平成4265日目

2000/09/11

この日のできごと(何の日)

【東海豪雨】

東海地方は11日、台風14号と秋雨前線の影響で各地で猛烈な大雨となり、愛知、岐阜、三重3県を中心に大きな被害に見舞われた。愛知県東浦町では川の堤防が決壊、住民ら約30人が民家の屋根の上に避難。


https://www.cbr.mlit.go.jp/

県は陸上自衛隊に災害派遣を要請、守山駐屯地が救助に向かった。同県大府市や師勝町でも川のはんらんなどで住民が孤立している。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【トヨタ自動車】先進安全車を開発

トヨタ自動車は11日、自動的にブレーキがかかって障害物との衝突を避けたりできる先進安全自動車「トヨタASV−2」を開発した、と発表した。

運輸省が提唱しトヨタも参加している先進安全自動車(ASV)研究開発推進計画の成果だ。11月下旬に、国内外のメーカーがそろって実施するデモンストレーションで公開する。

ASV−2は事故を未然に防ぐ「予防安全」を主体に開発された。全部で9種類の安全支援システムを装備している。最大の特徴は電荷結合素子(CCD)カメラとレーダーを搭載し、障害物との距離や路面状態を検知できる点。

衝突の危険があれば音声などで警告した上で、ブレーキ操作の遅れを助ける機能を作動させる。ブレーキペダルを踏めない時には自動的にブレーキをかけてくれる。《共同通信》

【大相撲秋場所】9日目

大相撲秋場所9日目(11日・両国国技館)横綱武蔵丸が栃乃洋を辛くも上手投げで下し、ただ一人の全勝を守った。横綱曙は関脇武双山を寄り切り、2日目から8連勝で勝ち越した。大関復帰を目指す武双山は4敗目。大関陣は、魁皇が千代大海との大関対決をすくい投げで制し8勝目を挙げた。千代大海は3敗目。出島は追風海に寄り切られ2敗となった。かど番の雅山は闘牙を押し出して6勝3敗。全勝の武蔵丸に、1敗で曙と魁皇が続いている。十両は全勝をキープした琴光喜が首位。《共同通信》

【政界談話室】

○・・・保守党党首の扇千景建設相は11日、首相官邸で行われた政府与党連絡会議で、プーチン・ロシア大統領の公式訪日、国連ミレニアムサミット出席と立て続けに外交日程をこなした森喜朗首相を「国民に外交をアピールできた」と、“よいしょ”。もっとも扇氏が最大の成果と強調したのはニューヨークで8日夜(現地時間)に行った大リーグの試合の始球式で、「見事にストライクが取れたのは快挙だ」と絶賛した。結局、国民にアピールできたのは「外交」ではなく「快投」だった?《共同通信》

【政府、与党】臨時国会を21日召集へ

政府、与党は11日昼の連絡会議で、臨時国会を21日に召集、会期は12月1日までの72日間とする方針を決めた。与党はこれを受けて開会式と森喜朗首相の所信表明演説を21日に、衆参両院での代表質問を25日から3日間行う方向で野党側との調整に入り、民主党は代表質問日程を了承した。《共同通信》

【民主党】新執行部があいさつ回り

民主党の鳩山由紀夫代表、菅直人幹事長ら新執行部は11日、各党にあいさつ回りし、与党幹部に「大所高所からの議論をするつもりだ」(鳩山氏)と21日召集予定の臨時国会に向け「宣戦布告」した。

ただ自民党の野中広務幹事長との顔合わせで、菅氏が大勢の報道陣を見て「(自民と民主の)大連立ができたみたいだ」と冗談を飛ばすと、野中氏が鳩山氏に向かって、壁に掛かった鳩山一郎元首相の写真を指さし「あなたのおじいさんがそこにいる。詰めれば(由紀夫氏のスペースも)いくらでも空けられる」とジャブを繰り出す場面も。

菅氏は、共産党の不破哲三委員長、社民党の土井たか子党首に、参院比例代表選への非拘束名簿式の導入に反対する考えを強調した。《共同通信》

【日米両政府】安全保障協議委員会

日米両政府は11日午前(日本時間同日深夜)、外構、防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)をニューヨーク市内のホテルで開き、日本有事や周辺事態の際に自衛隊と米軍の共同作戦行動や対米支援を迅速、円滑に実施するための枠組みである「日米調整メカニズム」の内容を決定した。

自衛隊と米軍の事実上の統合司令部となる「共同調整所」を防衛庁に設置するのが特徴。これにより、日米防衛協力のための新指針(ガイドライン)に盛り込まれた防衛協力の運用体制はほぼ整うことになる。

11日午前(日本時間12日未明)にニューヨークで開かれた日米安全保障協議委員会(2プラス2)で日米両国は、米軍普天間飛行場の代替施設の実施計画を策定する「普天間実施委員会」(FIG)を早期に再開することで合意した。日本政府は、沖縄県との協議組織を8月に発足させており、主要国首脳会議(沖縄サミット)で中断されていた名護市沖への移設の動きが加速されそうだ。

普天間実施委員会は、米軍の部隊運用を踏まえて工法や施設の在り方を日米政府の審議官級で協議するもので、平成9年10月から凍結されていた。

だが、沖縄県など地元が強く求めている代替施設の使用期限15年問題では、河野洋平外相が「国際情勢の変化に対応して沖縄米軍の兵力構成などを米政府と協議していきたい」と述べ、コーエン米国防長官も緊密な協議を再確認しただけ。同問題を先送りする双方の姿勢があらためて鮮明になった。《共同通信》



9月11日 その日のできごと(何の日)