平成2916日目

1997/01/01

この日のできごと(何の日)

【在ペルー日本大使公邸占拠事件】7人解放

こう着状態のまま越年したペルーの日本大使公邸人質事件は、極左ゲリラ、トゥパク・アマル(MRTA)の武装グループが1日夕、日本人4人を含む人質7人を新たに解放、12月31日の2人と合わせて2日間で計9人を解放した。これにより邸内に残された人質は74人となった。《共同通信》

「トゥパク・アマル革命運動」の武装グループは1日午後5時20分(日本時間午前7時20分ごろ)、日本人4人を含む人質7人を開放した。ゲリラ側は31日、公邸内での一部報道陣との会見で、「現状では早期解決はない」との見通しを述べたが、2日続けての人質解放は、ゲリラ側の対話継続の意思を改めて示したものとみられる。

同日午前、カトリック教会のシプリアニ司教が新年ミサのため公邸内に入り、6時間以上にわたって邸内にとどまった。7人の解放はその後に実現した。《読売新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【新年祝賀の儀】

年頭に当たり天皇、皇后両陛下が、皇太子ご夫妻はじめ皇族方や首相らから祝賀を受ける「新年祝賀の儀」が1日、皇居・宮殿で行われた。

陛下と男性皇族はえんび服に勲章、皇后さまら女性皇族はローブデコルテ姿。午前10時、華やかな雰囲気の中、皇太子ご夫妻をはじめ皇族方15人が、宮殿・松の間で両陛下に祝賀を述べられた。続いて、橋本龍太郎首相や衆参両院議長、最高裁長官、閣僚、都道府県知事ら計499人が松、竹、梅の各間に分かれ、それぞれ代表が両陛下ら皇族方にあいさつ。陛下は「国の発展と国民の幸せを祈り、あわせて世界の平和を念願いたします」と述べられた。《共同通信》

【第41回全日本実業団対抗駅伝】

第41回全日本実業団対抗駅伝は1日、前橋市の群馬県庁前を発着点とする7区間、86.3キロのコースに37チームが参加して行われ、旭化成が4時間7分54秒で2年ぶり19度目の優勝を果たした。

好天に恵まれたレースは、4区終盤から旭化成とエスビー食品の一騎打ちとなり、旭化成はアンカーの佐藤信之がゴール手前80メートルでエスビー食品の櫛部静二を振り切った。2位のエスビー食品はトップと3秒差だった。

連覇を狙った鐘紡は1区から大きく出遅れ、一度も首位争いに加われず10位に終わった。ダイエーが3位に躍進し、4位にヤクルト、5位に中国電力が入った。《共同通信》

【サッカー第76回天皇杯】

サッカーの日本一を決める天皇杯全日本選手権は1日、東京・国立競技場でサンフレッチェ広島−ヴェルディ川崎のJリーグ同士の決勝が行われ、川崎が3−0で勝って頂点に立った。川崎は読売クラブ時代の1987年度大会以来4度目の制覇。

天皇杯はJリーグ全チームや大学リーグ戦上位校のほか、47都道府県の代表など計80チームのトーナーメントで争われ、今回から高校生にも門戸が開放されていた。

前半11分までに2得点を奪った川崎のペースで進んだ。3分に栗原、三浦知との連係から北沢が先制。11分には三浦知の後方へのパスに左から中村が切れ込み、最後は三浦泰が追加した。

これで川崎は楽になった。あとは守備に重点を置き、広島のポスト役の高木やキーマンのサントスへのマークに集中。サイド攻撃で突破口を開こうとする広島のこぼれ球をことごとく拾った。後半14分にはカウンターから栗原がダメを押した。 広島は川崎FW陣を自由にしすぎた。球際の粘り強さにも欠けて、思うような攻めができなかった。《共同通信》



1月1日 その日のできごと(何の日)