彦氏

プロ野球西武は3日、球団OBで中日の作戦兼守備コーチの辻発彦氏(57)が新監督に就任すると正式に発表した。背番号「85」で2年契約。古巣のユニホームに21年ぶりに袖を通すことが決まった辻新監督は、埼玉県所沢市内で記者会見し、「ユニホームを着てグラウンドに出るからには、勝負師として優勝目指して精いっぱい頑張ろうという気持ち」と抱負を述べた。

辻氏は、佐賀東高から日本通運を経て、1983年秋のドラフト2位で西武に入団。二塁手として8度のゴールデングラブ賞を獲得した堅実な守備と確実な打撃で、西武の黄金時代を支えた。現役引退後はヤクルト、横浜(現DeNA)、中日でコーチを歴任。2006年のワールド・ベースボール・クラシックでは日本代表のコーチも務めた。《朝日新聞》

【安倍昭恵首相夫人】福島で稲刈り

安倍昭恵首相夫人は3日、福島市で酒米の稲刈りに参加した。東京・銀座のビル屋上で養蜂を行うNPO法人が主催した東日本大震災復興プロジェクトの一環。収穫した酒米は、安倍晋三首相の地元・山口県の酒蔵で日本酒を造る。「精一杯」と名付け来年春に3千本を銀座などで販売する。

今年5月、地元住民らと田植えをした昭恵夫人は「お酒を買ってもらい、復興につながれば」とあいさつ。鎌を手に次々と稲を刈り取り、束にして干した。稲刈り後には、東京電力福島第1原発事故による風評被害の払拭に向けて発信を続ける考えも示した。

稲刈りには福島市の小林香市長も参加した。《共同通信》

【民進党・野田佳彦幹事長】野党共闘「週内に結論」

民進党の野田佳彦幹事長は3日の記者会見で、11日告示の衆院東京10区、福岡6区のダブル補欠選挙で競合する共産党との候補者調整について、今週中に結論を出す意向を示した。「与野党がシンプルに戦う構図に持っていくことが大事だ。今週中に結論を出すよう努力したい」と述べた。

過去の衆院補選に触れて「限られた地域で投票率が高くならない傾向の中で、局地的に組織力を展開する選挙だ。旧民主党のころから厳しい戦績だった」と説明し、野党共闘の実現が望ましいとの考えを示した。《共同通信》

【菅義偉官房長官】衆院解散「首相がタイミング考慮」

菅義偉官房長官は3日の記者会見で、来年1月の衆院解散の可能性に触れた自民党の下村博文幹事長代行の発言に関し「安倍晋三首相自身が一番タイミングのいい時を考える。それ以上でも以下でもない」と述べた。同時に「解散は首相の専権事項だ」と指摘した。

民進党の野田佳彦幹事長は同日の会見で「この種のことを与党幹部は軽々に発言すべきではない。もう少し、たしなみがあるべきなのではないか」と批判した。

下村氏は2日の民放番組で、首相が来年1月の通常国会冒頭で解散する可能性があるとの見方を示していた。《共同通信》

【この日の安倍総理】

衆院予算委員会

安倍晋三首相は3日の衆院予算委員会で、昨年12月の慰安婦問題を巡る日韓合意に関し、首相による被害女性への「おわびの手紙」を求める声が韓国内にあることについて「われわれは毛頭考えていない」と述べ、手紙の発出を否定した。

韓国外務省報道官は9月29日、合意内容にない日本側の「追加措置」に期待を示している。

答弁で首相は「合意した内容を両国が誠実に実行していくことが求められている。(手紙は)内容の外だ」と説明。岸田文雄外相も「日韓外相による共同発表の内容に尽きる。追加の合意がなされているとは承知していない」と述べた。

民進党の小川淳也氏に対する答弁。《共同通信》



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